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Channel: 実釣派!極楽タナゴ生活。
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またもやご近所でバラタナゴ釣り

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 週末になったが、天気があまりよくなく、朝釣りに出かける気にならなかった。しかし、朝も8時を過ぎると、雨も上がったので、ご近所に釣りに行くことにした。

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 俺が池に行ってみると、なんだか狭いところにみんなで肩を並べて釣りをしている。俺は遠くから眺めて、あそこでなんだかすごい大釣りをしているのではないかと急いで見に行ってしまった。しかし、みんなの釣果は俺のバラ色の想像を裏切るような貧果でしかなかった。俺はなぜみんなここでひしめき合っているのかと一人のおじちゃんに聞いてみた。

「きのう、ここで入れ食いだったんだ。」
そのおじちゃんはうれしそうに眼を細めて俺に言った。あれ?昨日って土砂降りじゃなかったっけ?
「そう、土砂降りの中、ここで50匹以上のタナゴを釣ったんだ・・・。」
また目を細めて少し微笑みながら話している。
なるほど、雨の中、タナゴ釣りをすれば、釣れるような気もする。たしかに俺もそういう美味しい経験をしたことはある。しかし、俺は近所の池で絶対にそこまでのことはしたくない。(←普通そうじゃない?)

 「釣りバカ」とか「釣りキチ」とかいう釣り人の呼び方がある。まあ、普通は自称することではなく、人から言われることだ。そして、これは釣り人にとっては称号でもある。しかし、本物の「バカ」や「○チ」は自分のそういうアブノーマルさを自覚していないもんだ。だからこそ「バカ」とか「キ○」なのだ。(三平三平くんは自分では「釣りキチ三平です。」とは言わないでしょ?:笑)この人たち、土砂降りの中でも肩を寄せ合い釣りしていたんだろうか。(笑)

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 俺はこの人たちとはちょっと違うところで釣りたくなったので(笑)、少し離れたところに座り、短い竿で釣り始めた。・・・釣れた!?・・・そして、また釣れた。10分に1匹。時速6匹か?この池にしてはなかなかのペースだ。昨日の土砂降りではないにしろ、今朝の雨のおかげで、雨が上がった後もタナゴの活性が高いのだろうか。

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 ちょっと大きなバラタナゴが釣れたり、この池にしてはなかなかの釣果があり、大満足であったので、11時には上がることにした。目を細めながら、少し笑顔で肩を寄せ合う仲良し釣り集団を尻目に、シモリを作りの続きで「たけ蔵」さんに向かうことにした俺であった。


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続々続々・カネヒラ祭り(色つき編)

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 台風が近づいていた。週末は天気があまり良くないようだ。「カネヒラ祭り」の〆は聖地・琵琶湖にするかと考えていたが、この状況での遠出はさすがに俺でも考えてしまう。謎の覆面タナゴ野郎もんもんに相談してみると、近場でちょこっとカネヒラを狙ってみようということになり、ひさしぶりに近場に繰り出すことにした。

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 カネヒラを釣る時のエサは5月末~7月初までの稚魚には玉虫を中心に使う。そして、それ以降、色付きのアダルト・カネヒラを狙う時はミミズを中心に使うことにしている。俺の手塩にかけて育てているミミズたちの今年初の出番となった。俺はミミズファームの蓋を開け、そっと優しくミミズたちを取り出した。う~む香ばしい。(笑) このミミズたちは腐葉土と生ごみを元気に食べて、とてつもなくくさいミミズに成長していた。釣具屋さんで飼ってくる養殖ミミズとは一味(?)違う。違いが分かるカネヒラには絶大な効果を発揮してくれるはずだ。

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 約束の時間、朝5時半にもんもんの家に到着。もんもんは出てこない。10分経っても出てこないので、TELしてみた。普通っぽく取りつくろって出たが、明らかにTELで起きた様子だ。これほど見事な寝坊はここ十年くらいであったことがなかった。

 気を取り直し、もんもんの車で出発した俺たちは一時間経たずして、釣り場に立っていた。そこは俺が二十年くらい前によく通っていた釣り場だった。
「今はここがリバイバルで暑いんですよ。」
俺はここがそれほど熱いとは思えなかったが、とりあえずは六尺の竿に脈釣りで探ってみることにした。答えはすぐに出た。モロコの入れ食いだ。うまそうに丸々太ったモロコの入れ食いだった。まあこれは予想通りだった。(笑)

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 次に行ったホソはよさげな雰囲気だった。モロコの入れ食いは同じだったが、ようやくカネヒラ♀が釣れた。しかし、後が続かなかった。俺たちはさらに釣り場を探し移動した。

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 次にはメジャーどころに行ってみた。魚が泳いでいるのが見える。俺は浮子釣りの仕掛けを十尺の竿に結び、トンネルの中を流すことにした。何回かながした時、トンネルの奥で浮子が沈んだ。

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 合わせを入れると、手に魚の感触が伝わった。と同時に暗いトンネルの水面下で魚体が翻るのが見えた。手元に寄せてくるとピンクのヒレが見えた。♂だ。う~む、これこそカネヒラ釣りの醍醐味!

 やはり、このトンネルの中にカネヒラたちは潜んでいるようだ。同じように仕掛けを流すと今度は♀だ。俺の育てたミミズたちもいい働きを始めた。

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 さらにもう一匹♀を追加した後、気まぐれにトンネルではなく、対岸の護岸スレスレに仕掛けを流してみた。護岸の上にピンクのヒレが見えたと同時に浮子が沈んだ。合わせを入れるとごく短いやりとりの後にヒレピンのカネヒラ♂が俺の手元に吸い寄せられてきた。

 その後、アタリが遠のいたので、ミーティングがてら昼食を取り、リバイバルの釣り場を数か所周ってみた。俺が鉄板だと思っていた釣り場でそれまで寝坊のバチによりタナゴ坊主になっていたもんもんにもカネヒラが釣れた。釣れた瞬間に
「ブルーだ!」
と叫んだが、そんなことはもちろんなく、ただの♀だった。

 今回は納得の♂も二匹出たし、俺はそれほど釣る気が無くなっていたが、ここで♀をさらに何匹か追加し、全くやる気がなくなった。そして、最後に♂の出たポイントに戻ってみたが、全く魚影が見えず、ここでお開きとなった。

 この日前後に天気が荒れて、釣り場のコンディションがよくないところも多かったが、納得のカネヒラ♂が出て、満足な釣行となった。次あたりでカネヒラのお色気野郎たちをいっぱい釣りあげて、祭りを〆ることにしようかと思う。

 結局この日は天気がもち、もんもんと他の人も誘えばよかったと話していたが、帰る途中にはやっぱり土砂降りになってしまった。


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釣具屋さん巡り

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 俺はとんでもないうわさを聞き付けた。至宝の浮子「馬井助」がたくさん置いてある店がある。この話を聞きいてから、俺の頭の中に「馬井助、馬井助、馬井助」直接話しかける声が聞こえだし、俺はその空耳の原因を解明するために馬井助がたくさんあると言われる秘密のお店に着の身着のままに漁サンを突っかけ、向かうことにした。そして、三時間後、俺は橋の袂に小さな釣具屋さんを発見した。

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「たのもう!」(←笑)
中から小さな上品なおばあちゃんが出てらっしゃった。
この店の女将さんだった。
「馬井助の浮子を見に来ました。」
「はいはい、これですね。種類はもうあんまりなくなっちゃったけど、見て下さい。」

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 俺はこんなにたくさんの馬井助浮子を見るのは博物館以外では初めてだった。しかも博物館の馬井助浮子たちは生気がまるで抜けてしまっていて、燃料切れの鉄腕アトムのようにどこか哀れに見えた。しかし、ここの馬井助浮子は新品であるからか、なんだか前に進む生気のようなものを醸し出している。

