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Channel: 実釣派!極楽タナゴ生活。
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続・ピルピル

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 自分でバスク料理のピルピルを作って、何回か食べてみたが、なんだか納得がいかない。インターネットでレシピを調べ、それを見よう見まねで作っているだけだからだろう。
 
 俺はバスク料理のお店でピルピルを食べてみたくなった。しかし、こういったお店に一人で行くのはちょっと侘しすぎるし、いつもの飲み仲間で行くのも、お店に迷惑が掛りそうだし、奴らには似つかわしくない。(もちろん、俺をのぞいてだ。:笑)
 
 そこで、俺はまず周りの人たちにバスクの素晴らしさを語るところから始めた。
 
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お店のHPから拝借しました。(旗はバスクの旗ね。)
 
 「スペイン料理の源流はバスクにあり。」
俺は格言めいた言葉までを作り上げ(笑)、その素晴らしさをみんなに説明した。最近、スペイン料理はバルなどもあり、身近になりつつある。この格言は一緒に仕事をしている女の子たちのハートを鷲掴みにしたようで、二人の女の子と一緒にその日のアフター5(死語?)にバスク料理店に行くこととなった。銀座にある「VICS VASCO(バイス バスコ)」さんだ。
 
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バスクビール(パゴアピルスナー)
 
 まずはお店の人のおすすめのバスクのワイン「チャコリ」で乾杯だ。微発泡の白ワインで香りが高い。飲み仲間とよく飲む「マッコリ」とは名前が似ているが、まったくの別物だ。(笑)
 
 そして、お料理のオーダーだ。俺はピルピルだけで十分だったのが、女の子たちがどうしても他のものも食べたいと言い出した。あれほどピルピルを食べてみたいとか言ってたくせに。話を合わせやがったな。(笑) しょうがないので「ピルピル」と三人分『バスク入門コース』という軽めのコースをお願いした。やはり女の子は俺と違い、ミーハーなのだ。
 
 コースはおすすめの一口リゾット(?)、サラダから始まり、次にフォアグラ+アナゴ+果物のミルフィーユが運ばれてきた。ミルフィーユの上にはキャラメルが掛る甘めの料理で、俺の口(酒飲みの口?:笑)にはあまり合わなかった。
 
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本物ピルピル ズッキーニが美味しい
 
 バスクビール、パゴアピルスナーを飲んでいると、次に本物の「ピルピル」は俺の前に運ばれてきた。一口食べてみると、程よい固さと程よい塩味を感じた。これが本物の味か!そして、俺の求めていた「バスク」はやっぱりこっちなんだよ。タラはバカラオという干しダラを使っていることで、程よい塩味とうま味が出るのだそうだ。しかし、バカラオは日本では売ってないとのこと。残念。
 
 本物の「ピルピル」はタラもさることながら、一緒に煮込まれたズッキーニやジャガイモが美味しかった、これは今度真似してみよう。しかし、ソースに関しては俺のピルピルの方が濃厚で美味しいかもしれない。(?:笑)
 
 その後はクロケッタと鯛のブランチャと豚ばら肉の煮込みをシェアして食べながら、バスクビールのバコアレッドエールを飲んでいた。
 
 俺がお店の人に「ピルピル」のことを質問したり、バスクのことについて話したりしていたのを見て、女の子たちは
「こんなに真剣に話すいがぐりさんを見たのは初めてです。」
なんて言い出しやがった。そうだ、俺はまさしく仕事より趣味に熱くなる男なのだ。(←本当は誰でもそう?:笑)
 
 結局、この日はこの「バスク入門お手頃コース」とワインとビール少々だけだったので、割と安くすんだが、いいものを作るためには時間と、それなりの代償を払わねばならないようだ。(笑)
 
 

続・ピルピル

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 自分でバスク料理のピルピルを作って、何回か食べてみたが、なんだか納得がいかない。インターネットでレシピを調べ、それを見よう見まねで作っているだけだからだろう。
 
 俺はバスク料理のお店でピルピルを食べてみることにした。しかし、こういったお店に一人で行くのはちょっと侘しすぎるし、いつもの飲み仲間で行くのも、お店に迷惑が掛りそうだし、奴らには似つかわしくない。(もちろん、俺をのぞいてだ。:笑)
 
 そこで、俺はまず周りの人たちにバスクの素晴らしさを語るところから始めた。
 
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ここがVICS VASCO さんだ!(写真はお店のHPから拝借しました。)
 
 「スペイン料理の源流はバスクにあり。」
俺は格言めいた言葉までを作り上げ(笑)、その素晴らしさをみんなに説明した。最近、スペイン料理はバルなどもあり、身近になりつつある。この格言は一緒に仕事をしている女の子たちのハートを鷲掴みにしたようで、二人の女の子と一緒にアフター5(死語?)にバスク料理店に行く約束をした。銀座にある「VICS VASCO(バイス バスコ)」さんだ。
 
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バスクビール(パゴアピルスナー)
 
 まずはお店の人のおすすめのバスクのワイン「チャコリ」で乾杯だ。微発泡の白ワインで香りが高い。飲み仲間とよく飲む「マッコリ」とは名前が似ているが、まったくの別物だ。(笑)
 
 そして、お料理のオーダーだ。俺はピルピルだけで十分だったのが、女の子たちがどうしても他のものも食べたいと言い出した。あれほどピルピルを食べてみたいとか言ってたくせに。話を合わせやがったな。(笑) しょうがないので「ピルピル」と三人分『バスク入門コース』という軽めのコースをお願いした。やはり女の子は俺と違い、ミーハーなのだ。
 
 コースはおすすめの一口リゾット(?)、サラダから始まり、次にフォアグラ+アナゴ+果物のミルフィーユが運ばれてきた。ミルフィーユの上にはキャラメルが掛る甘めの料理で、俺の口(酒飲みの口?:笑)にはあまり合わなかった。
 
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本物のピルピル ズッキーニが美味しい
 
 バスクビール、パゴアピルスナーを飲んでいると、次に本物の「ピルピル」は俺の前に運ばれてきた。一口食べてみると、程よい固さと程よい塩味を感じた。これが本物の味か!そして、俺の求めていた「バスク」はやっぱりこっちなんだよ。タラはバカラオという干しダラを使っていることで、程よい塩味とうま味が出るのだそうだ。しかし、バカラオは日本では売ってないとのこと。残念。
 
 本物の「ピルピル」はタラもさることながら、一緒に煮込まれたズッキーニやジャガイモが美味しかった、これは今度真似してみよう。しかし、ソースに関しては俺のピルピルの方が濃厚で美味しいかもしれない。(?:笑)
 
 その後はクロケッタと鯛のブランチャと豚ばら肉の煮込みをシェアして食べながら、バスクビールのバコアレッドエールを飲んでいた。
 
 俺がお店の人に「ピルピル」のことを質問したり、バスクのことについて話したりしていたのを見て、女の子たちは
「こんなに真剣に話すいがぐりさんを見たのは初めてです。」
なんて言い出しやがった。そうだ、俺はまさしく仕事より趣味に熱くなる男なのだ。(←本当は誰でもそう?:笑)
 
