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Channel: 実釣派!極楽タナゴ生活。
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『川づり入門』 小学館/編

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 40代には懐かしい小学館入門百科シリーズだ。先日、『つりトップ』を購入した時、この『川づり入門』と『ヘラブナつり ハイテクニック』が付いていた。俺が小学生の頃、何冊かの「つり入門」の本を持っていたが、この『川づり入門』もその中の一冊だったはずだ。矢口高雄先生の絵の表紙が印象に残っている。

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人の船に勝手に乗っちゃいけません。よい子はマネすんなよ。(笑)

 「つりはフナに始まり、フナに終わる」
有名な釣りの格言だ。そう、釣りの入門書を読み、夢を膨らましていた時、近所のおじいちゃんがフナ釣りに連れて行ってくれたことから、俺の釣り人生がスタートしたんだった。

 これはごくごく当たり前の格言だったはずだが、今ではフナ釣りがあまり身近な釣りではなくなったようで、最近では釣り番組までが
「つりはヘラに始まり、ヘラに終わる」
なんて言っているのが非常に悲しい。(商売的な理由?:笑)

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 この釣り入門は淡水魚の魚種別に釣り方が解説されている。タナゴつりの解説では「うきづり」と「脈づり」が同等に語られている。今では滅びる寸前の脈釣りがこの時代ではまだ一般的な釣り方だったのが分かる。イラストを見ての通り、現代のバラタナゴのタナゴ釣りとは違い、メインのターゲットはヤリタナゴだ。(この当時でもバラタナゴはいたはずだが、バラ釣りにはまだ特化していなかったのだと思う。)

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 解説は子供用の入門書にしても、なかなかマニアックだ。最近、俺が苦労して探し当てたセルロイド製のトンボ(初心者用脈釣りの目印:笑)もちゃんと載っている。もしかすると、俺はこの本に刷り込まれたのか?

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読めるサイズにしてありますので、クリックして下さい。

 そして、びっくりなのは、なんと、なんと長嶋さんまでが登場し、川づりの楽しさを子供たちに伝えている。なるほど、長嶋さんは千葉県佐倉市出身で印旛沼はすぐ近くだ。小学四年生までは野球ではなく、フナ釣りに熱中していたと書いてある。この記事は今の俺にとって、かなり興味深い内容だが、ぜんぜん記憶になかった。長嶋監督は大好きだったはずなんだけどなぁ。(長嶋さんが一回目のジャイアンツの監督時代ね。)

 俺は文字通り「フナ」から釣りを始め、ルアーや渓流や海などをいろんな釣りを経験したが、最近は結局、淡水の小物釣りに落ち着いてきた。自分が再び「フナ」に近づきつつあることをちょっと感じてしまうのであった。(まだ早い?:笑)

小学館入門百科シリーズ「川づり入門」
昭和53年初版 定価490円(笑)

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