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Channel: 実釣派!極楽タナゴ生活。
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WAZA2015 伝統工芸品展

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 この広告を見て、「和竿2015!」と喜んだ人もいたが、「わざ2015」だ。(笑) 全国の伝統工芸品を職人さんたちが東京・池袋「東武百貨店」に集まり、2月19日木曜日~2月24日火曜日の7日間開催された。

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 「江戸和竿共同組合」も参加するということを竿富の親方に教えてもらったので、行ってみることにした。

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 「江戸和竿」のブースはすぐに見つかった。そこには高名な竿師が仕上げた和竿がずらりと並んでいた。

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 ガラスケースの中をのぞいていると、優しそうなおじちゃん(竿昌さん?)が
「手に取ってごらんになりますか?」
と声を掛けてくれた。
「いや~、買えないのでいいです。」
と答えたが(笑)、 
「遠慮しないで、見たい竿があったら、声を掛けて下さいね。」
と笑顔の応対だ。う~む、江戸和竿組合はジェントルマンの集まりのようだ。(笑)

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 今回実演をされていたのは江戸和竿組合の最若手(笑)、竿中の親方だった。たなご竿の穂先を削っている。竿中の親方に竿に関する質問をしたが、親方も親切に応対してくれた。

 話していて、竿中の親方もかなりの実釣派なのが分かる。釣りの話がおもしろい。俺はテナガエビを和竿で釣ってみたいと話すと、いろいろとエビ竿や仕掛けのことを教えてくれた。江戸のテナガエビ釣りといえば、代表的なのは江戸川、荒川、多摩川だ。それぞれの川、それぞれの釣り場で適した竿の長さ、仕掛けがあるようだ。う~む、話が尽きない。

 しかし、あんまりお仕事の邪魔をしていても申し訳ないので、二人の親方にお礼を言い、ここいらでブースを後にすることにした。

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 俺は釣りも好きだが、いろんな道具も好きだ。各地の伝統工芸品を見ることができるこの催し自体にかなり興味があった。焼きものや江戸切子などをゆっくりと見て回っていると、またもや釣り道具が俺の目に飛び込んできた。桶びくだ。京都の桶屋さんが作っている。

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 桶びくが大小、エサ入れが大小ある。桶びくの小は五寸くらいか?このくらいの大きさの桶をたなご用にもってたら、かっこいいなどと想像を膨らましはしたが、もちろん、こういう逸品も買えるほど、先立つものを持っているわけはないのだ。(笑) こちらでは桶屋さんがいらっしゃらなかったので、直接お話を伺うことはできなかったが、ずいぶんと若い方らしい。京都に行く機会があれば、是非、見に行ってみたいと思う。

 「もの好き」(?)は子供の頃からの俺の性格であるが、最近、さらにこの性格が強くなってきたような気がする。この傾向自体は自分でも悪いこととは思わないが(?)、知識のみが先行した「オタク」にはなりたくない。やっぱり、「道具は使ってなんぼ。」、親方たちがそうであるように、俺も実釣にこだわりたいと思っている。(とか言って、最近、釣りに言ってないね。:笑)

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たなごの脈釣り

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 俺はたなご釣りを始め、霞ヶ浦や北浦に行くようになった頃から流れのある小川で釣ることが多かった。たなご釣りの王道ともいうべきドックの釣りももちろん嫌いではなかったが、のんびりした小川で釣りをするのがなんとなく性分に合っていたからだと思う。

 小川の釣りでは通常、立ち浮子を使った釣りをするが、アタリは大体、障害物周りに集中する。しかし、当然、川の流れがあるので、そのポイントに仕掛けを長く留めることは非常に難しい。


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脈釣り+玉虫で釣ったヤリタナゴ

 俺の身の周りには戦火を生き抜いた御年80歳を超える現役の釣り師がいる。OBJ88(オオボラジジイ88サイ)だ。俺は流れっ川でたなごを釣る方法をOBJに聞いてみた。
「そもそもよ、昔はたなごは脈で釣るのが主体だったんだよ。杭周りを探っていくと、目印がぐるぐる回って、そりゃすげぇもんだったぜ。俺がその当時、脈釣りをよくやってたのはたしか、笹目落としや新河岸川だったなぁ。マタナゴがいくらでも釣れたもんだ。」(マタナゴはヤリ、アカヒレ、マタナゴの総称と思われる。)

 笹目落とし(今はない?)や新河岸川は埼玉県でもごく近くの地名なので、はじめはびっくりしたが、それは大東亜戦争より前のことらしい。(笑) 釣り場情報はまったく役に立たなかったが、 流れっ川のタナゴに脈釣りが有効だということはよく分かった。

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上二つの目印は関さんで購入、下二つはアマーノ氏作、アヅマ式錘

 OBJは脈釣りに必要なものを教えてくた。アヅマ式オモリと目印に使う本テグス「シラタ」というものだ。

 俺はいつも通り、関釣具店さんに買いに行った。さすがは関さんだ。この今はほとんど伝承されていない「たなご脈釣り」用のアヅマ式オモリもちゃんと少数ながら置いていた。目印はたなご脈釣り用の星型と矢印型を買ってきた。(シラタは聞いたら、あるのかな?そん時は聞き忘れました。)

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アヅマ式錘を使った脈釣り仕掛け

 目印+アヅマ式オモリの仕掛けは作ったが、最後の難関は「くじらっ穂」だった。セミクジラのひげでできた穂先は本来、たなごの脈釣りに使うものだった。このセミクジラは現在、捕獲禁止となり、新しいものは手に入らないはずだ。しかし、ここでもOBJ、アマーノ氏がひと肌脱いでくれて、高名な和竿師である「竿富」の親方を紹介してくれた。これで俺の手元に「目印」+「アヅマ式おもり」+「くじらっ穂」が揃い、たなごの脈釣りができるようになった。

 実際に脈釣りをやってみて分かったことは「脈釣りのアタリで目印がぐるぐる回る」というOBJ88の話はかなり盛られていることだった。目印は控えめに90度以内で動くことが多い。(笑)

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竿富さんのセミクジラ穂先

 そして、脈釣りはたしかに釣れる。今まで釣ることができなかったボサの中や、護岸のえぐれ、石周りに直接エサを送り込むことができるからだ。たなご脈釣りは「くじら穂先」+「錘の重さ」+「研ぎバリ」のバランスによって成立していることもよく分かった。このバランスがうまく取れていれば、ヤリタナゴをはじめ、在来のタナゴはほぼこの脈釣りで釣ることができる。

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ワカサギ竿用穂先を加工したホスボンの穂先

 現代では最も一般的なタナゴはバラタナゴだ。そこで、この脈釣りでさらに小さなバラタナゴが釣れないかと、さらに俺は考えた。道糸、オモリをさらに繊細にし、くじらの穂先より柔らかいワカサギ竿用の「ホスボン」を加工して穂先を作ってみたりした。こちらの方はまだまだ研究中だが、これで2㎝程度のバラタナゴでも釣れるようになった。

 俺はこの脈釣りの精度を上げるには、しなやかで伸びの少ない道糸が必要だと考えていた。そこで関釣具店さんに行った時、大将にこの件を相談してみた。
「たなご釣りのように短い道糸なら、脈釣りだからといって、そんなに糸の伸びのことは気にしなくてもいいんじゃないですか?」
う~む、さすが関の大将、理路整然、納得しました。(笑)