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 俺はお財布から電車賃以外のお金をすべて取り出し、買えるだけの馬井助浮子を買った。(←三本だけです:笑)そして、女将さんに今まで思ってきた疑問をぶつけてみた。
「この馬井助浮子は普通、実際には使わないものだと聞いたことがありますが、本当に誰も使うことはなかったんですか?」
「いえ、そんなことないですよ。すぐそこの川で昔は毎日のようにその浮子で釣りをしている人がいました。」
「えっ!?」
「初代馬井助さんです。」

 このお店の女将は鮎の話をずいぶん聞かせてくれた。今も川に立つのだという現役の釣り師だ。そして、女釣り師の心意気、自分の店に足を運んでくれたお客さんのみに馬井助浮子を売っているのだという。

 俺は着の身着のまま漁サンで家を飛び出したため、おばあちゃんのお店までの往復電車賃と馬井助浮子のお代を差し引くと、ほとんどお金が残ってなかった。帰りの電車は飲まず食わずになってしまったが、素晴らしいお店で、素晴らしい女将さんと話せたことと、馬井助浮子を手に入れて、帰りの電車の中、この上ない満足感を噛みしめながら、家へと向かったのであった。


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『春鮒日記』

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 釣り人は時に漁師に憧れたりする。たしかに両者とも魚を獲るという点については同じだが、それは似て非なるものである。趣味である「釣り」と「漁」の違いは”経費と成果”にある。漁師は「最小の経費と時間で最大の成果を求める」プロであり、釣り人はどんなに魚を釣るのがうまかろうが、経費を度外視したアマチュアでしかない。

 空襲で東京の家を失った女流詩人、英 美子(はなぶさよしこ 本名:中林美子)は一人息子 中林淳眞(なかばやしあつまさ)と茨城県牛久沼近くの村に居を移すこととなった。美しい自然の中で身を寄せながら、つつましく生きる親子であったが、茨城の田舎まで訪ねてくる編集者もなく、生活はじわじわと困窮してゆく。

 淳眞は趣味である鮒釣りをして毎日を過ごしていたが、釣った鮒を米やそのほか食料に交換してもらえることになり、親子の生活の糧にするために鮒釣りにのめり込んでいく。さらには鮒のほかに川エビ、やまべ、雷魚、うなぎまで獲るようになった。

 美子はこのままでは淳眞が鮒を釣ることで一生を終えてしまうことを危惧し、二人で東京に帰ることを主張した。しかし、ここに残りたいと譲らない淳眞。美子は淳眞の愛竿「竿政」を淳眞の目の前でぽきりと真っ二つにへし折ってしまった。

 中林淳眞氏(89歳!?)は現在、世界的ギタリストである。

『春鮒日記』
著者/英 美子

1994年4月20日 第1版発行
発行所/株式会社 つり人社

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タナゴ釣り教室

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 今年もアラーキーさん(写真家ではなく釣友ね。)から「小学生の釣り教室やるよ。」とお誘いがあったので、お手伝いに行くことにした。

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 俺は自分のことをバカではないと思っている。(笑)俺は同じ失敗を繰り返すつもりはない。昨年は小学生たちが予想より多くの仕掛けを壊したために現場で仕掛けを作る羽目になった。老眼が進みつつある俺が小学生に急かされながら仕掛けを作ることはあまりの苦行であった。(笑)そこで、アラーキーさんと小学生たちとの待ち合わせ時間前に「たけ蔵」さんに寄り、場所を借りて、十個の仕掛けを作った。これだけ作れば、釣り場で老眼で目をしょぼしょぼとさせることもあるまい。

 待ち合わせの16時ちょっと前になったので、居眠りする店主を起こさぬようにそっと「たけ蔵」さんを出て、池に向かった。池には小学生たちが早くも集合していた。

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 小学生たちが整列した。そして、部長(?)っぽい子が俺たちに向かい、
「釣りの先生に礼!」
と号令を掛けた。そう、これも毎年のことだが、これはおふざけ釣り(?)ではなく、教育の一環なのだ。

 竿を渡された小学生たちは思い思いの場所に数人づつに分かれ、散っていった。俺は去年の経験を活かし、仕掛けを木に引っ掛けたり、根がかりしないような場所に子供たちを誘導した。(笑)そして、子供たちの鈎にエサをつけて周った。この日はエサに赤虫とミミズの用意があったが、実はエサをつけられる子はほとんどいないのだ。(笑)

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 はじめの30分はアタリもほとんどなかったので、さらにちょっと場所を移動してみた。すると、アタリが出始め、まずはテナガエビが釣れた。そして、クチボソ。子供たちは素直に喜んでくれる。そして、みんなにアタリが出だし、子供たちが盛り上がり始めた中、一人の子がタナゴを釣りあげた。

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 17時30分となり、納竿となった。終わってみれば、ボウズの子は一人もなく、釣り教室始まって以来の大漁となった。俺は一番小さな子(一年生?)に声掛けた。
「三匹も釣ってなぁ。すげぇぞ!」
「ちがうよ!五匹だよ!」
う~む、うれしそう。なんだかこっちまでうれしくなっちゃうんだよね。

 バケツに入った魚たちを仕分けする子供たち。小さな魚や喧嘩しそうな魚をちゃんと池に戻している。残りの魚は学校の水槽で飼育するそうだ。小学生たちは釣った魚を袋に詰め、大切そうに抱えて帰っていった。

 俺はこの池で子供の頃から釣りをしている。その当時、日曜日ともなれば、池の周りの釣り人に交じって、たくさんの子供たちも釣りをしていたもんだ。ところが、今は釣りをしているのは大人だけ、しかも老人の方が多くなってしまった。

 文化は次世代に継承していくものである。もちろん、「釣り」も次世代に残したいものだと思う。しかし、魚を釣る行為だけでは「文化」とは一般的に言われないであろう。「釣り」を子供や孫に伝えたいのならば、まずは自分たちの「釣り」を「文化」として社会に認めてもらわなければならない。特に「タナゴ釣り」はそのあり方を考えない限りは未来がないと思える。社会的に「釣り」が「文化」となり、そして、いつか再びこの池が子供たちでいっぱいになることを切に願っている。


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東京ハゼ釣り(自由形)

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 朝起きた。6時半だった。今日は三連休の始まりの日だが、台風が来ているし、金曜日まで仕事が立て込み、ちょっと釣りに行けるか分からなかったので、いつもなら声を掛ける釣り友達にも声を掛けないでいた。ところが、朝は適当な時間に起きれたし、しかも太陽まで出ている。俺は即座に一人釣りに出ることに決めた。

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バスじゃありません。モノレールです。

 かと言って、天気が悪化するかも知れないし、それほどハードな釣りもしたくなかったので、電車で出かけることにした。これならなんとなくゆるい感じでいい。いつも通勤の時は最寄り駅まで徒歩10分だが、15分かけて歩いた。う~む、今日は景色が違う。そして、池袋から山の手線に乗り、浜松町から羽田空港行きの東京モノレールに乗った。

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 そして、羽田空港手前の天空橋駅で下車、この駅は俺がハゼ釣りをする海老取川の最寄り駅なのだ。9時近くに天空橋駅を降りた。しかも天気も持ちそうだ。

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 天空橋、天空橋というが、本当に天空橋を渡ったのは初めてだった。天空橋が掛かる海老取川にはすでにハゼ釣りの人がたくさんいた。

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  今日は大潮だ。俺は以前より大潮の時にあまりいい思いをしたことがない。そして、俺の心配通り、釣り場に入り、挨拶を交わした人たちは
「あまり釣れていない。」
と口を揃えている。しかし、それでも俺はポツポツとはハゼを釣った。アマーノ氏直伝の秘密のエサの威力はハンパじゃないのだ。

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 11時半を過ぎると干潮になり、川がすっかり浅くなってしまった。俺はのべ竿の釣りなので、釣る場所がかなり限られてしまう。まだ天気も持ちそうだし、ゆっくりお昼を食べて、潮が満ち始めてからまた釣ることにした。一度、竿は仕舞い、ぷらぷらと穴守稲荷方面に歩いてみることにした。

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 海老取川沿いの遊歩道には魚のプレートが埋め込まれていた。マハゼ、ボラ、ヘラブナ、コイまでは分かったが、アヒルのプレートって一体?

