週末になったが、天気があまりよくなく、朝釣りに出かける気にならなかった。しかし、朝も8時を過ぎると、雨も上がったので、ご近所に釣りに行くことにした。
俺が池に行ってみると、なんだか狭いところにみんなで肩を並べて釣りをしている。俺は遠くから眺めて、あそこでなんだかすごい大釣りをしているのではないかと急いで見に行ってしまった。しかし、みんなの釣果は俺のバラ色の想像を裏切るような貧果でしかなかった。俺はなぜみんなここでひしめき合っているのかと一人のおじちゃんに聞いてみた。
「きのう、ここで入れ食いだったんだ。」
そのおじちゃんはうれしそうに眼を細めて俺に言った。あれ?昨日って土砂降りじゃなかったっけ?
「そう、土砂降りの中、ここで50匹以上のタナゴを釣ったんだ・・・。」
また目を細めて少し微笑みながら話している。
なるほど、雨の中、タナゴ釣りをすれば、釣れるような気もする。たしかに俺もそういう美味しい経験をしたことはある。しかし、俺は近所の池で絶対にそこまでのことはしたくない。(←普通そうじゃない?)
「釣りバカ」とか「釣りキチ」とかいう釣り人の呼び方がある。まあ、普通は自称することではなく、人から言われることだ。そして、これは釣り人にとっては称号でもある。しかし、本物の「バカ」や「○チ」は自分のそういうアブノーマルさを自覚していないもんだ。だからこそ「バカ」とか「キ○」なのだ。(三平三平くんは自分では「釣りキチ三平です。」とは言わないでしょ?:笑)この人たち、土砂降りの中でも肩を寄せ合い釣りしていたんだろうか。(笑)
俺はこの人たちとはちょっと違うところで釣りたくなったので(笑)、少し離れたところに座り、短い竿で釣り始めた。・・・釣れた!?・・・そして、また釣れた。10分に1匹。時速6匹か?この池にしてはなかなかのペースだ。昨日の土砂降りではないにしろ、今朝の雨のおかげで、雨が上がった後もタナゴの活性が高いのだろうか。
ちょっと大きなバラタナゴが釣れたり、この池にしてはなかなかの釣果があり、大満足であったので、11時には上がることにした。目を細めながら、少し笑顔で肩を寄せ合う仲良し釣り集団を尻目に、シモリを作りの続きで「たけ蔵」さんに向かうことにした俺であった。
↑↑↑
いつも当ブログに訪問頂きまして、ありがとうございます。
タナゴ釣りブログ村に参加してます。
バナーをポチっとして頂けると、うれしいです。
↑↑↑
スマホ・ケータイの方はこちらをポチッとお願いします。