 この日はこの「バスク入門お手頃コース」とワインとビール少々で上がりとした。こういうところではあんまり調子に乗って飲みすぎない方がいい。俺の本当の姿は飲んだくれのオヤジではなく、あくまでもジェントルなのである。(笑)

エアメール

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今夜、うちの子供たちにサンタさんからエアメールが届く予定。(笑)

いなり町東作さん

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 東作さんという釣り具屋さんは1783年(天明3年)創業で200年以上の歴史を持つ日本最古の釣り具屋さんといわれる。現在も東上野(稲荷町付近)で和竿中心のお店として続いている。たなご釣りをする者にとっては聖地(?)といわれる釣具店である。
 
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 先日、浅草に所用で行った。用事が済んだ後は時間に多少の余裕があったので、メトロ銀座線の稲荷町駅すぐそばの「いなり町東作」さんによってみた。「東作」さんはご存じの方も多いと思うが、江戸時代から続き、現在も江戸の釣りを伝えてくれる、歴史ある本物の釣具屋さんだ。
 
 「東作」さんは和竿がもっとも有名だが、この日に訪れたのは今は廃れてしまったたなご釣りの釣り方の仕掛けを探すためだ。
 
 俺はお店に入り、いくつかの竿を見せてもらった後、店主に
「たなごの脈釣りに使う、セルロイドの目印は扱ってないですか?」
と聞いてみた。
「あぁ、今は脈釣りをする人がいないですからね。今は作っていないです。サンプルとして、お店の分を残してあるくらいなんですよ。」
俺も常連ではないので、さすがにサンプルを見せてほしいとは言えなかったのが、店主は察したようで、
「サンプルもここにはおいてないんですよ。」
と申し訳なさそうに言われた。
 
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 もっとも歴史のある釣具屋「東作」さんでも、あの目印が見つからないんじゃもう本当にないのかも知れない。それでも見本さえ手に入れられれば、作ってもらえる人(←勝手に言ってる!?:笑)がいるんだが、残念だ。
 
 この日は脈釣りに使えそうな錘を見つけたので、これと竿のお手入れ用の油を買っていくことにした。
 
 「いなり町東作」さんは和竿の東作一門の総本山ともいうべきお店で和竿は数多く扱っている。値段も幅広い扱いがあるので、俺でも手が届くようなものもある。今度は時間がある時に訪れて、じっくり和竿も見せてもらおうと思う。
 
 
 

大そうじ

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 いろいろと年末のこの時期まで立て込んでしまい、大そうじが今日になってしまった。
 俺は子供の頃から家の大掃除はしない。家の大掃除は家の者ども(愛する妻と子供たちね。)に任せ、俺は水槽を大そうじすることにしている。(笑)
 
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 学生の頃、俺の家に遊びにきた女の子は
「いがぐりくんの部屋はメチャメチャに散らかってるけど、水槽はすごくきれいね。」
と褒めてくれた。(笑)
 
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 現在、家には4本の水槽がある。10時からそうじをはじめ、17時には無事に水槽掃除は終わった。
 今年も後は、これも毎年恒例の『ガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP 笑ってはいけない』を見て寝るだけとなった。
 
*なんでスジシマドジョウの写真なの?って、ドジョウはスカベンチャー(そうじ屋)だからね。
 
 本年中、ブログ『たなごころの趣味生活』に遊びに来てくれた皆様、ありがとうございました。
 2015年が皆様にとって、幸多き年にありますように。
 
 来年も宜しくお願いします。
 
 

謹賀新年

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 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 
 昨年中は当ブログ「たなごころの趣味生活。」にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
 本年も魚の飼育、採集、食、そして魚に関わる自分本位な話題(?)でブログを運営していこうと思っていますので、何卒、本年も宜しくお願い致します。
 
 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 
 
平成27年 元旦 
 
聖いがぐり魚釣団

初釣りは時速5匹。

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 俺は年末年始にある場所にたなご釣りに行くことを毎年恒例としている。今年も行こうかと考えていると、その場所はK子ノブオくんちの近くだと気が付いた。ノブオのブログを見ると、年末も釣り歩き、ヤリタナゴも釣っている。釣れているのか!?ともかく、俺はノブオに連絡を取った。
 
 「明けましておめでとうございます。えっ、あのポイント?近所じゃないっすよ。」
なに~!? 俺はわりと近場でお手軽なので、あの場所に行ってたんだ。さらに話を聞いてみると、その場所は霞ヶ浦周辺だった。う~む、霞ヶ浦に行っても、この寒さじゃ時速100匹の釣果は望めまい。
 
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 しかし、結局、俺はノブオと初釣りに行くことにした。初釣りは一人で行くことが多かったので、仲間と行くのも楽しそうだと思ったからだ。二人で俺の車に乗り込み、霞ヶ浦に向かった。
 
 「ここっすよ。」
霞ヶ浦周辺のポイントに着き、ノブオの発した言葉に俺はわが目を疑った。そこはただのドブだった。俺の今年の初釣りはドブでの釣りとなった。(笑) もう少し、初釣なんだから、シチュエーションも考えてほしいもんだ。俺はパートナーにノブオを選んだことを後悔しはじめた。
 
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 しかし、このドブはただのドブではなく、ブリリアントなドブであった。小さなヤリタナゴが釣れてきた。マジか!? ノブオもただのデブではなく、スーパーな情報を持った、ブリリアントなデブに見えてきた。(笑)
 
 この時期にチビでもヤリタナゴの数を釣ったことには満足したが、やはり、ドブの釣りでは変化がなく、飽きが来てしまった。そこでいつも通り、俺は霞ヶ浦のメシアにTELしてみた。
「明けましておめでとうございます。いがぐりです。」 
「明けましておめでとう。で、また来たの?(笑)」
 
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 俺はメシアの言葉に従い、いつものメシア降臨の地に行ってみた。さすがメシアの言葉、この寒い時期で、風も吹いているが、タナゴが釣れているようで、数人タナゴを釣っている人がいる。俺たちはパパと釣りをしているボクちんの横に入れてもらった。
 
 ボクちんとパパと話してみると、共通の知人がいることが分かり、話が盛り上がってきた。俺はさっきそこら辺の木で採った玉虫(←タナゴの特効エサね。)をボクちんに上げた。ボクちんはパパから玉虫の使い方を聞き、さっそくハリに巻いている。
 
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 「グルテンより、玉虫の方が明確にアタリが出る!」
なんだかちょっと知的(?)な言葉を発したのはパパでも、ノブオでもなく、ボクちんだった。(笑) 
 「お父さん、玉虫採って来てよ。」
ボクちんは玉虫の魅力に憑りつかれてしまった。さっきまで「そろそろ帰ります。」とパパは言っていたのに、その後はボクちんを宥めるのに必死になった。何やら、明日もここで釣りをする約束になっているそうだ。ボクちんは見上げた釣り根性をしている。
 