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 穴守稲荷駅近くで評判の「中華そば さとう」さんでお昼にすることにした。

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 中華そば中盛りと半カレーライスを注文。「さとう」さんのラーメンはすっきり醤油味の昔懐かしい「東京ラーメン」だった。

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 「中華そば さとう」さんからは穴守稲荷も近いので、お参りすることにした。俺はあまり信心深い方ではないが、神社にはちゃんとお参りする。手水舎でお清めをした後、「二拝二拍手一拝」できちんと拝礼した。俺の後ろで外国人が四、五人で見ていたので、ちゃんとお手本になれたと思う。

 そんなこんなでお茶が飲みたくなり、コーヒーショップを探したが、なかなか見つからない。しかし、ぷらぷらしているうちに、そうだ、俺はハゼ釣りに来ているんだと自分の本分をやった思い出し(笑)、川に戻ることにした。

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 川に戻ると潮が満ち始めていた。すぐに釣りを始めたが、やはり午前中よりアタリが出る。またもや自分なりに楽しむペースでハゼを釣り始めた。
「釣れますか?」
とおじいちゃんに声を掛けられた。
「そんなに良くないですよ。まあポツポツです。」
と答えると、
「俺はあちらで20匹以上釣ったよ。」
と言い出した。俺も大人げないので(笑)、
「ああ、二十くらいならここでも釣れますよ。」
と返事した。するとジジイは
「でも、俺は30分で20匹釣ったんだよ。」
でた、でた、いるんだよ。こういうジジイ。(笑)1分半で1匹釣るのって相当難しい。ましてやジジイはリール竿を担いでいる。リールを使っての1分半に一匹は物理的に無理だ。

「それはすごいですね。」
と俺は答えたが、向こうでジジイが釣り始めると、すぐ横に入って、例の秘密のエサを使い、すぐに3匹のハゼを釣った。(←これはホント:笑)もちろん、その間、ジジイは一匹も釣れなかった。俺はジジイどもの下らないホラと知ったかぶりが何より大嫌いなのだ。(笑)やっぱり俺もかなり大人げない。

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 俺はほら吹きジジイをやっつけた(?)と、いい気分になっていた。しかし、そんな俺の心の狭さを窘めるために穴守稲荷様は俺に天罰を下された。午後は和竿を仕舞い込み、小鮒丹十尺(振出し竿:宇日新)を使っていたが、鈎先の鋭さがなくなったので、鈎を交換しようと、小鮒丹をコンクリートの堤防に立てかけたその時だ。強い風がいきなり吹いてきて、竿が川に落ちそうになった。俺はなんとか竿を捕まえたが、なんと竿が折れてしまった。俺は天罰を下され、お年寄りには優しくしなければいけない、とちょっとだけ反省したのだった。


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雨の日のタナゴ釣り

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 三連休のはじまりはのんびりハゼ釣りをずいぶんと楽しんだ俺はまた翌日も釣りに行きたくなった。そこでアマーノ氏に夕方メールを入れてみた。
「明日、タナゴ釣りに行きませんか?お昼は例のお店で蛤そばを食べましょう。」
すぐに返信が来た。
「賛成!」
アマーノ氏はタナゴ釣りに釣られたのか、蛤そばに釣られたのかは分からないがかなり乗る気のようだ。(笑)

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 俺とアマーノ氏は翌朝、釣り場に向かい車を走らせた。台風が近づきつつあり、雨が降っている。俺は雨が降ることは当然分かっていた。そこで今日は雨天タナゴ釣り場に行くことにしているのだ。ポイントは橋の下だ。(笑)

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 雨天タナゴ釣り場は雨のおかげでちょうどいい濁りが入り、いきなりの入れ食いが始まった。俺は雨の日の釣りは嫌いではない。やっぱり土砂降りで増水しない限りは雨の日は釣れるのだ。今日ぐらいの雨なら雨天釣り場が無くとも逆に喜んで釣りに出るくらいだ。

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 思い思いのペースで釣り続けるアマーノ氏と俺。バラタナゴはたくさんいるようで、ずっと釣れ続いた。上で釣れば2センチちょいの小さめのバラタナゴ、少し下の方を釣れば、3~5センチくらいのバラタナゴとサイズの違いも楽しめる。

 バラタナゴ釣りを満喫していると、底の方に白い小さな魚が泳いでいるのが見えた。水に濁りが入っているので、タナゴたちの姿はよく見えないが、白い小さな魚はよく見える。しかもしばらく見ていると、全部で4匹集合した。金魚か?はたまたイエローカネヒラか?(←笑)

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 俺は白いヤーツを狙い始めた。俺は狙った獲物は逃がさない。そして、やっぱり俺はこいつを釣り上げた。なんだろ?白い鯉の幼魚か?とりあえずは狙った獲物を釣りあげたことに満足した俺はアマーノ氏に言った。
「そろそろ、ラーメン屋さんに行きますか?」
「賛成!」
うむ、どうやら、アマーノ氏は今日のメインはタナゴ釣りではなく、ラーメンだったようだ。(俺も?)

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 俺たちはラーメンの名店に開店30分前に駆け付けた。この日は雨だというのにすでに10人前後の人が並んでいた。さすが超有名店だ。このお店はお客さんが待っていると、開店時間前でもお店を開けてくれる。ほんの15分で俺たちはラーメンにありついた。今回は「蛤そば」を食べた。ここのラーメンは他のラーメン屋さんとは一線を画する美味しさがある。(←ラーブロではないのでこの辺にしておきます。:笑)

 ラーメンに満足した俺たちは次に産直の店に向かい、それぞれ新鮮野菜や果物を買った。そして、お茶を飲もうとコーヒーショップを探し始めたが、なかなか見つからない。しかし、ぷらぷらしているうちに、そうだ、俺たちはタナゴ釣りに来ているんだと、ハッと我に返り、タナゴ釣りに戻ることにした。(笑)

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 午後はもう少し大きなバラタナゴを釣ろうということになり、釣り場を変えることにした。午後の釣り場についても雨は降ったり止んだりしていた。バラタナゴ釣れ出したので、俺はレインウエアを出すのが面倒でそのまま濡れたいた。
「いがちゃん、これ使いなよ。」
なんとアマーノ氏がパラソルを貸してくれた。俺はパラソルを開き、その下でタナゴを釣り続けた。

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  雨天タナゴ釣り練習場ほどではないが、ここでもポツポツとバラタナゴが釣れ続いた。♀が多いが、先ほどよりも形はいい。ここでの釣りにも満足した俺たちは早上がりすることにした。

 帰りの車の中で次回の釣行について話し合う。
「あちら方面に美味しいラーメン屋さんがあるんですよ。」
最早、タナゴで釣り場を決めるのではなく、ラーメンで釣り場を決めるようになっている俺たちなのであった。

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雨の日のタナゴ釣り(その二)

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 俺はひょんなことから、フワフワタナゴさんという人とやり取りをするようになった。そして、フワフワタナゴさんと一緒に釣りに行こうということになった。フワフワタナゴさんが知っている釣り場に車で釣れて行ってくれるという。これほどの「ごっつぁんタナゴ釣り」はなかなかない。もちろん、俺は「つれて行って下さい。」とお答えし、当日の朝は家の近所の待ち合わせ場所でフワフワタナゴさんを待った。そう、しかも今日は送り迎え付きなのだ。

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 待ち合わせの時間、フワフワさんはすでに俺を待っていてくれた。文章でなんとなく人柄を想像していたが、普通の人だった。(良識あるって意味ね。⇐良識ない人けっこういるでしょ?⇐お前もな:笑)

 このところ、ずっと天気が悪い。この日もやっぱり天気は悪そうだった。フワフワさんの車に乗り込み、釣り場を目指したが、雨は降ったり、止んだりだった。釣り場に着き、釣り始めても状況は変わらない。しかも俺はレインウエアを持ってきていなかった。家に忘れたのではない。一か月前くらいに謎の覆面タナゴ野郎もんもんの車に忘れてきたからであった。(笑)