 それと捕捉ですが、脈釣りは釣る時に仕掛けをぴたりと一定の深さに止めるのが難しいんです。手がぷるぷる震えちゃう人はダメね。(笑)

*何人かの方から「たなご脈釣り」ってどんなの?と聞かれていたので、ネタにしてみました。でも、アヅマ式オモリやら、目印の作り方までは分からないので、そこまでは俺に聞かないでね。(笑)

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続・怪しいタナゴ浮子コレクション(ひなまつり編)

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 「こんなの作っちゃったよ。」
一足先に頭の中で桜が満開になっている”星のおじ様”が新作のタナゴ浮子を渡してきた。もはや、これをタナゴ浮子と呼ぶのかは分からないが(多分、実釣可)、五段飾りのひな人形バージョンだ!(笑)

 すごい!メジャーキャラやゆるキャラの浮子が並べられている。これは北京のパクリ遊園地として有名になった「石景山遊楽園」のミニュチュアのようだ。

  しかし、やはり、ひなまつりバージョン、先日見たアダルト向き(?)の浮子はここには並べていなかった。(笑)

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 こちらは一昨年にうちの娘が”星のおじ様”に頂いたノーマルバージョンだ。”星のおじ様”も早くノーマルに戻って来てほしいと思う。

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2015ヤリタナゴシーズン開幕

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 天気が悪い。でも、日曜日の休みは3月で今日しかなさそうだ。雨の中、俺は釣り仲間(アマーノ氏、ひで氏、チェリー氏)と霞ヶ浦に向かった。3月になった。春だ。でも、今日の天気ではまったく春を感じることはできなさそうだが、とにかく春のタナゴ釣りをすることにした。

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 俺は車をいきなりドブに横づけした。最近、金子ドブ夫くんにドブの素晴らしさを刷り込まれ、俺もドブフェチになりつつあるからだ。

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 釣れた。けっこう簡単に釣れた。バラタナゴだ。とりあえずボウズからは釣り開始早々に逃れることができた。しかし、釣れてくるのはバラタナゴのみだった。今日、狙っているのは、俺にとっての春告げ魚「ヤリタナゴ」だ。もしかすると、「間違えだらけのドブ選び」をしているのかも知れない。俺はドブのエキスパート「金子ドブ王」に連絡を取った。

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 「ドブ?今はトレンドじゃないっすね。この時期は小川ですよ。ヤリを釣るなら、狙いは春の小川です。大丈夫、俺も今からそっちへ向かいますよ。」
なんとも頼もしいヤツだ。どこから来たのか分からないが、金子のぶ夫は23分後に現場に到着した。

 俺たちはのぶ夫が案内してくれた春の小川で釣りを始めた。しかし、寒い。とてもじゃないが、春の小川とは言えない寒さだ。

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 しかし、のぶ夫のポイントはすごかった。まずはひでさんがテンポよく釣り始め、あっという間に5匹以上釣った。うらやましい・・・。しかし、そのポイントにはひでさんとチェリーさんの二人でいっぱいで俺は入れない。

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 そこで、小川に沿って歩いて、他のポイントを探すことにした。そして、みんなが釣っている少し下流にちょっとした落ち込みを発見した。俺は研究に研究を重ねた必殺の脈釣り仕掛け(?)を取り出した。この落ち込みは浮子釣りで探ることはできないだろう。脈釣りのポテンシャルが十分に発揮できるはずだ。

 睨んだ通りだった。この小さな落ち込みはヤリタナゴ♂たちが集う新宿二丁目のようなハニースポットだった。次から次へとヤリタナゴ♂を釣り上げる俺。エサは新宿二丁目だけにもちろん玉虫だ。(?)

 結局、午前中の釣りでみんなそこそこのヤリタナゴは釣ることができた。心にも余裕が出来たので、お昼を食べた後、ちがうポイントも周ってみることにした。

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 午後いちのポイントに着いた時だ。ひでさんがのぶ夫に今日の素晴らしいガイドのお礼の品を手渡した。(←ひでさんの作った釣具ね。)
「えっ、いいんすか!?」
さすがだ、のぶ夫!いつの間にか俺の技を盗んでいやがる。(笑)

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 このポイントは俺とのぶ夫がボウズ逃れに使う鉄板ポイントだ。相変わらず小さなバラタナゴがうようよ群れている。しかし、この日はすでにボウズではないし、小さなバラ釣りはあまり性に合わないので、数匹釣っただけで次のポイントに移ることにした。

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 最後に俺が好きな小川に行くことにした。ここもまだ春の小川という風情ではなかったが、俺はここに着くなり、またもやヤリタナゴを釣り上げた。タナゴは川底の流木の陰に群れているようだ。タナゴを見つけ、力む四人であった。

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 俺は心に余裕ができたので、またもや小川に沿って歩き出した。ちょっとした深場で竿を出してみたら、すぐにタナゴが立て続けに釣れてきた。すべて♀であったが、このスレンダーな体型はマタナゴだろうか?

 17時になり、この日は全員が適当にはタナゴが釣れたので、そろそろ上がろうということになった。車に戻り、みんな片付けをしていると、俺たちより少し上流で釣りをしていたおじちゃんが話しかけてきた。このおじちゃんは東日本をかなり釣り歩いているようで、話はすごくためになった。しかも、のぶ夫とは釣り場で会うらしく、顔見知りのようだった。おじちゃんにちぇりーさんがお名前を聞いた。

「○○○です。」(苗字ね)
「ええっ~!!!」(一同)

 なんと、俺とおじちゃんは同じ苗字だった!さらに話を聞くと、石岡市出身とのことだった。今は亡きじいちゃんに俺の一族は遠い昔、石岡にいたということが聞いたことがあった。俺の苗字はそんなに多くはないので、このおじちゃんとは間違いなく同族であろう。なんだかよく分からんが、喜び合う俺とおじちゃんであった。(笑)

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 この日は充実した一日となった。ヤリタナゴ♂を数釣ったし、同族のおじちゃんと出会うこともできた。この日の出来事を反芻しながら、レインウエアを乾そうとしてると、ポケット入っていたモノがあった。マルキュー「さなぎ原油」(これも廃版でレアね。)だ。最後に粋ないたずらで俺にお土産を持たせてくれた人が同行者四人のの中にいるらしい。(レインウエアの取り違えというクレームは今からでは受け付けられません。:笑)

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霞ヶ浦でタナゴ五目

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 土曜日19時。俺は超熟女派ひでさんのケータイに連絡を入れた。
「明日は休めます。先日の話通り、霞ヶ浦にタナゴ釣りに行きましょう。」
「了解しました。他のメンバーにすぐ連絡を入れておきます。それではお休みなさい。」
まだ19時だぜ。もう寝ちゃうの?想像以上の早寝だ。さすが年寄り。(笑)

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 早寝、早起きは年寄りの・・・、おっと、釣り人の基本だ。俺たち(星のおじ様、超熟女派ひでさん、アマーノ氏、チェリー氏、いがぐり)は5時半に地元を出発し、霞ヶ浦周辺を目指した。向かうは先日いい思いをしたヤリタナゴのポイントだ。

 俺はポイントに着くなり、脈釣りでヤリタナゴ(小)をすぐに釣り上げた。ここまでは思った通りだった。これからいいサイズのヤリタナゴが釣れ続くだろうと思っていた。しかし、俺たちの期待を裏切り、この後、ヤリタナゴ爆釣ポイントは沈黙を決め込んだ。