 楽しい会話を楽しみがら、ぽつぽつタナゴを釣っていると、そろそろお昼になったので、俺たちは移動することにした。移動途中で老舗とんかつ屋さんに入った。俺はノブオに「ニンニクとんかつ」だけはやめておけと言ったが、ノブオは反抗的な目をして、おちょくるようにニンニクとんかつを、しかもご飯大盛りで注文しやがった。その後の俺の車はニンニク臭が充満した。しかも、寒くて窓も開けられない。だから俺は言ったんだ。予想通りに迷惑だ。(笑)
 
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 その後はとあるドックに行ってみた。俺たちは長めの竿を出し、底を探ってみたが、まったくアタリはない。陽も傾いてきて、寒くなってきた。俺もかなりやる気はなくなってきた。
 
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 「ここはすごいですよ!」
帰り道の途中で見かけたホソの様子を見に行ったノブオが興奮気味にこちらに走ってきた。俺も行ってみると、小さなタナゴが群れをなしている。のぶおは俺の目の前でチビヤリタナゴまで釣りやがった。俺は悔し紛れにポイントを拡げると称し、大きな板でホソの中を掻き回した。中をドロドロにした。(笑) しかし、小さなタナゴたちはまだ釣れ続けている。ここにはラリったタナゴが集まっているようだ。それでも、たしかにポイントは拡がったので、俺も端っこで釣り始めた。
 
 しばらくすると、暗くなり始めたので、納竿することにした。今日一日の釣果はまあまあだったので、俺は充実した気分だった。
 
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  「玉虫採っていきましょうよ。」
俺はまあ満足したが、ノブオはまだ不完全燃焼のようだった。実は玉虫に憑りつかれたのはボクちんだけでなく、ボクちんの大釣りを見たノブオもだった。俺は仕方なく玉虫のなる木にノブオを案内した。
 
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 真っ暗になるまで玉虫狩りに勤しむノブオ。玉虫もたくさん採れた。俺はこの玉虫を使って、春には婚姻色見事なタナゴをノブオと一緒に釣ろうと思う。
 
 
 
 

「さがしもの」見つけた。

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 ある人から昔の釣り具を数多く置いている釣具屋さんを教えてもらい、さがしものに行ってきた。
 
 その釣具屋さんはまさに昔ながらの釣具屋さんで、店の外には安価な竿が並び、店内はガラスケースを挟んで、店の人との対面販売をするスタイルだ。ガラスケースの中は小分けにされたウキやら、ハリやら、仕掛けやら、小物がずらりと並んでいる。
 懐かしい。俺がはじめて行った釣具屋さんである「大漁堂」さんも、昔の「関釣具店」さんもこんな感じだった。この昭和にタイムスリップしたような佇まいを見にくるだけでも、価値があるってもんだ。
 
 そして、このお店の品揃えを見た俺は期待を込めつつ、単刀直入にお店の人に聞いてみた。
「その昔、たなごの脈釣りで使っていたセルロイドの目印ってありませんか?」
「う~ん、残念ながらありません・・・。相当昔に無くなったと思います。・・・。」
 
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「タナゴ脈釣り仕掛」 定価¥200 →特価¥170 (笑)
 
 しかし、それは目印単体が売り切れ(?)ただけで、目印を使った出来合いの仕掛けは売っていた!俺は目ざとく二つ脈釣り仕掛けを見つけた。
 
 これだよ、これ!その昔、見たたなご釣りをしていたおじいちゃんや、俺の大叔父さんはこれを使っていた。とうとう、同じ目印を発見したぞ!
 
 この仕掛けのパッケージにはちゃんと使い方まで書いてあった。

一、竿 一.八メートル~二.七メートル
一、エサ タマ虫、ボッタ、赤虫
一、アタリはトンボがねじれたように、回ったり、横へフケたりする

 今のたなご釣りとはまったく釣り方がちがう。多分、この釣り方では現代のタナゴは釣れないであろう。俺はこの釣り方を復元するだけでなく、今のたなご釣りに合ったものにアレンジしようと思っている。ただし、自分では何も作れないので釣り仲間のアマーノ氏に共同研究を申し込んだ。(笑)
 
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「続・ダイワ釣魚全集」 定価¥900→特価¥500(笑)
 
 この釣具店さんは宝箱のような釣具屋さんだった。見れば、見るほど、探せば、探すほどにいろんな興味深いものが出てくる。結局、この日は「タナゴ脈釣り仕掛け」と「続・ダイワ釣魚全集」(←小学生の時、持ってたぞ!:笑)を買ってきた。
 
 お店にいると、常連さんたちが入ってくるし、小学生とママが釣り竿を見ていたりする。佇まいは古いが、お店は流行っているようだ。大型の量販店ばかりになってしまった釣具屋さんの中で、こんなにも昭和チックなお店が現役バリバリなのは本当にすばらしいと思う。
 
 このお店は俺にとって、でかい鉱脈を発見したようなもんだ。掘れば、掘るほどお宝は出てくるだろう。再びゆっくり、このお店を訪れることに決めた。そして、俺はお宝を独り占めするために、まだこのお店の名前は仲間たちにも公表しないことにした。(笑)
 
(続・ダイワ釣魚全集は中身もおもしろいので、そのうち、ネタとしてアップしようと思います。)
 
 

ひょうたんや さん (Anglo & COMPANY さん)

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 久しぶりに釣り雑誌『つり人』を買った。1月号でタナゴの特集をやってたからだ。普段はあまり釣り雑誌などは読まないので、ほとんど知らなかったが、いつの間にやら、大手メーカーからもタナゴ用の釣り具が多くリリースされているのにびっくりした。たなご釣りはなかなか流行っているようだ。そりゃ、今や特集するくらいだもんね。
 
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 タナゴ特集では全国各地のタナゴ釣りについてのレポートなんかが載っていた。まあ、俺はそういう記事にはあまり興味ない。ほら、今まで全国で散々釣ってるから。(笑) しかし、そんなへそ曲がりな俺の興味を引いたのは「こだわり釣り具探訪」というコーナーで紹介されていた『ひょうたんや』さんというお店だった。もちろん、タナゴ用の釣り具を扱っているお店なのだが、記事でも他のタナゴのお店とは明らかに違う、「和であって、どこか和でなく、どこか和でないようでも、やっぱり和である。」という、なんとも言い表しような雰囲気を感じた。(←よく分かんない?:笑)
 
 この日は釣り仲間(←でも、ぜんぜん、人生の先輩ね。)のベルルスコーニ・アマーノ氏とたなご脈釣りの目印について話していた時だった。いや、平たく言えば、俺が見つけた脈釣りの仕掛けを作ってくれとお願いしている時だった。(笑) 何となく「つり人」に出ていた『ひょうたんや』さんの話が出てると、
「そのお店、知ってるし、オーナーも知ってるよ。」
とアマーノ氏が言い出した!その後の予定を聞くと、特に用事もないようなので(家でお汁粉を食べる予定はキャンセル:笑)、俺はそのまま車でアマーノ氏を拉致して、『ひょうたんや』さんに向かった。
 