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 ポイントは良さげな小川だった。仕掛けを振り込むと、すぐに浮子をひったくるようなアタリが出た。合わせると強い引きだ。うちのミミズファーム出身のミミズはカネヒラではなく、ブラックバスを連れてきた。しかもその後はタモロコが入れ食いになるが、タナゴの姿は全く見えない。

 俺は車のそばにいるフワフワさんの方に戻ってみることにした。あれ?短パンに履き替えた?? さらに近づくと、それは短パンではなく、生黒パンツなのに気が付いた。フワフワさんはそういう趣味なのかと思ったが、なにやらウォータースライダーを敢行したようだった。俺の得意技を先に取られてしまった。(笑)

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 その後、俺はなんとかチビヤリタナゴを釣りあげ、タナゴ坊主のピンチは脱した。タナゴの居場所は分かったので、しばらくそこで釣ってみたが、俺の狙いのカネヒラは釣れなかった。結局、カネヒラはフワフワさんが♀を一匹釣っただけであった。

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 そこで場所を移動することになった。次の場所ではバラタナゴが入れ食いらしい。車で少し移動した水路はアナカリスが繁茂するいかにもな水路だった。

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 俺は仕掛けを藻穴に入れるなり、いきなり大きめのバラタナゴを釣り上げた。ここはいけそうな気がする。何匹かバラタナゴを釣り上げたその時だ。大粒の雨が降り出した。ううっ、これからという時に。フワフワさんが傘を貸してくれたが、やっぱり釣り辛い。竿にも良くないし、今日の釣りはこれであきらめることにした。

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 帰りの車の中でも話が盛り上がった。俺はタナゴ釣りは好きだが、ヤマメ釣りも好きだ。どうやらフワフワさんとはこの辺の趣味も合うようだった。さらに驚いたことに俺とフワフワさんは誕生日まで一緒だった。この日に生まれたのは俺とフワフワさんだけではない。俺とよく一緒に釣りに行くイタリアン?アマーノ氏もだった。俺は急ぎ「TAG65」(ティーエージー・シックスファイブ:65歳ではない!)を結成することを二人に相談もなく、勝手に決めてしまったのだった。

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ちょいタナゴ釣り

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 日曜日は少しゆっくり寝ていようと思ったが、なんだか6時前には目が覚めた。あれ?外が明るい。ずっと天気が悪かったが、今日は晴れ間があるようだ。う~む、予定がない日に限って晴れ間がのぞくとは。(笑)

 この貴重な晴れ間をむざむざと無駄にはしたくはないので、ご近所に釣りに行くことにした。俺はご近所の池に行く時はほとんど釣る気がないので、10時過ぎの重役出勤を決めているのだが、実はなにやら、9時くらいまではけっこうタナゴが釣れるらしい。ごはんを食べたり、コーシーを飲んだりとゆったりと朝を過ごしてから、それでも7時半には家を出てみた。

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 池には8時前に着いた。やはり、この時間にすでに釣りをしている人たちがいた。老鉄人90号、ワタナベブラザーズ(ナベ&ヒデ)だった。めずらしく竿を持っている俺を見て(⇐笑!)老鉄人90号が一番いい釣り座を譲ってくれようといたが、それは丁重にお断りした。俺もさすがに90歳の老人を押しのけてまでタナゴを釣ろうとはこれっぽっちも思わない。

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 結果を見れば、9時前の池はやっぱり釣れた。しかし、その日、老鉄人90号やワタナベブラザーズはあまり釣れていなかった。ここのタナゴたちは常連にはしっかりエサだけをもらい、ごくたまに来る人にはちょっとサービスをしてくる、その辺にいるキャバ嬢のようなやつらなのだ。(笑)

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 池での釣り会(?)はいつも通り、11時半にお開きとなった。俺はラーメンを食べに行ってから、和竿教室「たけ蔵」さんに行った。そして、今度はシモリ作りの練習だ。(シモリ作り教室は終了となったようですが、シモリ作りキットはまだ売ってました。)さらにその後、作成中のタナゴ竿の工程(胴漆)も進めておいた。なんだかんだで結局はなかなかのタナゴ日和となった。

『たけ蔵』さんのブログ

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ヤリタナゴ釣り放題の一日

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 ここのところ雨続きだったが、週末は日が差しそうな天気予報だった。しばらく雨の中で釣りを続けたせいか、無性に太陽の下で釣りがしたくなった。(結局、晴れでも雨でも釣りには行くのだ。:笑)そこで何人かの釣り仲間を誘ってみたが、釣れないお返事。雨の中を連れまわされて、みんな嫌気がさしたようだ。しかし、一人だけ、乗る気な返事をくれた人がいた。フワフワさんだ。たった一人だけ俺に付き合ってくれるフワフワさんにいい思いをしてもらおうと、俺は「秋の極楽タナゴ釣りツアー」を企画した。

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 朝5時、フワフワさんはまたもや俺のことを家まで迎えに来てくれた。俺は釣りの企画をしただけで、この日のドライバーはフワフワさんだったのだ。(俺はツアーの添乗員ね。:笑)その代わり、俺はフワフワさんに極上のタナゴ釣りツアーを味合わせると釣りの神様、富岡八幡様に誓うのだった。

 そして、フワフワさんに車を運転してもらうこと二時間ちょい。俺のお得意の用水路ポイントにフワフワさんを案内した。

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 このポイントでタナゴが釣れなかったことは俺の経験上一度もない。俺は仕掛けをいつものようにそっと土管の入り口振り込んだ。すぐにアタリがあり、きれいなバラタナゴが釣れた。幸先いいスタートだ。早くも坊主は免れ、一気に気が楽になった。

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 フワフワさんもすぐにタナゴを釣った。まずはこれでよし。俺は少しづつ用水路を移動しながら、脈釣りで探っていった。なるほど、今年生まれたような小さなヤリタナゴがバンバン釣れてくる。やはり、ここはにらんだ通り、ヤリタナゴの楽園だった。

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 ここでは俺にもフワフワさんにも数は釣れた。そう、いつもなら、これだけでも満足できることなのだが、なにしろ釣れ過ぎだ。人間は元来貪欲なのだ。数に満足すれば、次はサイズを求める。そこで、フワフワカーに乗り、ちょい移動し、次のポイントに入った。ここでもヤリタナゴの入れ食いが始まった。そして、ここでは狙い通り、少し大きめのヤリタナゴも釣れてきた。

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 やはり一時間も釣れば、ここでも釣りに飽きてきた。そこで、気分転換に早めのランチをとることにした。今回は「秋の極楽タナゴツアー」なのだ。タナゴツアコンの俺はフワフワさんを地元老舗の味噌ラーメン専門店にお連れした。フワフワさんにはタナゴ釣りに続き、味噌ラーメンにも満足していただけたようだ。

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 数、サイズに満足した俺たちは午後のツアーの主目的を「種」に絞ることにした。そこで、いつもなら、カネヒラ、アカヒレ、ヤリ、バラが釣れるマルチナ釣り場に向かった。マルチ釣り場は草がぼうぼうだった。これはしばらく誰も入っていないと思われる。釣果も期待できそうだ。

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 しかし、ここでも釣り続くのはやっぱりヤリタナゴなのであった。たまに釣れてくるヨッシーがうれしく感じてしまうくらいだ。(しかし、写真までは撮る気なし:笑)

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*ベストフィッシングHP→ http://www.best-f.jp/

 そこで、俺は「ベストフィッシング」に向かった。俺の「秋の極楽タナゴツアー」にはちゃんとショッピングタイムも含まれているのだ。俺は「爆釣液」といういかにも効きそうなエサの添加液を買いながら、店主のえいいち氏に釣れそうな情報を聞いてみた。

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 俺は釣り情報ポイントに行ってみた。フワフワさんがまだ竿を出さないうちに俺が試しで釣り糸を垂れてみた。すると、またもや一投目でタナゴが釣れた。一瞬、タビラかと思ったが、マタナゴ♀だった。フワフワさんもマタナゴが釣りたそうなので、ここで釣りを続けてみることにした。

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 今度はカネヒラ♀が釣れた。えいいち氏の釣り情報はやっぱり間違えてはいなかった。これはカネヒラ♂も出るんじゃないかと釣り続けたが、釣れるのはなぜかカネヒラ♀ばかりだったのだ。

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 「♂が釣りたい!」
フワフワさんも無言で頷いている。ここは♀ポイントなのかも知れないと思い始めた。ということはえいいち氏が言っていた第二ポイントこそが「♂ポイント」かも知れないということでそこに行ってみた。

 小川をのぞいてみると、護岸に沿って上の方には小さなタナゴ、川底の方には少し大きなタナゴがヒラを打っていた。試しに上の方の小さなタナゴを釣ってみると、バラの♂だった。やはりここは♂が集まる♂のポイントだ。(?)

