先週、初物のテナガエビの唐揚げを食べたが、やっぱり美味しかった。俺は水曜日あたりには早くもそわそわし始め、エビマスターに再び連絡をとり、週末のエビ釣りを約束した。以前よりアマーノ氏もテナガエビ釣りに行きたいと言っていたので声を掛け、二人で日曜日の朝にエビマスターの家に車で赴いた。
エビマスターの家に行くと、今回の釣りに一緒に行くアンダーカバーさん(以降U.C.さん)も到着していた。U.C.さんはなにやらエビマスターにカネヒラを釣りに行くと声を掛けられたそうだ。でも、今日はエビ釣りのはずだ。U.C.さんはすでにエビマスターに釣られてしまっていたのであった。(笑)
我々四人は一時間後には先週と同じエビ釣り場にいた。なんと先週いたおっちゃんも先週と同じ場所に陣取っていた。やっぱりここは釣れるポイントのようだ。
先週はエビ竿一本で釣ってみたが、今回はタナゴ竿だがもう一本出して、二本で釣ってみることにした。う~む、これで釣果が二倍になるはずだ。俺たち四人はそれぞれが思い思いの場所に散らばってエビ釣りを開始した。
釣れる、先週に引き続き、やっぱり釣れる。俺は六尺のタナゴ竿で手前を釣り、八尺のエビ竿で遠めを釣った。思惑通りに両方の竿に交互にエビが掛かってきた。
しかし、和竿ってすごいもんだ。エビ竿とタナゴ竿でテナガエビの釣り味を比べてみると、やっぱりエビ竿の釣り味はおもしろい。印籠継ぎで柔らかい胴調子になっていて、エビが掛かると、竿が弧を描く。エビのびんびんくる感触もきっちりと竿が拾ってくれる。和竿は釣りもので釣り味がいろいろと考えられていることがよく分かった。
11時を回る頃、俺は今夜の酒の肴は十分に用意できたので、そろそろお昼にしないかとみんなに声を掛けてみた。みんな大人しく竿をしまい始めた。U.C.さんはテトラの上に座り、かなりの数のテナガエビを釣りあげたようだった。それを見たエビマスターはちゃくかりとU.C.さんからエビをすべてもらっていた。エビマスターは他の人が釣ったエビまでも狙っていたのだった。さすがエビマスターだ。(笑)
お昼にご当地ラーメンを食べながら、ミーティングをした。このラーメン屋さんから先日、俺とアマーノ氏がヤリタナゴ三昧を楽しんだ小川はまあ近いところだ。エビは肴に十分な数を釣ったので(⇐俺とエビマスターは食べる気満々ね:笑)、午後はタナゴ釣りにすることにした。なにしろ、タナゴ釣りだという話で来ている人もいるからだ。(笑)
俺たちはその小川のポイントを数か所周ってみたが、なんだか魚の反応が悪い。タナゴどころか、クチボソやモロコも釣れない。しかし、エビマスターが案内してくれたポイントではやっとアタリが出た。
そのポイントで俺は数匹のヤリタナゴを釣りあげたが、すべて♀だった。ここは聖ヤリタナゴ女学院だということを感じ取った俺は先日、多くのヤリタナゴを釣りあげ、♂もいた共学ポイントに移動することにした。
ヤリタナゴの名門共学校に着いた俺はこの日のヤバさをすぐに感じ取った。ここも先日とは水の色がちがう。田んぼの水を動かしているからだろうか、あんまり水が安定しないようだ。しかし、みんなのモチベーションを下げることは言ってもしょうがない。俺は口を噤んだ。みんな好みの場所でそれぞれ釣り始めた。
それでも俺はすぐにヤリタナゴを釣りあげた。♀だった。そして、さらに周囲を釣り歩いてみたが、ごくたまに釣れるのはやっぱり♀だった。この名門校も女子校化してしまったのだろうか。
みんな竿をしまい、車の一番近くで釣っていた俺のところに集まってきた。釣れなくて厭きてしまったようだ。「そろそろ釣りをやめろ。」と言いたげな目つきで俺にプレッシャーをかけてやがる。(笑)その時、俺の脈釣り仕掛けの目印が横にスライドした。俺は間髪入れず、竿を上げた。感触的にまあまあの大きさだと思ったが、上がってきたのは腹パンのヤリタナゴ♀だった。
俺もこれで納竿することにした。今回はまたもや先日もあったような♀にもてもてのタナゴ釣りになってしまい、不完全燃焼だ。二回ほどの釣行だが、テナガエビは釣果を上げることが出来たので、次はタナゴ釣りで出かけようと思った。ヤリタナゴの婚姻色は薄れつつあるだろうが、いつの間にやら、初夏のチビカネ祭りが始まる時期になりつつある。
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