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 『ひょうたんや』さんは世田谷区にあり、我々の地元からは30分ほどで到着した。「和であって、どこか和でなく、どこか和でないようでも、やっぱり和である。」という雰囲気を記事から嗅ぎ取った俺の嗅覚は強ち間違えではなかった。『ひょうたんや』さんは『アングロ&カンパニー』というルアー&フライショップの一角にある「たなご釣り」コーナーだったからだ。(ルアー&フライの方もオールドタックルなんかも置いてあっておもしろいよ。)
 
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 和竿、合財箱、仕掛け、小物などが揃い、中には『ひょうたんやオリジナル』のものも多い。タナゴ用釣り具が増えつつある今においては、必ずしも品揃えが多いとは言えないが、オリジナルが多いことからも分かるように、そのこだわりと趣味性の高い逸品が店頭に並べられている。
 
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左:オーナーの菅沼氏
 
 アマーノ氏がオーナーの菅沼氏を紹介してくれた。菅沼氏は見たところ、俺とは同年代くらいで、子供の頃から釣りをされていたらしく、よく話が合った。(←合わせてくれた?:笑) 昔のとしまえんフィッシングエリアの話、朝霞ガーデンの話、渓流の話、もちろん、タナゴの話、そして、釣りの本、雑誌の話(写真にあるのは伝説の戦前からの釣り雑誌『水の趣味』だ!)の話題でつい話し込んでしまい、大した買い物もしないのに、ずいぶんお店に居座ってしまった。(菅沼さん、すみません。) 
 
 『ひょうたんや』さんは、へそ曲がりでこだわりの強いという、趣味人として最高の性格(?:笑)をしている俺も満足できる素晴らしいお店だった。
 
 
『ひょうたんや』さん(アングロ&カンパニー内)

〒154-0017 東京都世田谷区世田谷1-21-9
TEL/FAX 03-3239-6177
http://www.anglo.jp/subsite/hyoutantop.html
 
 
 
 

「続・ダイワ釣魚全集」

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 先日、お宝発掘のために訪れた釣具店はまさしくどデカい鉱脈だった。今回は「タナゴ脈釣り仕掛け」(推定 昭和30年代製造)と二、三のものを発掘し、仕入れてきたが、前々回のブログでちらりと紹介した「続・ダイワ釣魚全集」の反響がすごかった。コメントだけでなく、内緒コメントやメッセージで
「中身を見せてくれ!」
とのリクエストが多かった。
 
 そこで今回のブログでは中身の紹介をしたいと思う。
(DAIWAさん、紹介させてもらいます:もちろん、悪口はいいません。:笑)
 
「続・ダイワ釣魚全集」・・・1977年(?) ダイワPR研究所発行
                編集人/佐々木一男 鷲田忠保 白石勝彦 西山徹 渡辺正男
                定価/¥900(特価¥500で購入:笑)
 
 ちなみに内容はすっかり忘れてしまったが、当時の俺は「ダイワ釣魚全集」とこの「続・ダイワ釣魚全集」の両方を持っていたと思う。
 
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 記事はアオザメから始まる。本当に釣らせるつもりなのだろうか?ちなみにトローリングかエサの流し釣りを試してみたいとのコメントがある。
 
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 「続」だからなのだろうか?マイナー魚種や釣っても食べないであろう魚のネタもけっこう多い。(笑)
 
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 「サメ」は数種類載ってる。なぜそれほど「サメ」に執着するのかの意味は不明だ。(笑)
 
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 写真はダイワヤングフィッシングクラブ(D.Y.F.C.)の面々だ。1977年だから、この面々は俺と同じくらいの年齢だろう。ちなみにターゲットは「エソ」。(笑) 船は泉佐野、一文字堤防への渡しらしい。ブロ友の「まーちゃん」さんがD.Y.F.C.に入っていたはずなので、つい面影を探してしまう。(笑)
 
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 そして、全編にわたって、釣り人たちの服装がすごい!現代で例えるなら、まるでサンゴの密漁をする中国人のようだ。(笑) これは冬バージョン。もちろん、釣っているのはサンゴではなく、コウイカだ。
 
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 そして、これは夏バージョン。水森亜斗風(←知ってる?今も健在だ。)の帽子がおしゃれだ。ちなみにこの人が釣って自慢げにしているのは深海魚の「シマガツオ」だ。やっぱりマイナー魚種ね。
 
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 この帽子もすごい。どこで買ったのか?現代では釣り場はもちろん、町中でこんな帽子は見かけない。(笑) 釣魚も「サヨリ」ではなく、これもマイナー魚種の「ダツ」だ。「ダツ」を釣ってどうするつもりなんだろう?でも、塩焼きにすると美味しいとの解説がある。
 
 この人たちも今は60歳以上にはなっているはずだ。もし、このブログが当人たちに見つかったとしても、きっと人間がすでに丸くなっていて、俺が茶化していることも、笑って許してくれると思う。(ノークレームでお願いします。:笑)
 
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 そして、後半1/3は淡水魚編だ。こちらもマイナー魚種がかなりを占める。やっぱり「続編」なので、むりやりネタを作っているんだろうか? でも、俺はオヤニラミを釣ったことがある。
 
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 ボウズハゼを釣ってやろうというヤツが本当にいるんだろうか?ちなみにムツ掛け(ムツゴロウ釣り)のような仕掛けで引っかけると解説がある。たしかに、ちょっとこれはおもしろそうだ。
 
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 タナゴのページもすごい!「タイリクバラタナゴ」から始まるのは理解できるが、他に紹介されているのはこれもタナゴの中ではマイナーな(マイナーっていうか、生息数が少ない)「ゼニタナゴ」と「イチモンジタナゴ」だ。「ダイワ釣魚全集」の方で、ヤリタナゴやタビラは先に解説してしまったからだろうか?(そんなページがあったような気がする。)
 
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 最後の10ページほどはダイワ製品のカタログになっている。これは懐かしい。俺はたしか「スピンキャスト」と「ファントム キャステイングロッド」のタックルにダイワ製スプーンの「ツイスト」や「クルセーダー」で、としまえんフィッシングエリアでニジマスを釣ってたはずだ。でも、今考えれば、かなりゴツいタックルなので、そんなに釣れなかった。(笑)
 
 「続・ダイワ釣魚全集」は懐かしく見ることができたが、やはり全体的に「B面」感が漂っている。やはり、次はA面である「ダイワ釣魚全集」をどこかでエグり出してこようと思う。
 
*出典/「続・ダイワ釣魚全集」
 
 
*今回はタナゴの話題は一部でしたが、ポチッとお願いします。
 
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たなご水箱! いいんすか!?