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 この日、俺は正直もう小さなヤツや数は満足していたので、下の方に見えるでかいタナゴを狙うことにした。小川の中に木の杭が見える。そのそばを舐めるように何度も仕掛けを流した。やはり杭のそばでアタリが出た。合わせを入れると、川底に翻るタナゴが見えた。でかい!そして、俺の手元には大きなマタナゴ♂の飛んできた。

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 見事だ。色は出ていないが、見事なマタナゴ♂だ。俺はそれまで「ベストフィッシング」のえいいち氏に対して
「♀ポイント教えやがって!」
と完全に毒づきながら釣りをしていたが、このマタナゴを釣りあげ、彼の評価を「超ナイスなヤツ」と劇的に変えたのであった。(笑)

 17時の夕焼けチャイムを合図に帰途につくおやじ二人。フワフワさんから
「ずいぶん釣りましたね。」
とお褒めのお言葉を頂戴した。この言葉はタナゴツアコン冥利に尽きる。最近は釣り+ラーメンツアーが多くなってきた。これも悪くはないが、次は釣り+ラーメン+温泉+酒(順番を間違えるとダルダルツアーになる:笑)という超極楽ツアーを企画するつもり満々になってきたのだった。

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前回記事東京ハゼ平日削除
 コメントをくれた方々、大変申し訳ありません。
 こういうことが起こらぬよう、今後気を付けます。




























宇崎日新 小鮒丹十尺

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 この前の釣りの時に竿を折ってしまった。実はこの竿を折るのは何回目かでそのたびに折れた箇所を宇崎日新さんに注文して使い続けていた。

 今回も近くの釣具屋さんから宇崎日新さんに折れてしまった♯5を注文した。すると、次の日に釣具屋さんからケータイに連絡があった。
「小鮒丹十尺の♯5がもうないそうなんですよ。宇崎さんはすごく対応のメーカーさんなんですけどね。」
「それは仕方ないですね。もう二十年前の竿ですから。」
と俺は応えた。

 俺がタナゴの野釣りを始めた頃にまず入れたのが宇崎日新さんの「小鮒丹六尺」だった。「小鮒丹」の釣り味や25センチという小さな仕舞寸法が気に入った俺は六尺、八尺、三.五尺、十尺、六尺軟調と買い揃えた。それ以来の付き合いであった「小鮒丹十尺」が使えなくなることには大きな寂しさを感じる。

 しかしながら、仕舞寸法の短い十尺前後の竿は野のタナゴ釣りでは重宝する。俺は今、「小鮒丹」の後継モデルである宇崎日新さんの「精魂たなごころ十尺」か、はたまた新しい釣り味を求めDAIWAさんの「ひなた九尺」を買うか、考えている。


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東京ハゼ釣り(昼飲み編)

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 俺は6月5日生まれだ。普段の生活の中で自分と同じ誕生日の人に出会ったことはなかったが、タナゴ釣りの仲間の中に二人の同じ誕生日の人がいることに気が付いた。アマーノ氏とフワフワ氏だ。同じ誕生日の人が三人揃うこと自体が途方もない確率上のことと思うが、タナゴ釣り仲間に二人もいることは6月5日生まれの人はタナゴ釣りに何かの宿命(?:笑)を持っているのかも知れない。そこで俺たちはこの奇縁を大切にしようと「TAG65」(ティーエージーロクゴー・シックスティファイブでは決してないのだ。)を結成することにした。そして、第一回釣り会&ミーティングを企画した。ここで普通ならタナゴ釣りに仲良く行きそうなものだが、6月5日生まれの俺たちはそんな素直で分かりやすいことはしないのだ。TAG65第一回釣り会は「ハゼ釣り」となった。(笑)

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 釣り場は羽田の天空橋にした。ここなら電車で行けるので、釣りの後のミーティングも濃い議論ができる。(?)待ち合わせは京急天空橋駅。三人は集合時間の8時より10分以上前に集合した。ここにも6月5日生まれの性格が現れている。
「アマーノです。6月5日生まれです。」
「フワフワです。6月5日生まれです。」
初めて会ったアマーノ氏とフワフワ氏は6月5日生まれの仁義を交わした。

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 天空橋を三人でてくてく渡り、海老取川に着いた。釣り人はけっこういた。しかし、どの人に聞いても釣果が寒い。そもそもこの日は気温も寒いのだ。俺は短パンで来たことを少し後悔していた。

 三人で釣り始めたがまったくアタリがない。しばらく探りながら釣りをしていると、アマーノ氏がようやくハゼを一匹上げたのが見えた。ここでやれることは一つ、釣れている場所に割り込みだ。(笑) 俺とフワフワ氏は左右からきっちりとアマーノ氏をマークした。

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 きた!ひったくるようなアタリだ。でかい!竿が弧を描く。ちらりと見えた姿は尺上か!?釣り上げると、掛かりが悪かったのか、魚は俺の目の前でボトリと落ちた。どう見ても尺に近い!たしかに大物ではあったが、ここでたまに釣れてくるハヤだった。(笑)

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 その後、探りながら、三人でポツリポツリ釣り歩いていたが、これじゃツ抜けるのも大変なペースだった。さらに探り続けた俺はある船の横でハゼを一匹釣り上げた。リリースした後、さらに同じ場所に仕掛けを振り込むとすぐにアタリがあり、また一匹。リリースした後、またもや同じ場所に仕掛けを振り込むと、すぐにまたアタリがあり、またもや一匹追加。俺はハゼのハニースポットを発見した。

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 俺はしばらく一人で好調に釣っていたが、さすがに二人も6月5日生まれの男なのだ。めざとく俺の姿を見つけ、今度は俺が左右からがっちりマークされてしまった。(笑)

 そうこう楽しい釣りをしている間に時間はお昼近くになった。俺たちはそそくさと釣り道具を仕舞いこみ(⇐釣りはどうでもよかった?:笑)、駅に向かった。この後は蒲田でミーティングにすることにした。

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 さすがに蒲田。土地柄、真っ昼間でも飲み屋はいくらでも開いている。(笑)俺たちはとある串揚げ屋にしけ込んだ。ホッピーを飲みながら、二人は道具作りについて楽しそうに語り合っている。アマーノ氏が「細かく、ねちっこく、いやらしい」性格をしているのは以前から知っていたが、さすがに同じ誕生日、フワフワさんもどうやらこのクチらしい。(笑)俺も含め、三人の話はねちっこく、いつまでも続くのだった。


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大人の川遊び

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 何人かでちょっと遠出のタナゴ釣りに行こうと思っていたが、仲間の中に都合が悪くなった者がいて、出かけられなくなった。俺はその休みをどうしようかと思っていると、同行予定であった、淡水魚の師匠である「局長」(爆釣新撰組のブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/bakutyoushinsengumi)から
「ひさしぶりに大人の川遊びもいいですね。」
とお誘いがあった。今回は大人二人で川遊びに出かけることにした。