 おかしい。なにかがおかしい。そもそも今日はこの前より寒く感じる。俺はすでに春が来たと勘違いしてしまい、防寒着はなく、フリースだ。寒い。これではヤリタナゴもどこかに隠れてしまったかも知れない。

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 俺がチビヤリを釣った後、チェリーさんがピンスポットでヤリタナゴを数匹釣ったが、しばらくすると、その場所も沈黙してしまった。

「とにかくなんでもいいからタナゴが釣りたい。」
「花粉症がひどくなった。」
「ドブにはまった。」
等、いろいろと文句が出始めたため、俺は鉄板ポイントBに移動するにした。


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 この寒さでも鉄板ポイントは俺を裏切らなかった。さすが鉄板ポイントBだ。小さなバラタナゴが適当なペースで釣れてくる。しばらくは大人しくバラタナゴ釣りに興ずる面々であった。

 しかし、人間は貪欲なものだ。ある欲望が満たされれば、次の欲望が湧いてくる。
「ちがうタナゴが釣りたい。」
「リポビタンDが飲みたい。」
「お腹空いた!」
12時だった。どこかでお昼にした後、新たなポイントに向かうことにした。

 先日、俺は俺と名字が同じおじさんと出会った。同族のおっちゃんは
「すばらしいポイントがあるんだ。君は同じ一族だから、その場所を教えてあげるよ。ヤリタナゴならいやというほど釣れるよ。」
と俺の行ったことのないポイントを教えてくれた。

 しかし、おっちゃんはこの時、大きなミスを犯した。同族の俺にだけこういうことはこっそりと教えてくれればいいのに、みんながいる前でこんなことを言っちまった。当然のみんなの要求で、午後はそのポイントに行ってみることになった。

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 そのポイントに行ってみたが、俺はまったく釣れる気がしなかった。全体的に浅すぎるし、水も澄みすぎている。俺たちは同じ水系を少し歩き回ってみることにした。

 俺は少し歩いたとこで、深みに魚が集まっている場所を発見した。そこで竿を出してみた。水底は丸見えで、エサが流れていくのが見える。小さな魚がちょっかいを出しているのが見えた。浮子に反応が出た。合わせてみるとバラタナゴだった。

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 またもやバラタナゴが釣れだした。まあ、何も釣れないよりはいいかとそのまま釣っていると、なぜか水がみるみる濁ってきた。少し上流の土管から濁った水が入ってきたようだ。

 水底もエサも見えなくなった。そして、777、確変(?)は起こった。いきなり浮子を持っていくような強いアタリだ。合わせをくれると、大き目のタナゴが掛ったのが見えた。ヤリタナゴ♂かと思ったが、俺の手の中にいたタナゴは霞ヶ浦周辺ではかなりレア種となってしまったアカヒレタビラだった。しかも婚姻色がうっすら出た♂だ。

 貴重な魚だ。俺は魚が弱らないように細心の注意を払い、デジタルキープした後、丁寧にリリースした。

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 しかし、釣れたのはアカヒレだけではなかった。再び釣り始めるとまたもや明確なアタリだ。今度釣れたのは小さいながらもマタナゴの♂だ。こいつもなかなか貴重な魚だ。丁寧にデジタルキープした後、リリースした。俺はアカヒレタビラ♂、マタナゴ♂を連続で釣ったので、十分に満足した。しかし、奇跡の777タナゴ確変はまだ終わってはいなかった。

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 さらに同じポイントにエサを流すと、またもやアタリだ。またも大き目のタナゴが掛ったのが見えた。今度はまったく婚姻色が出てなかったので、最初はアカヒレタビラ♀かと思ったが、スレンダーなカネヒラ(♂?)だった。この時期になんとカネヒラまで釣ってしまった。

 他のみんなもこちらに来て釣り始めたが、アマーノ氏がヤリタナゴ♂を釣ったくらいで確変は終了した。濁りが再び取れてしまったからだ。タナゴ確変をものにしたのは俺だけであった。

 霞ヶ浦周辺でタナゴ五種(ヤリタナゴ、アカヒレタビラ、マタナゴ、カネヒラ、バラタナゴ)を一日で釣ったのは何年ぶりのことだろう。ここ十年、霞ヶ浦周辺ではタナゴが激減し、特に在来種は釣ること自体が難しい。今日はかなりタナゴ運に恵まれた一日だった。

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春のタナゴ探し。

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 先日の霞ヶ浦タナゴ五種はバラタナゴをのぞいた他四種は玉虫で釣った。改めて、玉虫の威力を痛感した俺は玉虫のストックを増やすべく、玉虫狩りに出かけることにした。でも、さすがに玉虫狩りだけではつまらないので、玉虫を探しながら、近くの水路でタナゴを釣ることにした。


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 所用を午前中で終えた俺は埼玉県某所に車で向かうことにした。ここなら、自宅から一時間ちょいで行ける。玉虫が成る(?)木も知っているし、うまくいけば、腹黒ヤリタナゴの顔も拝めるかもしれないという安い・早い・旨い(?)と三拍子揃った「春のさがしもの企画」だ。そして、俺は車を実績のあるドブに横づけした。

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 一投目からアタリが出だした。幸先いいと思ったが、釣り上げてみると、かわいいマブナだった。、まあ、何も釣れないよりましだと釣り続けた。

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 そして、しばらくすると、バラタナゴも釣れ始めた。婚姻色も出だしている。今回も簡単にタナゴ坊主は回避することができ、ほっとした。バラタナゴが寄りだしたのか、マブナは釣れなくなり、バラタナゴが釣れ続いた。

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 そして、ヤリタナゴが釣れた。腹黒には程遠いチビだが、とりあえずうれしい。その後もバラタナゴに混じって、チビヤリタナゴが釣れるだけで、腹黒は釣れない。やっぱりまだ春は来ていないのか?くもりで気温も上がらず、お昼近くなっても肌寒い。今回はちゃんと防寒着を持ってきていたので、着込んで釣りを続ける。
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 14時になり、一度お昼にした。ずっとドブで釣っていたので、午後は春の小川で釣りをすることにした。しかし、春の小川は風情はいいのだが、ドブよりも釣れない。(笑) 釣れなければ、面白くないので、春の小川をあっちこっちとタナゴを探し回った。

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 なんとか魚を群れているところを見つけ出し、釣ってみた。まず釣れたのはタモロコだったが、同じところを何回も流していると、ヤリタナゴ♀が釣れた。ヤリタナゴ♀は数匹釣れたが、♂は釣れない。う~む、腹黒が釣りたい。

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 熱くなって、腹黒ヤリタナゴを探し回るうちに、いつの間にか16時をまわってしまった。そうだ、今日はタナゴはおまけで玉虫狩りがメインだった。俺は釣りを止め、御用達の「玉虫のなる木」に急いだ。

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 この木はやはり今年も俺を裏切らなかった。いきなりのダブル(?)だ。以前より少なくなった印象はあったものの、一本の木から20個ほどの玉虫を採集することができた。もう少し辺りの木で玉虫を探そうと思ったが、日が暮れはじめたので、帰ることにした。当初の目的である玉虫とタナゴの両方をゲットしたので、まあ満足だった。

 しかし、この日のクライマックスはこの後に用意されていた。

 自宅への帰路、車の中で、とりあえず、今日の遊びに満足したので、自宅に電話し、今日の晩御飯のおかずをうちの奥さんに聞こうとした時だった。(ちゃんと停車したよ:笑) な・なんと!フリースのポケットに入っているはずのスマホがない!