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 三連休はちょっと体調が良くなかったので、お出掛けせず、近所をぷらぷらしていた。自転車に乗り、いつもの公園に行ってみたが、釣りのおじちゃんたちはいなかった。
 
 「みんな、大タナゴ釣りに行ったよ。」
声を掛けてくれたのは、ベンチにぽつんと座るヤング・ムーンさんだった。
 
 ヤング・ムーンさんはベンチに座り、僕らの釣りをよく見ている人だが、好きな釣りが渓流やワカサギ、タナゴということで、俺とは釣りの趣味が合うし、釣りの知識が豊富なので、わりとよく話す。
 
 この日はほとんど人がいないこともあり、ヤング・ムーンさんといろいろな話ができた。その中で、タナゴ用の水箱の話になった。
 
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 すると、ヤング・ムーンさんが
「タナゴの水箱を昔、作ったんだけど、結局使ってないんだ。もし良ければ、使ってみる?」
なんて言い出した。
俺は間髪入れず、
「えっ!いいんすか!?」
とお決まりの言葉を発した。俺はもはやパブロフの犬になりきっている。(笑)
 
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たなご用水箱とふな用水箱
 

水箱

主にたなご釣りや真ぶな釣り、はぜ釣りなどの小物釣りに使う。本来は首から掛けて、釣った魚を入れておくための箱。たなご用は六寸まで、ふな用は七寸からと言われている。(魚を生かしておくには、全く向いていないため、俺は道具入れとして使っている。)

 ヤング・ムーンさんがくれた水箱は、まさにタナゴサイズの水箱だった。今まで持っていた水箱は黒の漆塗りでオーソドックスな美しさがあるのだが、この水箱はカジュアルというか、少し洒落っ気が感じられ、おもしろい。どこかフライフィッシング用の道具のようでかっこいい。しかも未使用のため、何年も前(何十年?)のものだが、ピカピカだ。
 
 俺はこの水箱をヤング・ムーンさんの分までがんがん使っちゃおうと思う。
 
 
*いつもブログに遊びに来てくれて、ありがとうございます。
 
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お手数ですが、バナーをぽちっとお願いします。
 
スマホ、ケータイの方はこちらをぽちっとお願いします。
 
 

真冬のヤリタナゴ

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 俺はまたもや週末にノブオとたなご釣りに出かけることとなった。俺はヤング・ムーンさんからもらった水箱(桶)を使ってみたかったし、ノブオは釣る気まんまんだったので(←この人、先週、インフルエンザなのに一人で行ったらしい。:笑)、二人のニーズが見事に合致したからだ。
 
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 そして、俺たちは6時に車でノブオの家を出て、霞ヶ浦周辺に8時ちょっと前についた。まずは「ボウズ逃れのドブ」で小手試しだ。
 
 俺はこの日、この日の釣りのテーマを決めていた。ずばり「ザ・脈釣り」だ。俺のお手製の竿の穂先を「ホスボン」(人工くじらっぽ)に変え、アヅマ式脈釣り仕掛けをさらに繊細なものに改良し作ってみた。目印は黄色と赤に塗り絵分けた方位磁針型をアマーノ氏に作ってもらった。(←またもらいもの:笑)
 
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 さすが「ボウズ逃れのドブ」。水の中をのぞくと、小さなバラタナゴがうようよいる。ハリにエサを付け、仕掛けを水に落とす、錘を一度底につけ、ハリス分+αくらいの高さ上に上げる。
 
 目印が1/4回転した。そして、すぐに今日のボウズは無くなった。さらに俺のアヅマ式脈釣りがここの2~3センチのバラタナゴに通用することも分かった。
 
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 バラタナゴは目視できるほど群れている。俺もノブオも適当な数は釣ったので、次のポイントへ向かうことにした。ノブオは俺よりポイントを知っているので、ポイントの選定は任せている。前回に続き、今回、連れて行かれたポイントもやっぱりドブだった。ノブオのドブフェチは本物だった。(笑)
 
 しかし、しばらく二人でいろいろとやってみたが、俺のアマーノ式目印も、ノブオのウキもピクリとも動かなかった。今日はこのドブは魚がお留守なのかと思ったが、俺は車に戻り、そのすぐ下で竿を出してみた。
 
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 すると、またもや目印がくるり。小さなヤリタナゴが釣れた。釣り道具をしまいかけていたノブオも再び竿を出した。さらに、俺は連続してヤリタナゴを釣り上げ、ノブオにプレッシャーをかけた。(笑)
 
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 俺は脈釣りの仕掛けを直接ボサの中に落とし込んで、ボサの中を釣っているのだ。さらにたなご釣り最強のエサ、玉虫も使っている。これで釣れないはずはないだろう。(?)
 
 ノブオも俺と自分の釣りのちがいに気づき、脈釣り仕掛けと玉虫を使い始めた。しかも、仕掛けとエサを変えたとたん、ノブオも釣り始めた。マネしやがって。
 
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 小さなヤリタナゴ(3~4センチ)は数匹釣ったので、さらに大物のヤリタナゴを釣り求める俺。しかし、ここでは7センチまでが限界だった。中くらいヤリタナゴを3匹釣ると、俺が釣っていたボサは沈黙した。ツ抜けはしたので、このボサは釣りきったのか?
 
 それにしても、先日のドブといい、ノブオの知っているドブはただのドブではなく、ヤリタナゴの釣れるブリリアントなドブだ。この時点で俺はドブオの、(いや間違えた!:笑) ノブオのドブフェチさには感心させられた。(笑)
 
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 しかし、どんなに釣れるにしても、ドブでばかり釣っていたら、気が滅入ってくるもんだ。俺はアタリが遠のいたタイミングを見計らい、竿をしまい、お昼を食べに行くことにした。
 
 そして、昼食後はより開放感を求め、湖岸に出てみた。お散歩がてら、数か所ポイントを周ってみたが、目ぼしいところで、バラタナゴの顔は見られた。午前中にバラもヤリも釣ったので、この時点で俺はすでに満腹だった。ノブオもまあ満足げだ。
 
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 16時で上がりとした。しかし、最後に釣り以外のやることがまだ残っていた。これも再びの玉虫狩りだ。今日使った玉虫は今日補充する。俺の玉虫ストックは冬の間、決して減ることはないのだ。いや、今日使った玉虫は5個。減るどころか、さらに増える一方となっている。
 
 
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精魂 別誂 小鮒丹

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 俺は小学生の頃、たなご釣りをはじめたが、はじめは家の近くの小さな釣具屋さんで買ったグラスの竿を使ったりしていたが、野の釣りに出るようになると、そういった竿では物足りなくなった。
 
 しかし、その当時はまだ小物釣りなどはやっている人が少なかったからか、売っている小物釣り用の竿は少なかった。かといって、本格的な和竿は当時の俺には手の出るものではなかったし、手に出来るちょうどいい値段で、ちょうどいいスペックの竿がないという状況だった。
 
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 その頃は「たなご釣り」の用品も世間ではほとんど売ってなかった。それでも当時タナゴのものを置いていたのは、都内では「関釣具」さん、「稲荷町東作」さん、「銀座東作」さんといった専門店と、渋谷の「サンスイ」川釣り館さん、吉祥寺「マルカツ」さくらいだったと思う。
 