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 俺たちは心当たりの東京郊外の川に到着した。この日は釣りではないので、重役出勤だ。河原ではすでに数組の家族連れがBBQの準備をしていた。その中をウェーダーを履いた、いい歳のオヤジ二人がじゃぶじゃぶと川の中に入っていったのだった。

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 川の中を網でごぞごぞと魚獲りをはじめる俺たち。俺はいつもはちょっと大人ぶって、釣りなんかをしているが、こういう魚獲りも実は好きだ。ただし、童心に帰ってというわけではなく、魚獲りもマジでやる。川の中では楽しい会話や笑顔があるわけではなく、無心に網を振るう不気味なオヤジ二人なのであった。(笑)

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 今日のターゲットの一つであったキバチはけっこう簡単に採れた。今年生まれたベビーだ。

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 そして、「水のきれいさ」の生物指標とされているアカザも採れた。こいつがいるということは東京の川もなかなかきれいだと言える。

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 次は水辺の草の中をごそごそと網を振るってみた。この川は多くの魚がいるようで、小さな魚が右往左往しているのが良く見えた。

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 まずよく採れるのはシマドジョウだ。なにシマドジョウかは分からないが、とにかくよく網に入ってくる。一投(?)一匹に近い。

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 そして、ヨッシーの数も多い。こいつらもなにヨシノボリかは分からないが、(局長によると、カワヨシ?って感じらしい。)俺の足元を逃げ回っている姿がよく見える。

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  そして、ムギツク。俺の大好きな淡水魚だ。ここの川では移入種でいること自体があまり喜ばしいことではないが、それでもこの魚が採れるのはやっぱり素直にうれしい。

 そこそこ魚も採れたので、河原に上がり、局長と「あーでもねー、こーでもねー」と淡水魚談義をしたり、魚の写真を撮ったりしていると、なんだか俺の短パンのポケットが異様にあつくなってきた。原因はスマホだった。俺のスマホは防水なので安心しきっていたが、ウェーダーの中に少し入ってきた水で水没ししまったらしい。画面は点かず、なんだかすごく熱くなっている。大人の川遊びでスマホを水没させたのはこれで二回目になった。(笑)


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おかめ

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 現代のタナゴ釣りで『おかめ』と言えば、一番身近なタナゴであるタイリクバラタナゴを指す。この『おかめ』という呼び方をする人はどちらかというと、タナゴ釣りを長くやっている人に多い。それではなぜタイリクバラを『おかめ』と呼ぶようになったのかを推理していくと、実はタイリクバラタナゴは『おかめ』という愛称を他のタナゴから略奪(?:笑)したのではないのかという疑惑が浮上してくる。

 タイリクバラタナゴは記録によると昭和18年、利根川に放流したソウギョにまじって(中国から?)移入したと思われる。つまり、そもそもがタイリクバラタナゴを釣るタナゴ釣りは伝統ある江戸のタナゴ釣りとはちょっと異質のものだと言える。(関東地方にはバラタナゴ属自体が生息していない。)元来のタナゴ釣りとは江戸市中(東京)の運河などでヤリタナゴ、アカヒレタビラ、マタナゴを釣っていたものと思われる。

 江戸が東京になり、明治から大正になると、東京の都市化が進み、タナゴも減少しはじめ、市中での釣りが難しくなった。しかし、欲深いタナゴ釣師たちは汽車(電車じゃありません:笑)に乗り、タナゴ釣りの新天地を探すことになった。そこで行きついたのが関東の水郷、霞ヶ浦である。

 霞ヶ浦には東京近郊で釣れたヤリタナゴ、アカヒレタビラ、マタナゴの他に数多く生息しているタナゴがいた『ゼニタナゴ』である。

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楽天ストアさんから画像借りました

 霞ヶ浦でゼニタナゴを釣ったタナゴ釣師たちはゼニタナゴを『おかめ』と呼び始めた。理由は簡単である。その見た目だ。

 昔のタナゴ釣師たちは体高の低いヤリタナゴ、アカヒレタビラ、マタナゴの三種を総称して『タナゴ』(マタナゴ)と呼び、体高が高く、明らかに他の三種と見た目が違うゼニタナゴを『おかめ』と呼び、簡単な区別しかしていなかった。

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『おかめ』でしょ?

 さらに昭和三十年代に入ると、環境汚染の波は関東のタナゴ聖地、霞ヶ浦にまで押し寄せた。霞ヶ浦のゼニタナゴは環境汚染、移入種との生存競争、ブラックバスの食害によって、急激に数を減らすこととなった。そして、外来移入種であるタイリクバラタナゴはゼニタナゴとの生存競争を優位にすすめ、数を増やしていったと思われる。

 タナゴ釣師たちの呼称の体高の高いタナゴ=『おかめ』はいつの間にか、ゼニタナゴが減り、タイリクバラタナゴに置き換わっていったのだと推測できる。

 それにしてもゼニタナゴのもともとの呼び方である『おかめ』は昔のタナゴ釣師の遊び心や洒落心が想像でき、僕は好きなタナゴの愛称である。タナゴ釣りは江戸前の釣りであり、食べることを前提にしないゲームフィッシングである。タナゴ釣りを十分に楽しむにはこういう遊び心や洒落心は最も大切なものだと思われる。

 ここ十年で『マタナゴ』と『おかめ』という呼び方は廃れ、『在来』と『バラ』という呼び名を耳にするようになった。『在来』とは『外来種』に対しての『在来種』を指すと思われるが、本来はタナゴ以外にも使われる言葉だ。(例えば、鉄道では新幹線に対して、在来線とかね。)そんな呼び方をして珍重するほど、日本古来のタナゴが少なくなってしまったのかと残念に思うと同時に、『在来』という遊びや洒落とは程遠い言葉が『マタナゴ』といつの間にか同義語として使われることは『回転』と『寿司』が同義語になってしまう(笑)くらいの違和感を感じているのは俺だけなんだろうか。

参考文献 江戸の釣り 長辻象平 
     平凡社川魚図志  芦原修二 崙書房
     竿をかついで日本を歩く かくまつとむ 小学館
     週刊日本の天然記念物 動物編 ミヤコタナゴ 小学館

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TAG65 タナゴ釣りミーティング

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 6月5日生まれのタナゴ釣り仲間で結成された『TAG65』(ティーエージーロクゴー:笑)だが、ハゼ釣りしたり、酒をのんだりしてみたものの、肝心なタナゴ釣りはしたことがなかった。そこで今回はまあ真面目に(?)タナゴ釣りの企画した。アマーノ氏に車を出してもらった俺は途中でふわふわさんを拾い、最近、熱いとされているタナゴ釣り場に直行した。

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 入れ食いだ。たしかに入れ食いだ。小さなバラタナゴが次々に釣れてくる。ひさしぶりの釣りだったので、タナゴ釣りの感触を楽しむ。しかしながら、俺は小さなタナゴを釣りのはそんなに得意じゃないし、楽しくはない。そこで少し底の方を探ってみることにした。

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 きたきた!予想通りにマブナが釣れた。いつもならマブナに交じってでかいバラタナゴが釣れることが多いのだが、いくらマブナを釣ってもデカバラは現れない。ふわふわさんと
「鮒釣りしても楽しそうですね。」
と話す。確かに鮒竿に鮒用の仕掛け、鮒用の水箱で釣るのも楽しそうだ。でも、それはそうなのだが、やっぱり今日はタナゴを釣りに来ているのだ。俺はデカバラが釣れてこないので、すっかりタナゴ釣りに飽きてしまった。

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 俺たち『TAG65』は同じ誕生日の同じタナゴ釣り好きとしての集まりだが、三人ともラーメン好きなことが判明した。そこでタナゴに飽きれば、ラーメンを食べに行く。この日もこの近く(?)で有名なお店に行ってみた。予想に反し、それほどの行列はすんなりとお店に入れた。俺とアマーノ氏は限定のブラック、ふわふわさんはノーマルを食べた。俺はノーマルの方がよかったとちょっと後悔した。(笑)