 普段なら、こういう時はまず仕事用のケータイで自分のスマホに℡してみる。しかし、今日は仕事ケータイを持ち歩いていない。奥さんに℡して、スマホに℡してもらうか?って、どうやって奥さんに℡すんだよ!なんだか頭が混乱してきた。(笑)

 冷静になれ。と俺は自分にいい聞かせた。まずは車の中をセオリー通りに探してみたが、どうさがしても見当たらない。だとすれば、どこだ?

 そして、俺はもう一度、自分に言い聞かせた。
「スマホは必ず見つかる。お前は探し物の天才だ。」
そう、俺は海の中で落としたカギを見つけられるほどの天才探し物士なのだ!(過去ネタ参照:http://blogs.yahoo.co.jp/rqdcp858/3421289.html:笑)

 俺はどこまでスマホを持っていたのかを冷静に考え、今来た道を車で戻りはじめた。

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 そして、俺はやはり「天才探し物士」だった。・・・・・あったよ。玉虫のなる木の下にスマホは落ちていた。夢中で玉虫を採っているうちにポケットから落ちたのだろう。

 今日は目標通り玉虫を採集し、腹黒ではないがヤリタナゴも釣った。そして、自分の推理が当たり、落としたスマホも見事回収できた。まさに充実の「探しもの」の一日となった。

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タナゴ水槽をいじってみた。

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ちょっと婚姻色が出始めたカゼトゲタナゴ

 リビングに置いてあるタナゴ水槽がずいぶんと汚れてきた。休みが取れたので、水槽掃除をすることにした。

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現在の水槽

 俺のタナゴ水槽には昨年、佐賀県で釣ってきたカゼトゲタナゴ(九州の過去ネタね:http://blogs.yahoo.co.jp/rqdcp858/16546725.html)や友達がブリードした純系ニッポンバラタナゴ、岡山で採ってきたスジシマドジョウ(岡山過去ネタ:http://blogs.yahoo.co.jp/rqdcp858/16628704.html)が住んでいる。

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カゼトゲタナゴとニッポンバラタナゴ

 俺は自分で釣ったこいつらを水槽で眺め、楽しかったタナゴ合宿のことを遠くを見る目で思い出しながら、たまにニヤリとしているわけだ。(笑)

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一年くらい前の水槽

 しかし、俺はここであることに気が付いた。なんだか以前より水質が汚いように見える。一年前の水槽と比べてみても、やっぱりそんな気がしてくる。

 フィルターをパワーフィルターから外掛け式に換えたのが原因だろうか?いづれにせよ、水槽のリセットをした方がいいのかも知れない。

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わが青春のタナゴ研究所(10年くらい前)

 俺はその昔、タナゴジャンキーだった。休みごとにはタナゴ釣りに出かけ、日本中で釣ってきたタナゴを水槽に入れてはヘラヘラ笑って喜んでいた。しかし、俺は家族に半年間、更生施設に入れられた。俺はそこで家族を恨まず、謙虚に自分を見つめ直し、普通レベルのタナゴ好きになることができた。嫁の膝に座っている娘も今や10歳だ。俺はもうタナゴで家族を不幸にすることはできない。(笑)

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タナゴ飼育再開初期の水槽

 しかし、最近、俺は自分が徐々にではあるが、再びタナゴ中毒に蝕まれ始めていることを自覚している。ジャンキーにしか分からないディープな世界の味をやはり俺は忘れられなかった。(笑)

 タナゴ飼育の再開は30センチキューブ水槽で可愛くはじめられた。みなさんはお気づきだろうか、現在の水槽が大きくなっていることを。俺は家族に気が付かれず(?)、30センチ水槽を40センチ水槽にサイズアップすることに成功した。(笑)

 今、俺のタナゴ水槽はリセットを必要としている。このリセットを機に再び水槽のサイズアップに挑戦することに俺は決めた。今度は40センチを45センチにする。もちろん、家族には気が付かれずにだ。45センチ水槽でパワーフィルターを設置できた時、再びこの水槽ネタをアップしたいと思う。


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ご近所でもタナゴの春?

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 少しづつ気温が上がり、春らしくなってきた。久しぶりにご近所に池の様子を見に行ってきた。

 常連のみな様がお揃いだ。いつもとは違う場所にいる。さてはこちらで釣れだしたな。俺はおじいちゃんたちの間に入り、釣りをはじめた。

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 まだまだタナゴの活性は低いようで、ほとんど釣れていない。しかし、俺には幸運なことに春タナゴが釣れてきた。婚姻色もうっすら現している。春タナゴはこれからが本番だろう。

 この写真の場所の上には桜の枝がある。今週末から来週に掛けては花見タナゴ釣りが楽しめるかもしれない。

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竿たて

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 今まで持ってなかったんで、つい買ってしまいました。使ってみるとなかなか便利なんですが、いかにもそのまま忘れてきちゃいそうです。(笑)


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 銀座東作さんで買いました。高いものではありませんが、銀座東作さんの銘がちゃんと入っています。俺って、けっこうミーハー!?(笑)

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花見タナゴ釣り

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 俺の自分が住んでいる地域では今週末まで桜の花はもたないと判断した。幸い、3月に休みもなく、頑張って働いたので、代休がある。桜が咲き、天気もそこそこな今日に代休を取ることにした。

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 俺は朝起き、ファミレスでゆっくり朝食を摂った後、自転車でいつもの池に向かった。う~む、春らしくすがすがしい朝だ。そして、思った通り、池の周りの桜も満開だ。

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 いつもの方々も桜の下で釣りをしていた。ちょうどよい花筏の間に浮子を並べている。この人たち、いつの季節に見ても絵になる。俺もこういう風に年を取っていきたいもんだ。

 俺の選んだこの日は絶妙のタイミングだった。桜は満開近いし、花筏も小さくかわいらしい。花見と釣りを同時に楽しみたいが、花筏が大きくなりすぎると、釣りにならなくて、飲むだけになっちゃうんだよね。(笑)

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 桜は満開だが、タナゴの満開にはまだちょっと早いようだ。みんなポツリポツりとスローペースでタナゴを釣っている。タナゴの婚姻色までを欲張って期待していたが、俺が釣ったのはバラタナゴ数匹と婚姻色は秋以降のカネヒラだった。

 老鉄人88号がきれいに婚姻色のでた大きなバラタナゴを釣り上げた。タナゴも今日は花鳥風月を知る人に釣られたいようだった。

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タナゴレイジ

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 日曜日が休みになったので、「ドブの帝王」のぶおくんとドブ探索に行くことにした。今回はのぶおのパジェロミニで釣り場に向かった。俺の車では入れない奥地まで入っていく魂胆だ。

 のぶおは車の中でなぜか「アウトレイジ」のDVDを俺に見せている。否が応でも、俺の暴力的気分は高まっていく。(笑)

 まずは小手試しにタナゴ五種を達成した川に行ってみた。
寒い・・・。この日は朝から小雨が降り、肌寒い。タナゴは活性が低そうで、川底に横たわる流木の下に隠れている。

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 脈釣りでエサをそっと送り込む。釣れたのはバラタナゴ一匹だった。そして、その後はアタリすら出てこなくなった。
「コソコソコソコソ隠れてねえで出てこいよ、このやろー。」
俺とのぶおはアウトレイジばりにタナゴに毒づいたが、タナゴはそもそも人間にびびっているようで、流木ポイントは沈黙したままだった。