 俺は当時、渓流のルアーをやっていたこともあり、吉祥寺「マルカツ」さんはよくのぞいていた。そして、川釣りのコーナーをのぞいた時に見つけたのが「小鮒丹」だった。
 
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 「小鮒丹」は名前の通り、本来はマブナ竿だ。その当時はまだ発売されたばかりのカーボン竿で六尺、八尺、十尺の3つの長さだけだったと思う。お店の人にショーウィンドーから出してもらい、六尺の竿を振ってみた。
 
 自分が今まで使っていた竿と比べ、まずは軽かった。そして、少し先調子だが、胴がしっかりしている印象を受けた。仕舞寸法が25センチなのも、コンパクトでいい。俺はすっかり「小鮒丹」のトリコになってしまい、その「精魂 別誂 小鮒丹 六尺」をすぐに買った。たしか¥9,800くらいだったと思う。
 
 その頃は北浦のドックでアカヒレタビラを釣ったり、その周辺の河川でヤリタナゴを釣ったりしていた。「小鮒丹」はそういった釣りにぴったりの竿だった。また、「たなご釣り」の俺の行動範囲が拡がるたびに、いろんなシチュエーションに合わせ、その後、八尺、十尺と購入した。
 
 「精魂 別誂 小鮒丹」(←名前もかっこいいでしょ?)は宇崎日新さんというメーカーが作っている竿だ。宇崎日新さんは大手メーカーではないだけに、ちょっとおもしろい竿を作っている。この当時でマブナやタナゴの竿を出していたということでも、そのマニアックな企業姿勢が分かると思う。さらに「小鮒丹」は売上も好調だったようで、三尺~五尺や軟調、硬調などのバリエーションが増えていった。
 
 昨今はタナゴをはじめとする、小物釣りはなかなかの流行になりつつあり、小物竿も大手量販釣具店でも見かけるようになった。宇崎日新さんのHP(http://www.u-nissin.co.jp/product/category/id/8)を見てみると、まぶな/たなご竿はさらに進化したり、バリエーションを増やしたりしてる。小物カーボン竿のパイオニアメーカーとして、立派な品揃えだと思う。(宇崎日新さんのまわし者ではありません。:笑)
 
 俺はたなご釣りに行く時、二本の和竿と、ずいぶんと前に買った五本の小鮒丹を常に携行している。
 
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『少年つりトップ』 1985年7月~12月号

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少年つりトップ』・・・・・1981年8月創刊。学研より発行された少年向け釣り雑誌。創刊当初は川釣りから海釣り、ルアー、フライ全般の総合釣り雑誌であったが、徐々にブラックバス・ライギョのルアー記事が多くなり、2000年5月号からは『つりトップ』として、ブラックバスのルアー専門誌となる。2001年ごろ廃刊(?)。・・・・・出典元/イガペディア

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 俺は小学生の頃、学研の『少年つりトップ』を読むのを楽しみにしていた。多分、現在40代で子供の頃から釣りをやっていた方には共通のことだと思う。人は思い出を美化するものだというが、最近になり、この『少年つりトップ』がものすごくおもしろい釣り雑誌ではなかったかと思うようになった。


 そこで、神保町の『鳥海書房』さん(釣り関係の古書で有名)や古本屋で探してみたが、一冊も見つけることはできなかった。しかし、オークションではたまに出品されるようなので、マメに見ていると、ありましたよ!しかも学研『少年つりトップ』6冊+小学館『川釣り入門』『ヘラブナ釣り入門』が8冊セットで出品されている。

 俺はオークション最終日、会社の同僚の呑みの誘いを断り、急いで家に帰り、この8冊を破格で落札することに成功した。

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 入金から翌日、相手の方の迅速な対応で『少年つりトップ』は俺の手元に届いた。1985年の7~12月号だから、『少年つりトップ』を手にするのは実に30年ぶりだ。(ほんとはたしか中1くらいまでしか読んでなかったので、1985年あたりはもう読んでいなかったように思う。)

 まずは1985年7月号から開いてみた。『少年釣りトップ』は俺の思い出通り、ものすごく楽しい釣り雑誌であった。当時の俺や同年代の釣り好き少年たちが夢中になったのも頷ける。

 『釣りキチ三平』矢口高雄の表紙。マンガやイラストでの釣り方の解説。今見ても十分に楽しい。

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 1980年代の『少年つりトップ』は少年向け釣り総合誌だったので、いろんな釣りを紹介している。当時の俺にとって、貴重な淡水の小物釣りのことが読める雑誌でもあった。これを読んで、友達と電車に乗って、入間川にヤマベ釣りに行ったんだったなぁ。

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 そして、身近な釣り場の紹介。上の写真は埼玉県戸田市の戸田ボート場だ。俺も行ってたなぁ。今は釣り禁止になってしまったが、当時は手長エビの名所として有名だった。写真を見ると老若男女揃って釣りをしている。釣り人口は間違いなく、今より多く、釣り自体がもっとポピュラーな野外での遊びだったことが伺える。

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 今は釣り業界の有名人もいろんな人が出てくる。あたりまえだが、みんな若々しい。下野さんはこの時、まだプロではなかったようだ。

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 さらに小学生たちの釣果自慢のコーナーがあり、これもおもしろい。中にはなぜか30歳とかの大人げない人が混じっていたりする。(笑) このコーナーをじっくりと見ていたら、以前、俺が所属していた「たなご会」のメンバーの一人。O塚くん(英文字の意味なし:笑)を発見した。「一日でバス143匹!?」盛ってねえか?(笑) 本人にメールしてみたが、『少年つりトップ』に載ったことすら、覚えていないようだった。(これ、よく読むと、O塚くんがガキのくせにフライでバスを釣っいる。あいつ、こどもの頃から通だな。:笑)

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 そして、もう一つおもしろいのは、広告だ。この写真は今は亡きリールメーカー「大森製作所」のダイヤモンド・リール マイコン・ウルトラだ。一万円以上したので、小学生の俺には高値の華だった。

 今回、『少年つりトップ』を読んで、当時の俺の釣りを鮮明に思い出した。今ほどは魚は釣れなくて、釣りに行ってもボウズが多かった。それでもとにかく楽しかった。仲間と自転車で川に行ったり、小学校高学年になると、電車で釣り場に向かったりもした。釣りに行けるだけで気持ちが高揚していた。

 一緒に釣りに行ってたヤツらは今、どうしてるんだろう?今も釣りを続けているんだろうか?俺はその当時から、ちょっとジャイアン気味だった。一緒に川に釣りに行った大ちゃんの靴下に砂利をいっぱい詰めて、ハンマー投げして、川の真ん中に靴下を投げ込んだりしたもんだ。大ちゃんは今も元気に裸足で釣りをしているんだろうか?(笑)

 俺たちの昭和は遠くなりにけり・・・・・。

出典元/学研『少年つりトップ』1985年7月号~12月号


*今回は写真のサイズを大きくしてあります。

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竿富さん

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 これが俺の愛竿「竿富 たなご竿」(並継ぎ・六本継ぎ・セミクジラ穂先)だ。数年前に脈釣り用にと竿富の親方に誂えてもらった。スタンダードで重厚な雰囲気が気に入っている。The・江戸和竿って感じでしょ?

