最近、タナゴ脈釣りの仕掛けについての質問やお問い合わせがくることがある。また、同時にタナゴ脈釣りにはどんなエサを使ったらいいのかとの質問もある。昔の入門書を読んでみると、玉虫、赤虫、ボッタ(糸ミミズの大きいヤツ?)などの生きエサを主に使うように書いてある。という俺も玉虫を使うが、「黄身練り」を使うことも多い。
その昔の入門書にはタナゴ釣りの練り餌として、黄身練りが紹介されていることが多い。この黄身練りの作り方として紹介されているのは卵の黄身をオカユ練りや小麦粉で練るものである。しかし、この黄身練りはエサ持ちが悪く、すぐに落ちてしまう。さらに三十年くらい前(?)からはヘラ用のエサである「グルテン」をタナゴに流用するようになり、タナゴ練り餌としての主流は扱いやすく、釣れる(?)「グルテン」に移ったように思う。
しかし、「グルテン」にしても、「昔の黄身練り」にしても、止水でのタナゴ釣りを前提にしているように思う。俺が車の免許を取り、野釣りに出た時、タナゴを釣ろうとするシチュエーションは止水だけでなく、川であることも多いことを知った。流水では従来の「グルテン」も「黄身練り」もなかなか鈎に残らず、あまり釣れないことが分かった。そして、流れが強いところには大きく美しいタナゴが潜んでいることも知った。(止水域のタナゴ釣りでは今もグルテンを使うことが多いです。)
左:さなぎ油 中:粘力 右:へらにこれだ! 下:感嘆Ⅱ
そこで俺は「粘りが強く、しかも柔らかい」という矛盾する(?)テーマで、流れっ川でも落ちない、俺のタナゴ釣りに合った「俺の黄身練り」を開発することにした。
以下は現状の「俺の黄身練り」のレシピを紹介してみる。(ただし、本当に我流なので、参考にするくらいにしてね:笑)
①まずは卵の黄身だけをきれいに取り出す。
②黄身と「ヘラにこれだ!」と「さなぎ油」を適量(?:笑)入れ、混ぜる。
③感嘆Ⅱを入れて混ぜる。感嘆Ⅱは少しづつ入れ、混ぜすぎに注意。
(入れすぎや混ぜすぎは固くなりすぎる。)
④最後に粘力を加え、固さを整える。
(粘力はなくてもよい。)
⑤黄身練りポンプに入れて出来上がり。
いろいろ入れてみたりしているが、自分でこれは釣れそうだ!という好みの匂いに作ればいいと思う。(匂いとタナゴの因果関係はよく分からん。:笑)しかし、こうして作った「黄身練り」はポンプに入れて使っているうちに体温や気温でだんだん柔らかくなってくる。「感嘆Ⅱ」や「粘力」を持ち歩き、柔らかくなったと思ったら、すぐに面倒くさがらずに練り直すことが実は一番のキモだと思う。鈎にエサがついていなければ、タナゴが釣れる道理は全くないのだ。
「桃栗三年、柿八年、そして、黄身練り三十年。」(?:笑)
もっと釣れる黄身練りや練りエサが作れないもんかと、やっぱり今も考えている。
*前のネタにちょっと手を加えてみました。
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