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 そして、俺たちは本命視していたドブに向かった。しかし、本命ドブは冬よりも水位が下がり、釣りにくそうだ。いやな予感がする。(笑)

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 俺の予感は的中した。釣れるのはフナだ。ほとんど入れ食いでフナが釣れてくる。
「バラ一匹釣れねぇてのはどういうわけだ、このやろー。」
それでも、フナはやっぱり釣れ続いた。(当たり前だ:笑) 俺は移動を繰り返し、タナゴを探す。

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 ホソとドブの合流点はいい感じがした。ドブを覗き込んでいた俺にのぶおが後ろから声を掛けてきた。
「ふふっ、すべり台やろうか?」
俺は意味が分からなかったが、突如、足元が崩れ、俺はドブの中に滑り込んだ。のぶおは俺に直接手を下したわけではなかったが、見事に俺を陥れた。(笑) 俺は尻も足もドロドロになった。そして、ドブの合流点もドロドロに濁ってしまった。

 しかし、このウォータースライダーのおかげで濁りが入り、タナゴが釣れだした。(←マジです:笑)

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 サイズはさほど大きくないがヤリタナゴが釣れはじめた。しかし、腹黒いヤリタナゴはここにはいなかった。ここのヤリタナゴはまったくアウトレイジ的タナゴ(?)ではなかった。

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 腹黒いヤツは見つからないので、またも移動することにした。今度はなんの生物感もない川だったが、のぶおの話によると、長い竿で上の方から静かに釣っていると、ヤリタナゴが釣れてくるという。俺はのぶおの言うとおりに静かに釣りをはじめた。

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 俺はこのたぐいの釣りが得意だ。今まで野釣りだと長い竿で小さなタナゴを釣るシチュエーションはいくらでもあったからだ。小さなアタリに合わせてると、バラタナゴが釣れる。しかし、ヤリタナゴもマタナゴも釣れない。釣れ続くのはバラだけだった。

 雨が降ってきた。雨の中を釣り続ける俺。バラタナゴを釣る俺の後ろにのぶおが立っていた。
「いがぐりさん、KO負けよりTKO負けの方がましでしょ!?」
「どっちも負けは負けなんだよ。」(←負けなの?:笑)

 俺たちは帰路の車に乗り込んだ。のぶおがおもむろに掛けたDVDは「アウトレイジ・ビヨンド」だった。

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ベストフィッシング

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 二十数年前、俺は車の免許を取り、自分で霞ヶ浦や北浦にタナゴ釣りに行くようになった。その当時は秋になると、北浦のドックでアカヒレが良く釣れたので、北浦に向かうことが多かった。そして、釣りと同時に通うようになったのが北浦湖畔の水原にあった「たなご屋」さんというタナゴ専門の小さな釣具店だった。(その当時はデジカメとか持ってなかったので、残念ながら画像とかがないのだ。)

 「たなご屋」さんではご主人が手作りの竿や道具を売っているお店だった。何回も通ううちにご主人とも仲良くなり、行くたびに赤マムシドリンクをもらったり、おでんを食べさせてもらったり、いろんな釣り方を教わったりと楽しかった。午後から店番は奥さんがされていた。白川由美に似たわりと美人のおばさんだった。雨が降ったりすると、釣りもしないで入り浸ってたもんだ。

 しかし、何年か後に俺の転勤があり、少しこちらを離れている間に、悲しいことだが、ご主人がお亡くなり、お店も閉じられたと話を聞いていた。

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 のぶおくんと霞ヶ浦に釣りに行った時、
「ベストフィッシングに寄って行きましょうか?」
という話になった。俺は『ベストフィッシング』というお店は知らなかったが、
「いがぐりさんは『たなご屋』さんを知ってるんですよね。『たなご屋』さんが閉店になった時、残った在庫を引き取ったのが『ベストフィッシング』のえいいちさんですよ。」
と説明してくれた。

 『ベストフィッシング』さんは小美玉市の小川町にあった。霞ヶ浦で釣りをする時はこの周辺も行き来していた。いつの間にお店が出来たんだろう。お店の中にはなつかしの『たなご屋』のおじさんのお手製の浮子やらシモリやら竿なんかが置いてあった。俺は懐かしさでいろいろ見ていたが、『たなご屋』のおじさんが長竿用に作っていた大きなシモリを買うことにした。このかたちは他では見かけたことがないので、『たなご屋』さん亡き後、探していたんだ。

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 俺はいろんなタナゴ用の釣具を見ているし、周りにプロの職人さんもいるので、道具に対する目が肥えている方だと思う。その上、毒舌な俺に言わせても、ベストフィシングさんの箱ものはなかなかだ。値段とモノを考えると、お買い得な値段のように思う。先日、おじちゃんたちと行った時、俺よりさらに目の肥えたおじちゃんたちもお買い得だと言っていたので間違いないだろう。

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 俺はベストフィッシングさんが気に入ってしまった。いや、正確にいうと、ベストフィッシングさんだけでなく、同じ店舗内の『佃煮屋 大形屋商店』が気に入ってしまったのかも知れない。(笑) そう、『ベストフィッシング』さんは『佃煮屋 大形屋商店』さんと併設された複合商業施設なのだ。『大形屋』さんではいつ行っても、俺の好きな「鯉の旨煮」が置いてあるのがうれしい。俺は霞ヶ浦に行くと、必ず『ベストフィッシング』で釣具を物色し、『大形屋』さんで鯉や佃煮をお土産に買うようになった。

 先日、のぶおくんと釣りに行った時だ。のぶおくんが新しい水箱を持っていた。なんだかどこかで見たことあると思ったら、『ベストフィッシング』さんで俺たちが褒めていた、あの水箱だった。のぶおくんもなかなかやるな。

*ベストフィッシングHP→ http://www.best-f.jp/

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『川魚入門』 -採集と飼育-

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*表紙 よく見ると、俺の二十代の頃の鼻血が付いている。(笑)

 俺は小学生の頃、小物釣りをはじめた。釣ってきた魚をプラケースに入れては眺めて喜んでいたが、そんな俺を見たおじいちゃんが濡れ縁に古い90センチ水槽を設置してくれた。電源を引き、エアポンプで底面フィルターを回した。その当時の小学生には十分すぎる水槽環境だ。

 俺の小物釣り熱は一気に上昇した。毎日のように釣りに出かけては釣ってきた魚を自慢の水槽に入れた。フナ、クチボソ、タナゴ、仔ゴイ、仔ベラ、ヤマベ、ハヤ、ヨシノボリ、チチブ、とにかく釣った魚を水槽に放り込んだ。この水槽は友達にもうらやましがられたし、今もこのごった煮水槽はやってみたくなるほど楽しい思い出だ。

 そうやって、魚の飼育を覚えた俺は中学生になると、熱帯魚を飼育するようになった。エンゼルに始まり、ディスカス、アピスト、コリドラスを魚種を変えながら飼育を続けていたが、その傍ら、近くの『釣り堀公園』で釣ってきたタナゴ用の飼育水槽もずっと維持していた。

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結構有名な写真は他の本や図鑑とかぶってたりする(笑)

 俺は車の免許を取ると、また釣り熱が再燃し、タナゴばかりを釣ってくるになった。すると、水槽はタナゴが大半を占め、俺のお気に入りだったコリドラスちゃんたちは端に追いやられるようになった。