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 そして、これがセミクジラの穂先だ。ひげクジラのひげを穂先にすることはカワハギ竿等でもある。クジラのひげの穂先はセミクジラをもって最良とする。セミクジラはIUCN (国際自然保護連合)のレッドリストで最も絶滅に瀕した大型鯨類に指定され、商業捕鯨は全面的に禁止されている。つまり、現代においては新たなセミクジラのひげを手に入れることはできない。

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 先日、OBJ88とアマーノ氏に付き添ってもらい(?・笑)、竿富さんに行ってきた。そもそもこのお二人に竿富の親方を紹介してもらった。こんなあつかましい俺にも高名な竿富さんの敷居は高く感じるので(笑)、この日も付き合ってもらった。

 この日ももちろん、竿富の親方に竿の注文をしてきた。俺は今、アヅマ式のたなごの脈釣りに凝っている。アマーノ氏に協力してもらい(作ってもらい?・笑)、仕掛けもかなり繊細になった。そして、小さなバラタナゴまで脈釣りで釣れるようになってきた。

 俺はこれなら近所の釣りが使えると思ったが、この細かい脈釣りに使っているのが、自作の竿で我ながらどうもしっくりこない。(笑) 普段使いできる脈釣り用のいい竿が欲しくなった。

 俺は親方に、今回もセミクジラ穂先で長さ80センチ程度の竿が欲しいと自分の希望を伝えた。親方は俺の話をふむふむと聞き、既成の竿を数本見せてくれた。その竿の中から気に入ったものを伝え、同じような仕様にしてもらう。それ以上、細かいことは言わず、あとは親方にお任せすることにした。

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 親方は高名な和竿師であるだけでなく、現役の江戸の釣りを継承する釣り人でもある。竿の話が終わったので、四人で釣り談義だ。話はたなごの脈釣りになった。俺は得意気に先日、見つけてきた「トンボの脈釣り仕掛け」を親方に見せた。

「古い目印だね。その昔、初心者が使ってたトンボの目印だな。」
「ええっ!」
ガクっ!
俺はどうやら初心者用を一生懸命に探してたらしい。(笑)


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かまくら

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 「一生に一度はかまくらを見ておいた方がいい。」
俺は飲み仲間二人を誘って、鎌倉に・・・、いや、栃木県日光市の湯西川温泉に行ってきた。湯西川温泉では今、「かまくら祭り」を開催中だ。ちなみに飲み仲間二人は鎌倉に行ったんだか、湯西川に行ったんだか、よく分かってないと思う。(←?:笑) この予定があったんで、最近は釣りに行かないで大人しくしてたんだよね。
(先に言っておくと、今回はたなごネタじゃありません。)

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 湯西川温泉は鬼怒川温泉の奥座敷ともいえる、山中の温泉で、湯西川の川岸に温泉宿が軒を連ねている。浅草から東武特急、野岩鉄道、バスを乗り継ぐで湯西川温泉に着くと、そこは雪国だった。(?) 山中の静かな温泉街という風情がいい。

 湯西川の河原に立ってみた。やはり、景色はすばらしい。しかし、いつもの習性で、つい、魚を探してしまう俺だった。(ちなみにヤマメはいました。でも、今はまだ禁漁期間ね。)

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 湯西川温泉に着いたのはお昼過ぎだったので、どこかで昼食にすることにした。川岸をてくてく歩いていると『会津屋』さんというお豆腐屋さんがあった。なんでも湯豆腐を食べさせてくれるというので、入ってみた。

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 「会津屋」さんは最高の店だった。雪景色を見ながら、こたつで湯豆腐が食べられる。こたつ、何十年ぶりか?一気にノスタルジックな気分になる。もちろん、このシチュエーションで飲まずにいられる俺ではない。瞬く間にビールを数本明けた。

 
 ここは景色が良すぎるお店だった。川の対岸ある露天風呂が丸見えだ。しかも、何気なく露天風呂を眺めながら、飲んでいた俺の目に三つのオレンジ色のバスタオルが飛び込んできた。
「おねーちゃんたちが入ってきた!」
俺は思わず大きな声を出していた。
すかさず、お店の中にいる男性全員(店主含む)から
「おお~っ!!!」
という大歓声が上がった。(丸見え露天風呂なので、女の子たちはバスタオルを巻いてました。:笑)

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 景色(?)と湯豆腐を楽しんだ俺たちは、すでに16時近くになったので、ホテルにチェックインすることにした。『花と華』という立派な温泉ホテルだった。そして、すぐに温泉に入った。温泉に入り、またもや酒を飲み始めた俺たちは本来の目的である『かまくら祭り』を見に行くのが面倒くさくなり、中止することにした。(笑)

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 夕食は囲炉裏端での食事だった。もう、ビールは朝から一人3リットルづつは飲んでいるので、そろそろ飽きが来ていた。酒は料理に合いそうな日本酒にすることにした。竹筒に日本酒を注ぎ、囲炉裏で燗をする。竹の香りが日本酒をさらに美味しくする。

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 『花と華』という温泉ホテルの中には、実はかまくらがあるのだ。俺が『かまくら祭り』は平気でキャンセルしたのは、このかまくらがあるのを知っていたからだ。予約すれば、かまくらの中でも酒を注文ができる。

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 もちろん、かまくらの中でも飲み続ける俺たち。俺は昼間、こたつに湯豆腐がいたく気に入ってしまったので、またもや湯豆腐を注文した。

 かまくらの中でこたつに入りながら、湯豆腐をつつき、日本酒を差しあう俺たち。一般的には、しんみりと人生について語り合いそうな時間だが、俺たちの話題は昼間に見えた露天風呂のことだけだった。

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怪しいタナゴ浮子コレクション

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 「いがぐりくん、ちょっと、これ見てよ。」
星のおじ様に声を掛けられた。

 星のおじ様はいつも俺に仕掛けをくれたり、浮子をくれたりするおじさんだ。(以前にお雛様の浮子とかくれた人ね。)

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 まず見せてくれた浮子は千葉の某市の某キャラクター、○ナッシーに似ていた。(笑) 販売するわけじゃないから、版権の問題はないんだろうけど、それにしても怪しすぎる。 しかも怪しすぎるのはこれだけではなく、他に怪しい浮子がいくつもケースに収められていた。なんだか中国の遊園地のキャラクターを見ている気分だ。よく見ると、なんだかいかがわしい形の浮子までが混じっている。(笑)

 星のおじ様は俺たちの細かい注文に応えたりして、真面目に仕掛け作りをしているうちに、どうやら、一足先に頭に春が来てしまったらしい。

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 星のおじ様が流石なのは、この浮子がすべて本当に使えるということだ。