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 実はそもそもがこのラーメンが食べたいがためにこの付近で『TAG65タナゴミーティング』を開催していると言っても過言ではないのだ。ラーメンにそこそこ満足した俺たちはもうほぼ欲望は満たされたので(笑)、午後はもとの場所に戻り、だらだらと小さなタナゴを釣り続けることにした。

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 元の釣り場に戻った俺たちは三人が思い思いの場所で思い思いのペースで釣ることにした。俺は散歩のペースで土手を歩きながら、小川に下りれそうな場所に下り、 ポツポツと拾い釣りをしながら下流に向かって歩いて行った。

 しばらくすると、大きな橋があり、その下にタナゴ釣りの人が数人集まっているのが見えた。いかにも冬のタナゴ釣りの風情が懐かしく、俺も端っこに入れてもらうことにした。小学生5年生(?)くらいの男の子の隣で釣り始めると、このぼくちん、タナゴ釣りがえらくうまいのだ。そこのいる大人たちよりよほど釣っている。話してみると、なんと一人でここに来てタナゴを釣っているようだ。

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 ぼくちんの隣で釣りをしている間に俺の下をオレンジ色の魚がフラフラしているのが見えた。俺はあいつを釣ると宣言して、見事に釣り上げ、ぼくちんに見せびらかせた。狙った獲物は必ず仕留める、俺の実力の一端をぼくちんに見せつけた。(笑)

 帰りの車の中、俺はアマーノ氏とふわふわさんにぼくちんの話をした。
「小学生の頃の自分を見てるようでした?」
とふわふわさんに聞かれた。そう、俺も小学生の頃からタナゴ釣りをしているのだ。しかし、俺は今日のぼくちんのように素直ないい子ちゃんではなかった。下手そうなじじいを見つけて、わざと隣でバンバン釣って煽ったり、逆にいい道具を持ってるおじさんを見つけると、小学生のいい子ちゃんを演じ切り、竿や仕掛けをもらったりしていた。そういうこと思い出してみると、なんだか今の俺もそんなに性格が変わっていないことに気が付いた。そして、もしかすると、この同じ誕生日の二人もこんなあざとい性格をしているのかと、二人にちょっとした警戒心を抱き始めたのだった。(笑)


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TAG 65 冬のヤリタナゴ釣り

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 先日のタナゴ釣りミーティングに気をよくした6月5日生まれのタナゴ釣り集団(?)『TAG65』の面々は前回より少し遠出をして、今回は『冬のタナゴ釣り』を堪能することを企画した。今回もふわふわさんに車を出してもらい、6時半に自宅を出発した。

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 今回のテーマは『冬のタナゴ釣り』だ。俺たちは冬のタナゴ釣り場に直行した。しかし、冬のタナゴ釣り場には釣り人の姿は全くなかった。おかしい。毎年、この時期になると、この釣り場ではけっこう、釣り人がいるもんだが・・・。見るからに不安顔になりつつも、それぞれに釣り座を構える三人なのであった。

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 テトラの間に仕掛けを振り込む。あら?すぐにアタリ。簡単にバラタナゴが釣れてきた。う~む、今日は幸先がいい。早々に坊主は逃れたので、心のゆとりが違う。心にゆとりができると不思議と魚が釣れるもんだ。俺は「釣ってやる!」という目をギラギラさせるほどの殺気が魚に伝わっていると、釣れないもんだと勝手に信じている。(笑)

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 二人も適当なペースでバラタナゴを釣り上げている。しかし、俺たちは悲しき6月5日生まれの男たちなのだ。俺は二人に向かって言った。
「飽きた!」
二人も頷いている。俺たちは根気がないという運命の星の下に生まれた三人なのだ。(笑)

 その後、毎年行くドックに顔を出してみたが、俺がタモロコを一匹釣っただけで、タナゴのアタリがないので、俺たちはいつも通り、ラーメン屋さんに向かうことにした。その道すがら、タナゴメシア(メシア降臨の巻⇒http://blogs.yahoo.co.jp/rqdcp858/16809787.html 参照)の家の前を通り掛かると、『営業中』ののぼりが掲げられている。本格的に『タナゴ新興宗教』を始めたのかと思い、俺たちはフラフラとメシアの家に入っていった。

 メシアが現れた。俺たちはまたありがたい言葉を頂けるものかと手を合わせ、メシアのお言葉を待った。
「いらっしゃいませ~!」
「・・・・・?」
タナゴメシアは『タナゴ新興宗教』ではなく、『Raguras』(http://raguras.ocnk.net/ HP ←今度、お店紹介のネタやります。)というタナゴ釣具屋さんをオープンし、釣具を買ってくれた人がお言葉を賜れるようなシステムに変更したようだった。もちろん、俺たちも少し買い物をして、メシアのタナゴ預言を聞いた。(笑)

 たしかに俺たちはタナゴ預言を聞いたが、やはりラーメンの誘惑には勝てず、ラーメン屋さんに行ってから、タナゴ約束の地に向かうことにした。(笑)

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 午後はタナゴ約束の地に行ってみることにした。そこは小川だった。俺は脈釣りの仕掛けを取り出し、流れの中を探ってみることにした。

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 ここにはタナゴを釣っている先客がいた。しかし、脈釣りは浮子釣りでは探れないところをねちねちと攻めることができる。俺は障害物にタイトに仕掛けを振り込んだ。そこでしばらくステイさせていると目印が横に動いた。竿をゆっくりと上げると、魚信が手に伝わった。釣れたのはヤリタナゴの♂だった。

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 ここはさすがに『約束の地』だった。ヤリタナゴやら、バラタナゴやらがいいペースで釣れてくる。座って釣るよりも、俺にはこういう釣りが性分に合うらしく、探ぐり釣りで歩き回って釣っていれば、弱点である『根気の無さ』が顔を出すこともない。

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 三人とも夢中になり、タナゴを釣っていると、日が傾きはじめ、辺りが夕方の風景となった。こんなに早く夕方になるとは、例年より温かくは感じても、やはり冬が来つつあるということなのだろう。

 俺たちは早めに撤収し、先ほど目をつけておいた産地直売所に車を付けた。タナゴ釣り、ラーメン、そして、今晩の酒の肴の調達。タナゴ釣り以外もきっちり楽しむ、一石三鳥の『TAG65 タナゴ釣行』(?)なのであった。

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タナゴ・切手コレクション

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切手 自然保護シリーズ『ミヤコタナゴ』 1976年8月26日 発売

 おばあちゃんが切手やコインを集めていた。そのおばあちゃんが魚に興味のあった俺のために『ミヤコタナゴ』の切手を買ってくれた。

 俺の子供の頃はまだ家庭用TVゲームなど普及しておらず、子供たちの遊びや趣味はいろいろとあった。俺が手を染めた遊びや趣味でも、釣りを筆頭にミニカー、スロットカー、ラジコン、ガンプラ、デコ自転車、鉄道模型、といろいろあったが、この『ミヤコタナゴ』の切手がきっかけとなり、切手収集という趣味ができた。その当時、「○○スタンプ」なんていう、おじいさんがやっている趣味の切手屋さんが町にはちらほらあったもんだ。

 切手収集はなかなかいい趣味だった。子供のお小遣いでも1枚なら買えるし、何人かで集まって、切手の交換会をするのも楽しかった。切手趣味は他の趣味と平行して、結構長く続いていた。しかし、そんな切手幸福時代もガンダムの来襲によって、終わりを告げたのだった。(釣りだけはずっとやってたよ。:笑)

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 『自然保護シリーズ』の切手は全20種あり、魚類は『ミヤコタナゴ』と『イトヨ』の2種がある。

 日本一休みの多い釣道具屋『関釣具店』(http://blogs.yahoo.co.jp/rqdcp858/17396047.html)さんではこの『ミヤコタナゴ』の切手を額装して、飾ってある。俺はそれを見て、子供の頃にこの切手を持っていたことを思い出した。しかし、実家でいくら探してみたところで、俺の切手コレクションは見つからなかった。