 その当時のタナゴを飼育している人たちの多くはほとんど何もレイアウトしない水槽にとにかくタナゴをたくさん入れ、魚自体を観賞するような飼育スタイルが多かったように思う。しかし、俺は本当のタナゴの生息地も知っているし、熱帯魚の飼育経験もあることから、水槽で水景を再現し、その中でタナゴを泳がせて見たかった。

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この写真を見て、西日本へ行くことにした。

 俺は熱帯魚の飼育を始めた中一の頃から熱帯魚雑誌の『アクアライフ』を購読していた。そして、この『アクアライフ』の別冊で日本産淡水魚飼育のバイブルと言える『川魚入門』が出版されたのは俺が二十歳の時だった。

 まだ「ガサガサ」という言葉すらなかったこの時代に、この『川魚入門』は秀逸だった。この本はそれまでにない(?)日本産淡水魚の種別の飼育書だった。俺が目指すような淡水魚のレイアウト水槽の作り方も載っている。また、秋山信彦氏、内山隆氏、桜井淳史氏、森文俊氏の写真を使い、値段の高い図鑑なみの豪華さだ。

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今の俺だったら、違う飼い方する。(笑)

 そして、俺のタナゴ熱は上がりすぎ、精神的にやられてしまった。立派なタナゴジャンキーの出来上がりだ。週末にはタナゴを釣り歩き、長期の休みが取れる時は岡山や九州まで釣り旅行だ。家の水槽は増え続け、またタナゴもブリードによって無数に殖え続けた。また、突然変異のタナゴを釣り集め、さらにその個体を殖やしていった。俺の部屋はいつしか、タナゴ研究所となり、ショッカーの秘密基地のように夜な夜なタナゴ改造手術が行われたのであった。(←いつもながら盛りました。:笑)

 『川魚入門』日本産淡水魚飼育のバイブル。俺はこの本と出会ったおかげで最高の二十代(?)を過ごすことができた。(笑)


『川魚入門』-採集と飼育ー
淡水魚と水辺の生き物を楽しむ 
月刊アクアライフ4月号別冊
定価/1,900円
1990年4月25日発行

発行人/株式会社マリン企画
(現エムピージェー)


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菜の花タナゴ

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 今日は用事が午前中で終わった。ビルから出てくると、天気がよくて、ずいぶん温かい。ここんとこぐずついた天気が多かったが、やっと春らしい感じだ。そこで午後はちょい釣りに出かけることにした。

 最近、ブロ友さんたちのブログをのぞくと菜の花の写真が出てくる。俺は菜の花を見るのも、食べるのも好きだ。(笑) 釣り場は菜の花が咲いているであろうあの春の小川に行ってみることにした。

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 俺は急いで家に帰り、車で菜の花ポイントに向けて出発した。俺は基本的にかなり早起きで釣り場に向かうタイプだ。釣り場に行く時に渋滞にあったことなどほとんどなかった。朝だと菜の花ポイントまでは1時間ちょいで着くが、昼間のこの時間では菜の花ポイントは渋滞の彼方だったのだ。いつもより倍以上の時間が掛り、菜の花ポイントに着いたのは15時半過ぎだった。これじゃ、釣る時間がない。しかも天気まで悪くなりはじめ、釣りをはじめようとすると、空まで曇ってしまった。なんか調子狂うぜ。

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 なんだかどんよりした天気になり、俺の想像した春爛漫の釣りとはまったくならず、なんだかやる気も半減したが、とりあえずは釣っておくことにした。時間もないし、鉄板ポイントに直行だ。実は鉄板ポイントが菜の花ポイントでもある。菜の花はちゃんと咲いていた。

 木の根っこの近くを脈釣りで探っていく。アタリはすぐあった。木の根の方からバラタナゴを引き抜いた。う~む、色もイマイチ、なんだかなぁ。

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 釣り友達のちゃっく先輩はよく赤虫を使ってヤリタナゴを釣っている。今日は俺も珍しく赤虫を持ってきてみた。ハリに赤虫を付け、木の根の間を探る。目印が横に動いた。アタリだ。釣れてきたのは小さなヤリタナゴだった。結局、釣れたヤリタナゴは一匹だけだった。小さなアタリはよくあるので、浮子釣りの仕掛けに換えてみた。バラタナゴは釣れるんだけどなぁ。

 そうこうしてるうちに夕焼けチャイムが聞こえてきた。俺は大人になった今も、一人で夕焼けチャイムを聞くと、家に帰りたくなる習性が残っている。(パブロフの犬?:笑)

 釣り道具を仕舞い、車に乗り込んだ。しかし、どこか満たされないものがある。釣果はまあいいにしも、春らしさを感じに来たはずなのに、天気も婚姻色もイマイチだったからだ。俺は帰り道にサウナで充実感(?)を補うことにした。

 次はもっとちゃんと春の釣りを楽しみに行こうと思う。

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ルビーの輝き

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 ちょっと前に「えっ、いいんすか!?」した仕掛けを卸した。浮子にルビーが埋め込まれている。(←?:笑)

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 タナゴが掛ると水の中で妖しく赤く輝くルビー浮子。ちなみにダイヤモンドバージョンも「いいんすか!?」してある。(笑)

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渓流タナゴ釣り

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 俺はアマーノ氏、超熟女派ひで氏、星のおじ様を乗せて首都高を走っていた。いつもならジャンクションを右に曲がり、霞ヶ浦を目指すのだが、その時、俺はハンドルを左に切った。
「今日は渓流に行くことにしましょう。」
突然の目的地変更だ。(笑)しかし、たとえ、文句があろうが、俺がハンドルを握っているので、三人は何の抵抗も出来ない。星のおじ様が後部席から俺に「リポビタンD」を渡してきた。「頑張れ!」と無言の賛意をしめしている。今日の俺たちは山の中で渓流タナゴを釣りをすることが決定した。

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 山中に着いた。思い思いの場所で釣ることにした。超熟女派ひでさんと並んでいた俺にすぐにチビのアカヒレ♂を釣り上げた。幸先いいスタートだ。デジタルキープをしようとカメラのパワーを入れると、
「ドュルル・ドュルル・ドュルル」とおぞましい効果音がカメラから出ている。これはドラクエⅠで復活の呪文を忘れちゃった時の音だ!(←知ってる?:笑) モニターには「撮影可能枚数0」ととんでもない表示が出ている。俺はSDカードをカメラに入れ忘れたようだ。(笑)

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 釣ったタナゴはスマホで撮影だ。う~むマクロがない(?)ので、うまく撮れない。もともとカメラ趣味のブログではないので、今回の写真は適当で勘弁してもらおう。

 しかし、スマホのカメラの撮影でも、タナゴにはそんなことはまったく関係ないので、ちゃんと釣れてくる。きれいに写真を撮ってやれないかもしれんが、すまん。アカヒレの♂♀がカワムツにまじり飽きない程度に釣れてくる。カワムツは入れ食いなので、全体としてはけっこう忙しい。

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 バラタナゴも一匹だけ釣れた。バラにしてはずいぶん肉厚で体高が低い。ハイブリッドではなさそうだが、ずいぶん変わった体型だ。

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 俺は少し移動し、堰堤下でタナゴを狙う。こんな堰堤でも脈釣りなら、タナゴを狙うことが出来る。ここにもアカヒレが隠れていた。カワムツが入れ食いで釣れてくるが、その間にぽつりぽつりとアカヒレが混じる。