 星のおじ様が怪しい浮子を使い、釣りをしていると、近くにいた子供たちが集まってきた。子供たちはバカらしいもの(失礼:笑)に敏感だ。星のおじ様は怪しい浮子をネタに、すぐに子供たちを手なずけた。

 サングラスにマスク、毛糸の帽子で子供たちに釣りを指導する星のおじ様。その姿は自作の浮子に劣らず、怪しすぎた。(笑)

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馬井助うき

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 『馬井助うき』は初代馬井助こと菅原寅次郎が京都で床屋と新内節の師匠の傍ら、小間商いとして浮きを作ったことから始まる。初代は新内節の芸名を「鶴賀馬井助」といい、この名が『馬井助うき』の由来という。また、それまでは「寝うき」がうきの主流であったが、初代馬井助が「立ちうき」を広めたといわれている。そして、初代馬井助の次男、菅原与一は父が亡くなった昭和6年に26歳で浮き職人となった。彼こそが『二代目馬井助』である。二代目馬井助と呼ばれる彼の作品は個性豊かな形状と研ぎ出し仕上げなど本格的な美しい漆塗りで関西だけではなく、関東でも注目され、「うき」を芸術の域にまで高めていった。現存する『馬井助うき』のほとんどはこの二代目馬井助の作品であると思われる。

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これはわりと見かけるタイプ。足についているのは「竹管」

 
 今回、いつもお世話になっている方から『馬井助うき』のコレクションを見せて頂いた。 このコレクションの『馬井助うき』は俺の想像とは別物だった。『馬井助うき』は少ないながらも市場に出回っている。そういう『馬井助うき』は俺でも見たことはある。しかし、そういうものとはちょっとレベルが違った。知識のない俺にも塗りが全く違うのが分かった。これこそが『馬井助うき』の最上級なのか!? とにかく素晴らしいとしか言いようがない。

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 そして、この『馬井助うき』たちはほとんどがもらったものであるそうだ。元の持ち主たちが価値を十分に理解し、大切にしてくれる人に託したということだろう。(元の持ち主たちはすでに亡くなった方が多いようだ。) 本当に価値がある「もの」はふさわしい持ち主のところに収まり、時代を生き残っていくという、目に見えぬなにかの意思を感じずにはいられなかった。

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 『馬井助うき』は本来、関西の小物釣り用のうきとして、作られたが、後には観賞用としての価値が大きくなった。しかし、もし俺が『馬井助うき』を手に入れられるようになったら、和竿と『馬井助うき』の組み合わせで関西伝統の『モロコ釣り』を実際にやってみたいと思っている。

参考/「釣り具ciassicoモノ語り:竹竿とともに時を刻む道具たち 葛美一美 著

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『川づり入門』 小学館/編

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 40代には懐かしい小学館入門百科シリーズだ。先日、『つりトップ』を購入した時、この『川づり入門』と『ヘラブナつり ハイテクニック』が付いていた。俺が小学生の頃、何冊かの「つり入門」の本を持っていたが、この『川づり入門』もその中の一冊だったはずだ。矢口高雄先生の絵の表紙が印象に残っている。

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人の船に勝手に乗っちゃいけません。よい子はマネすんなよ。(笑)

 「つりはフナに始まり、フナに終わる」
有名な釣りの格言だ。そう、釣りの入門書を読み、夢を膨らましていた時、近所のおじいちゃんがフナ釣りに連れて行ってくれたことから、俺の釣り人生がスタートしたんだった。

 これはごくごく当たり前の格言だったはずだが、今ではフナ釣りがあまり身近な釣りではなくなったようで、最近では釣り番組までが
「つりはヘラに始まり、ヘラに終わる」
なんて言っているのが非常に悲しい。(商売的な理由?:笑)

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 この釣り入門は淡水魚の魚種別に釣り方が解説されている。タナゴつりの解説では「うきづり」と「脈づり」が同等に語られている。今では滅びる寸前の脈釣りがこの時代ではまだ一般的な釣り方だったのが分かる。イラストを見ての通り、現代のバラタナゴのタナゴ釣りとは違い、メインのターゲットはヤリタナゴだ。(この当時でもバラタナゴはいたはずだが、バラ釣りにはまだ特化していなかったのだと思う。)

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 解説は子供用の入門書にしても、なかなかマニアックだ。最近、俺が苦労して探し当てたセルロイド製のトンボ(初心者用脈釣りの目印:笑)もちゃんと載っている。もしかすると、俺はこの本に刷り込まれたのか?

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読めるサイズにしてありますので、クリックして下さい。

 そして、びっくりなのは、なんと、なんと長嶋さんまでが登場し、川づりの楽しさを子供たちに伝えている。なるほど、長嶋さんは千葉県佐倉市出身で印旛沼はすぐ近くだ。小学四年生までは野球ではなく、フナ釣りに熱中していたと書いてある。この記事は今の俺にとって、かなり興味深い内容だが、ぜんぜん記憶になかった。長嶋監督は大好きだったはずなんだけどなぁ。(長嶋さんが一回目のジャイアンツの監督時代ね。)

 俺は文字通り「フナ」から釣りを始め、ルアーや渓流や海などをいろんな釣りを経験したが、最近は結局、淡水の小物釣りに落ち着いてきた。自分が再び「フナ」に近づきつつあることをちょっと感じてしまうのであった。(まだ早い?:笑)

小学館入門百科シリーズ「川づり入門」
昭和53年初版 定価490円(笑)

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マルキューさなぎ油

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 とある有名な江戸前のたなご釣師と話をしていた時のことだ。話はたなご釣りのエサの話になった。俺は黄身練り派(?)だと言うと、その名人が自分の黄身練りレシピを教えてくれた。
「黄身に○○と××を入れ、最後にさなぎ油をたらしてから、練り上げる。」
名人はマルキューのさなぎ油を使っていた。この名人に習ったわけではないのだが、俺もさなぎ油はずいぶんと前から使っていた。どうやら、俺のレシピの基本は正解に近かったようだ。

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 しかし、このマルキューのさなぎ油はもうだいぶ前に廃版となってしまい(もう十年以上前?)、手に入らなくなった。俺のストックもとうとう底を付き、今後はどうしようかと思っていた。

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 そこでいろいろとお店を探してみたが、さなぎ油は見つからなかった。見つけさえすれば、ケース単位で大人買いするんだが。

 しかし、俺のタナゴコネクションはすごかった。なんと買うどころか、例の「えっ!いいんすか!?」で三本のさなぎ油をストックした。(笑) しかも、さらにあと一本、ブロ友くんに「え!いいんすか!?」の予約を入れている。(仕事帰りにラーメン食ってるキミのことだ。一本頼むよ!:笑)

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 でも、これ、いくらなんでも古すぎね?(小口油肥株式会社は1984年、マルキューに社名変更:笑)

 マルキューのさなぎ油は無くなったが、今は代わりに(?)いか原油っていうのが発売されている。これ、たなご釣りにどうなんだろ?使ったことある人います?

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