 先日、ある大きな百貨店をプラプラしていると、なんと小さな切手屋さんがあった。俺は懐かしさでしばらくウインドーの切手を眺めていたが、はっと思い出し、店主に尋ねてみた。
「あの~、自然保護シリーズのミヤコタナゴありますか?」
切手カタログを見た店主は
「あ~、ありますよ。バラでも、シートでもあります。」
「シートお願いします。」
小学生の俺は切手を一枚一枚買っていたが、大人になった俺はもちろん大人買いをしたのだった。

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そろそろ冬のタナゴ釣り

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 週末、アマーノ氏とタナゴ釣りに行くことになった。今回は二人だけなので、近場で軽めに行くことにした。まあ、軽めにということで朝も遅めに待ち合わせて、車で釣り場に向かった。

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 釣り場に着き、思い思いの場所で釣りをはじめた。俺はいつも通り、脈釣りの仕掛けを出し、流れがあるところを釣り始めた。アタリはある。しかし、釣れども、釣れどもクチボソばかりだ。しかし、やはり俺は6月5日生まれの男だった。クチボソの入れ食いに耐えられたのは15分程度だった。俺は流れの中にタナゴはいないと判断し、少し上流に向かって、歩いてみた。

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 上流に行くと、小さな堰があり、その上は止水になっている。アマーノ氏はそこでずっと釣っていたようだ。
「あれ?どこ行ってたの?ここ、結構釣れるよ。」
アマーノ氏は俺に黙って、バラタナゴの数釣りを楽しんでいたようだ。読んでくれればいいのに。俺はすぐに浮子釣りの仕掛けを出し、アマーノ氏の浮子の3cm右に自分の仕掛けを投入したのだった。(笑)

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 う~む、これもまた脈釣りと違ったタナゴ釣りの醍醐味。静かにシモっていく浮子が横に動いたり、下に引っ張られたり、はたまた止まったりと、タナゴのアタリが止まらない。腰を落ち着けて、のんびり静かにマイペースで、浮子の動きを見ながら、一匹一匹タナゴを釣っていく。

 東京周辺もようやく冬らしい風情になってきた。これからの時期、こういう冬のタナゴ釣りを楽しむのも悪くない。


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また冬のバラタナゴ釣り

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 近場でのタナゴ釣りにすっかり味を占めた俺とアマーノ氏はこの週末も連れだって、またもやバラタナゴ釣りに赴くことにした。朝7時に待ち合わせ、アマーノ氏の車で釣り場に向かった。
「アマーノさんはとんこつ好きでしたっけ?」
とか
「寒くなると、味噌が食べたくなりますね。」
などと車中では釣り場に着くまで、全くタナゴ釣りとは関係ない会話が延々と続いていた。(笑)

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 1時間ちょいで釣り場に着いた。あら?誰もいない。いつも数名はいる釣り人の姿がなく、ちょっと不安になったが、とりあえず釣り始めた。うむ、やはりアタリが遠い。釣り人がいない原因はやはりこれだった。

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 とはいえ、ポツリポツリとタナゴが釣れ始めた。俺は浮子釣りで1メートルくらいの深さいるタナゴの微妙なアタリを取るような釣りだ。俺はこういう釣りも好きだ。こういう釣りをするようになると、冬が来たことを実感する。

 ポツリポツリと釣れるタナゴをだらだらとラーメンの話をしながら釣っていると、釣り人が数人入ってきた。一か所に釣り人が集まっちゃうのも冬のタナゴ釣りっぽくていい。しかし、みんな口々に「渋い。」と言っている。数日前に関東地方も雪が降り、それ以来、ここのタナゴも釣り辛くなったそうだ。

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 さらにしばらくすると、やっぱり俺は飽きはじめたので、少し釣り座を変えようとした時だ。となりで釣っていたジェントルマンが俺に話しかけてきた。
「いがぐりさんですか?」
俺はあまり釣り場で知らない人に話しかけられたことがないので、
「えっ、は、はい!?」
なんて感じで返事すると、
「この前、ぼくちんが登場した時に書き込みをさせてもらった者です。ドラえもんに出てくる出来杉くんをナイスミドルにした感じの人がいたんで、いかぐりさんじゃないかと思ったんですよ。」
ブログにコメントしてくれた雛父さんだった。

 しばらくタナゴ釣りの近況などを話した後に
「今日はぼくちんは来ないんですかね?」
と雛父さんに尋ねてみた。
「今日は土曜日で学校でしょうから、来ても午後でしょうね。」
との答えだった。実はこの日、この釣り場に来たのは、またぼくちんと会えるかも知れないと思ったからだった。

 俺はこのまま、午後までここで釣り続けようと思ったが、しばらく釣っていると、やはり、悲しい人間の性が出てきてしまい、雛父さんにご挨拶をし、釣り場を離れることにした。俺はぼくちんと釣りすることよりも食欲が先に立ち、味噌ラーメンを食べに行くことを選んだのであった。


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関釣具店さんで藻刈り鎌を購入。

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 もう二十年近く前のことだが、関釣具店さん(紹介はこちら:http://blogs.yahoo.co.jp/rqdcp858/17396047.html)で小物釣り用の小さな『藻刈り鎌』と『コマセUFO用の外通し竿』(?)をお揃いで購入した。結構気に入ってはいたのだが、『藻刈り鎌』は5~6年前に壊れてしまい、『コマセUFO用外通し竿』も数か月前に壊れてしまった。どちらもタナゴ釣りには必ずしも必要なアイテムではないので、そのままにしていたが、この冬にやはり『コマセUFO』は出動すると思い、この際、両方を再び購入することにした。

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 購入を決めたのはいいが、『日本一休みの多い釣道具屋、関釣具店』は土曜日しか営業していないので、なかなか買いに行けなかった。そして、ようやく土曜日に時間が出来たので、お店に行くことにした。しかし、土曜日といっても油断してはいけない。関釣具店さんはさすが、『日本一休みの多い釣道具屋』と自称しているだけあり、その土曜日ですら、平気で休んでしまうのだ。行く気になってまずやることは確認の電話だ。
「はい。関釣具店です。」
TELに大将が出た。
「おひさしぶりです。いがぐりです。あっ、とりあえず、お店が開いてるかの確認の電話です。これから向かいますので、よろしくお願いします。」
この土曜日はちゃんと営業しているようだった。(笑)

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 「ちわ~!」
店主への挨拶も早々に俺は藻刈り鎌とコマセ外通竿が置いてある棚を見た。あれ?藻刈り鎌しかない。
「ここにあったコマセ用の竿、もうないですか?」
「売り切れです。しかも、もうパーツもないんで、多分、作れないんですよね。」

 うううっ、藻刈り鎌も残りあと2本しか置いていない。とにかく、藻刈り鎌は一本買っておくことにした。藻刈り鎌とコマセ用の竿はパーツがほとんど一緒なので、当然、藻刈り鎌も作れなくなることは明らかだ。(欲しい人は迷わず関さんにGO! 残りは一本だ!:笑) コマセ用折り畳み外通し竿は壊してしまったものを修理することにした。(当然、アマーノ氏に頼んでみる。:笑)

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 藻刈り鎌と少々の小物を購入したところ、大将が「御歳暮」をくれた。(¥5,000購入するとくれるらしい。)干支の手ぬぐいだ。うむ、なかなかこれはうれしい。

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 店を出ると、小学生高学年くらいの子供とお母さんらしき人がショーウインドーを眺めていた。
「通常営業だって。でも、お母さん、ここのお店、今日は異常営業だよね。だって、開いてるとこ、僕、初めて見たよ。」
そう、子供はうそは言わないのだ。関釣具店さんはご近所さんにいつも閉まっている「謎の釣具屋」と思われているらしい。(笑)

 そして、俺は「日本一休みの多い釣道具屋」の気まぐれ営業日の犠牲者を少しでも減らすために店頭にある営業日の告知を画像に収めたのであった。

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