 「なに釣ってんですか?」
「タナゴって魚ですよ。」
川原を歩いてきたおばあちゃんに聞かれた。ひでさんがここにいないのが残念だ。
「えっ、アナゴ!!!」
おばあちゃんの目が妖しく光った。俺はこの『アナゴ空耳アワー』は三度目の経験だった。(笑) ちょうど「ふぉとっと」に入っていたアカヒレ♂を見せると、おばあちゃんも納得したようだった。

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 俺は三人を置いて、さらに川を上ることにした。渓流釣りでも俺は釣り上がるタイプだ。ここぞという大石の周りに仕掛けを投入する。おおっ、アカハラだ!ウグイ♂の婚姻色が見事だ。子供の頃、こういうの釣りたかったんだよな。釣れると、持って帰って食べてたね。(←今は食べないよ:笑)

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 さらに上流に向かう。川の真ん中に大石がある。その周りを脈で探っていた時のことだ。目印にアタリが出て、魚信が手に伝わった。水中では紫色の魚体が翻った。マタナゴだ。ハトポッポの追星がすばらしい。

 ちなみに以前ここに来た時はこの大石の周りを今回と同じように脈釣りで探り、赤虫で見事にヤマメを二匹釣り上げたことがある。ここはマジで渓流タナゴ釣りなのだ。今回も赤虫も使ってみたが、残念ながら、ヤマメを釣ることはできなかった。

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 ヤマメは出なかったが、アカヒレは出た。ちょっとサイズは小さいが、流れの中に群れているのか、♂♀と釣れてくる。

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 アカヒレ、マタナゴがこのポイントで釣れた。タナゴは群れているようで、サイズは小さいが、アタリが多い。渓流タナゴ釣りをここのポイントで十分に堪能することができた。

 俺は今回も脈釣りの威力を他のメンバーにまざまざと見せつけた。アマーノ氏はすでに今回も脈釣りで釣るようになり、自分で作った仕掛けでアカヒレを釣り上げて、その威力を痛感したようだ。超熟女派のひでさんも自分ではまだ釣ってないが、仕掛けは作るようになった。脈釣りの虜になるのも時間の問題だろう。そして、今回、星のおじ様は脈釣りの仕掛けを持っていなかったが、帰りの車の中で
「脈釣りかぁ・・・。」
とつぶやいたのを俺は聞き逃さなかった。

 この三人は道具を作れる人たちだ。これで仕掛けはいろんなものを作ってくれるにちがいない。(笑) 俺が推進している伝統のタナゴ釣り「アヅマ式脈釣り」復活計画は着々と進みつつあるのだ。



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渓流タナゴ釣り 脈釣り道場編

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 「タナゴの脈釣り教えて下さいよ。」
そうだ、のぶおとの約束を忘れてた。(笑) 先週は渓流タナゴ釣りを満喫したが、本来の予定ではのぶおと行くことになっていたので、こちらも計画通りに釣行することにして、連チャンで渓流タナゴ釣りだ。今回は少し探索もしたかったので、車はのぶおのパジェロミニを出してもらった。

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 この日はボウズの予感は全くなかったが、最初に手堅く釣っておきたい。そこでまずは先週のポイントに行ってみた。そして、アヅマ式の脈釣りで釣り開始早々、数秒でアカヒレタビラを釣り上げた。のぶおにまざまざと脈釣りの威力を見せ付ける。

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 写真の男はサイババではなく、のぶおだ。俺はのぶおに言った。
「まず、のぶおの脈釣りを見せてくれ。」
仕掛けは以前に渡したりしてるので、そちらの不備はなさそうだ。俺のとなりで釣り始めるのぶお。ここのポイントはタナゴはポツポツしか釣れないが、カワムツはほぼ入れ食いで釣れてくる。しかし、のぶおにはカワムツすら釣れてこない。俺にはすぐにのぶお式脈釣りの弱点は見えた。

 「水の中でエサが鈎からすぐに落ちている。」
俺はのぶおに指摘した。俺の脈釣りでは玉虫をメインに黄身練りと赤虫をエサとして使っている。この時点で俺ものぶおも黄身練りを使っていた。
「そのエサどうした?」
「先週のなんですけど、あっ、ちゃんと冷蔵庫に入れておきました。」
「そんなのダメだ、全部捨てろ!」
黄身練りは俺の作ったものに換えさせた。

「竿の持ち方が悪い。」
これは脈釣りに限ったことではないのかもしれないが、のぶおの竿の持ち方が悪い。
「小指が立ってるんだよ!気持ち悪い!」
「いや、これはくせというか・・・。」
ともかく、のぶおのおネエ風の竿の持ち方を矯正した。
 
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 のぶおにもカワムツが釣れだした。これでタナゴを釣るのは時間の問題だ。ここはとにかくカワムツが多い。カワムツを十匹以上釣って、タナゴが一匹釣れるような感覚だ。

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 のぶおにもようやく♀だが、アカヒレタビラが釣れた。脈釣りの要領は掴みつつあるようだ。釣れてくるのは全体的に♀が多い。♂を釣るのは一苦労だ。しかし、釣れた瞬間の婚姻色は素晴らしい。これはと思う♂の個体をデジタルキープしていく。

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 ある程度のタナゴは釣れたので、今度はポイントの開拓だ。こういう時にのぶおの車が役に立つ。川のすぐそばまで車で入って行ける。

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 何か所か周ってみたが、あんまりこれと言っていい場所はなかった。しかし、その間にのぶおも大きなアカヒレタビラの♂を釣って満足したようだった。この日はどこに行ってもマタナゴ♂が釣れていなかったので、帰りがけにマタナゴが釣れるポイントに寄って行こうということになった。

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 そう、そして俺は結果をちゃんと出す男だ。ここでもわりと簡単にマタナゴ♂を釣り上げた。

 さらに次の一匹を狙う俺の背後にのぶおが立っていた。
「ふっ、すべり台やろっか。」
またこれか!(笑) そして、お約束どおり、足元がくずれ、俺は小川の中にすべり落ち、両足が膝上までビチャビチャだ。今回のウォータースライダーのダメージはかなり大きかったので、俺は釣りの継続を断念した。

 ジーンズとブーツを脱ぎ、のぶおの車に乗り込む俺。下半身はパンツ一枚なので、なにかを持つ時に小指を立てるのぶおの性癖が気になってしょうがなかった。

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タナゴ脈釣り 仕掛け編

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これが反響の大きかったおネエ風タナゴ脈釣りだ!

 アヅマ式錘を使ったタナゴ脈釣りでタナゴ渓流(?)釣りをしてネタを連続でアップした。この釣りは流れっ川では絶大な威力を発揮し、次々にタナゴを釣り上げた。このネタはなかなかの反響で、そのスジ(?)の人たちからお問い合わせがきた。
「どこに行ったら、仕掛けが売っているのか?」
「目印やアヅマ式錘は自分で作れそうか?」
「竿の握り方として、小指は立てない方がやはり釣れるのか?」
などだ。

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左:関釣具アヅマ式錘+アマーノ氏作目印 右:超熟女派ひで氏作仕掛け

 アヅマ式錘を使ったタナゴ脈釣りは浮子を使ったタナゴ釣りが全盛の今においては、すでに一度滅びた釣り方と言えるかも知れない。(ゴツンコとはちょっと違う。) この脈釣りはセミクジラの穂先のタナゴ竿+アヅマ式錘+研ぎ鈎のバランスによって成り立つ釣り方である。このうち、セミクジラの穂先、アヅマ式錘は現在、手に入れようとしてもなかなか見つからない。卵が先か、鶏が先かの話ではないが、ニーズが少なくなり、釣り道具が作られなくなり、それにより釣り方自体が廃れてしまったというパターンだと思う。

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関釣具購入アヅマ式錘 アマーノ氏作目印

 俺はめぐまれた立場にいるので、わりと近くに江戸の釣り文化に詳しい関釣具さんで探すこともできるし、周りには職人的な方々が多いので、のび太くんのように
「こんなのがあればなぁ。」
とさえつぶやくだけで、一週間後には
「これ、使ってみて?」
「えっ、いいんすか!?」
というのが日常的な流れになっている。(笑) 今ではほとんどなくなってしまった釣り道具ですら、スペックさえ分かれば、ある程度のものは作ってもらうことが可能なのだ。

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渓流用目印 バレットシンカー

 今回、のぶおくんに「脈釣りを教えて下さい。」と言われて困ったことがある。教えようにもアヅマ式錘を使った脈釣り仕掛けがない。俺もさすがにまだ自分の分の仕掛けを確保しているのみだったのだが、のぶおはいやがる俺から貴重な仕掛けを無理やりに奪って行ってしまった。(笑)

 そこで俺は他の人に貴重な仕掛けをこれ以上奪われないためにも、代用品でアヅマ式錘の脈釣り仕掛けを作れないものかと考えた。

 
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 一番問題なのはアヅマ式錘が手に入らないことだが、俺は代用品はすぐに思いついた。俺はその昔、バスを釣っていた。テキサスリグというバスの釣り方があるが、その釣り方に使うバレットシンカーという錘はアヅマ式オモリにそっくりだ。俺はルアーショップでタングステンのバレットシンカー1/16oz(1.8g)、3/32oz(2.7g)を買ってきた。

 道糸はフロロの0.3、渓流用の目印、バレットシンカー3/32ozを使って仕掛けを作ってみた。多分、本物のアヅマ式と同じような働きをしてくれると思う。

 ちなみにセミクジラのタナゴ竿はかなり高価なので、こちらもなかなか手に入れることはできない。しかし、ダイワのタナゴ竿「ひなた」は穂先が柔らかく脈釣りにも流用できるのではないかと思われる。六尺以上での脈釣りも研究中なので、近いうちに「ひなた」のインプレッションもネタにすることになるかも知れない。

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G.W.ご近所でタナゴ釣りのひととき。

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 昨日は家族ポイントアップキャンペーンで埼玉県にある国営森林公園に行ってきた。とりあえず、これで父親らしいことはしたので、あとはのんびりすることにした。

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 近所の公園の池に行ってみた。なんだか人が少ない。毎日ここにいる老鉄人88号に聞いてみると、
「○○さんのところはお孫さんが来ているらしい。△△さんのところは娘さんと出かけたらしいし、××さんのところは・・・。」
ようはゴールデンウィークを家族で過ごす人はここには来ないのだ。

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 裏を返せば、この公園にはG.W.中、家にいると邪魔になる人や、家族に必要とされていない人が集まっているのかも知れない。(←みなさん、すみません、もちろん冗談です。:笑) 釣りもせず、東スポを読む背中には哀愁すら感じてしまう。俺も一応は竿を出してみることにした。そうでもしなければ、ここの空気は寂しすぎる。(笑)

 小さなアタリがでた。俺は小さなバラタナゴを釣り上げた。
「ちっけ!」
俺はつい大きな声で言ってしまった。
「ぜいたく言うな!」
俺に向かって、怒りの声が帰ってきた。
そう、ここではタナゴすらほとんど釣れていないのだ。

 家族にも見放され、タナゴにもソッポを向かれてしまったここの釣り人たちは、池でボートを遊びをする家族たちを眩しそうな目で見つめていた。(笑)

*ちょっと盛りすぎかも知れません。公園で釣りする人たち許してね。(笑)

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海老取川でテナガエビ釣り

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 江戸の釣り歳時記では釣りモノは春から夏にかけて、フナ→ヤマベ→テナガエビ→ハゼ(←多分?)となる。アマーノ氏はこういった小物釣りが好きで特にハゼ釣りに凝っている。アマーノ氏が昨年、ハゼを釣りに行った時にテナガエビが釣れるという話を聞いてきた川があった。その川の名前は「海老取川」という。実は俺もこの川のうわさは聞いたことがあったし、「海老取川」という川は俺に「その川こそテナガエビの楽園なのではないか?」という妄想を抱かせるに十分であった。

 そして、今年のG.W.になり、はちきれんばかりの妄想は俺を海老取川へと向かわせた。もちろん、俺の妄想をここまで膨らませた張本人のアマーノ氏には付き合ってもらうことにした。

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 干潮ちょい前の多摩川の支流、海老取川に到着した。これから上げ潮を釣るつもりだ。しかし、俺の想像と違い、海老取川河口はテトラはなく、ゴロタ石と砂地で足場の高いちょっと釣り辛いポイントだった。

 とりあえず、竿を出してみた。意外に流れが速く、ゴロタ石の間に仕掛けを入れても流されてしまう。なんとか流れの少ないところを狙って釣ってみるが、釣れてくるのは小さなハゼだけだった。海老取川はこれからの時期、ハゼの楽園となるかも知れない。

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 ゴロタ石の間でこれまた小さなテナガエビがやっと釣れた。しかし、ここは俺の妄想とは全く違い、車エビ級のテナガエビが歩きまわっている「テナガエビの楽園」とは程遠いポイントのようだった。俺はこのポイントはあきらめ、すぐに移動することにした。

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 そして、湾岸を走ることほんの数十分。今度は江戸川の支流、新左近川にやってきた。ここはその昔のことだが、テナガエビを爆釣したことがある。しばらく来ていなかったが、また是非来てみたいと思っていたポイントだ。

 俺はゴロタ石の間に二本の竿を出してみた。しばらく経つと、六尺の竿がするすると川の中に引きこまれていくではないか!? 俺はもう一本の竿で六尺の竿を引っかけた。その間も道糸を何者かがグイグイと引っ張っている。

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 しかし、この引っ張り方はどう考えてもテナガエビではない。竿を立てると、水の中に見えたのはやはり魚だった。そして、上がってきたのはなんとハヤだった。こんな河口近くの潮入りの川でハヤ?こいつはマルタウグイの小さいヤツなんだろうか?(よく分からないので、分かる人教えて下さい。←局長のことね。)

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 この後もハゼがたまに釣れる程度でテナガエビの魚信はなかなか竿に伝わってこなかった。ようやく潮が上がってきたと分かるようになった時、なんとかテナガエビが釣れたが、それも数匹のことだった。ここは本当にテナガエビがいるのか!?そう、俺たちだけでなく、周りの人もほとんど釣れていないのだ。(笑)

 テナガエビには食べる楽しみもある。しかし、この時間でこのペースじゃ、唐揚げにするのも手間ばかりだ。俺はテナガエビをリリースし、帰ることにした。

 こんなことなら、家の近くの川の方が釣れるはずだ。(←でも、食べる気はしない:笑)俺とアマーノ氏は次のテナガエビ釣りはホームでリベンジすることにした。

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