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Channel: 実釣派!極楽タナゴ生活。
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霞ヶ浦でどんぶりこ

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 タナゴ釣り合宿ではいやというほどタナゴを釣ったので、俺の釣欲は満たされ、いつものようにガツガツとタナゴ釣りに行く気は失せていた。しかし、それでは収まらない人もいた。おいてきぼりだった不破の竿造氏だ。なるほど、インスタやブログでその釣果を見せびらかしただけでは気の毒だと思い、不破氏を誘い、霞ヶ浦へ釣りに行くことにした。

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 まずは最近、よく行くきれいな小川に行ってみた。ここではヤリタナゴやバラタナゴが釣れる。俺たちはそれぞれがやぶの中に入り、釣りを始めた。しばらくすると、あちらの方から
「おおっ、♂が釣れた!」
なんて声がしている。明らかに俺をあおっている。しかし、この釣場はだれもいないところで、のんびり釣れるのがいいのだ。俺は黙って釣りを続けた。

 不思議なことに俺の方ではバラタナゴしか釣れない。不破氏の方ではヤリタナゴ♂が釣れているのだろうか。

 「おっ、これはなかなかの♂だ!」
不破氏の独り言なんだか、あおりなんだかが続き、我慢を続け、バラタナゴを釣り続けていた俺も限界がきて、不破氏の方を見に行ってみた。

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 俺は不破氏に近づき、不破氏の隣に入るつもりだった。しかし、その次の瞬間、俺は不破氏の靴をなぜか下から見上げていた。こんなに見事に川にはまったのは2014年岡山釣行以来だ。まさしく見事としか言いようがなく、俺は胸まで水に浸かっていた。(岡山の時は頭までだ:笑)不破氏に引き上げてもらい、とりあえずは車まで戻る。ズボンのポケットの中にあったものもずぶ濡れだ。しかし、俺のスマホGALAXY-S5 ACTIVEは健在であった。こいつは何度、水に落としても平気な頼れるスマホなのである。俺は道路に面したところで、パンツ一枚になり、Tシャツを絞ったり、ズボンを絞ったりしていた。風が身に染みる。やっぱり秋だなぁ。(笑)

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 不破氏がくれたキティちゃんのタオルを腰に巻き、車に乗り込んだ。気を取り直し、次の釣場に向かうことにした。しかし、俺はその時、濡れたTシャツにキティちゃんのタオルの腰巻と変質者に近い恰好をしていた。これではメジャーどこには行けないだろう。そこで、俺がたまに行く橋の下のポイントで身を隠しながら釣りすることにした。

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 不破氏は橋の上、俺は橋の下に陣取り、釣りを始めた。よくよく川の中を見ると、俺の目の前にタナゴが群れている。もちろん、俺はそこに仕掛けを流し始めた。ヤリタナゴとバラタナゴが簡単に釣れてくる。しばらくはこれで楽しめた。しかし、よくよく川の中を見ていると、ピンクのぴらぴらがあっち行ったり、こっち行ったりしている。カネヒラだ。俺は仕掛けをカネヒラ用にチェンジした。橋の下でなるべく遠くまで仕掛けを流す。エサはミミズだ。思ったところで浮子が沈む。手に伝わる魚信からカネヒラだとすぐ分かったが♀だった。そして、これが何回か繰り返された。♂は釣れてこない。この時期のカネヒラ♂はお色気モードで釣るのが難しい。

 俺はそれでもしばらく粘っていたが、忍耐力のなさが災いし、竿をたたんだ。不破氏もヤリタナゴしか釣れなかったようで、俺より早く竿をたたんでいた。車に戻ると、俺のズボンは半渇きになっていた。キティちゃんのタオルよりはまだいいので、冷たいズボンに足を通した。

 俺が川にはまったせいでご当地ラーメンはキャンセルとなったしまったので、遅い昼食をとるためにコンビニに寄った。俺はおにぎり数個と唐揚げを買い、びちょびちょの財布からびちょびちょの千円札を破れないように出し、バイトのおねえちゃんに手渡した。

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秋の海老取川でハゼ釣り

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 しばらくタナゴ釣りばかりしていた俺は少々、タナゴ釣りに飽きてきたので、しばらく行っていないハゼ釣りに行きたくなった。不破の竿造氏に話してみると、行きたいとの答え。しかも、酒の飲み過ぎで釣りを自重していたアマーノ氏も奥さんの許可が下りたそうで、ひさしぶりにTAG65での活動をすることになった。向かうは羽田の海老取川。他にもっと釣れるハゼの釣場はあるが、行きたくなるのはやっぱりここなのだ。

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 当日の干潮は13時50分。下げはじめを釣ろうと、俺たちはふわふわカーで現地に8時過ぎに着いた。海老取川のお決まりの場所でさっそく仕掛けを投入した。

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 おかしい。いつもなら、すぐにアタリが出るはずだが、なかなかアタリが出ない。俺は誘いを掛けることをやめ、しばらく仕掛けを動かさずに待つことにした。すると、コツンとアタリが出た。ハゼだった。夏のようにはガンガンとエサは食べないらしい。やっぱり秋だなぁ。俺はこのほっとけ釣法でポツポツとハゼを釣り始めた。

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 ハゼの反応はずいぶんと鈍くなっている。アタリがあまり出ないので、アマーノ氏と不破氏はあちらの方で漁師さんと話している。たしかに竿は出しているが、ほとんど釣れた姿を見てはいないので、ただ、暇そうにしゃべっているおじさんたちにしか見えない。(笑)

 しかし、俺のほっとけ釣法も下げ六分くらいになると、ぴたりとアタリが止まってしまった。たまに来たアタリを合わせてみたが、ハゼではなく、クロダイの子供(東京ではチンチンと呼ぶ。:ほんとです。笑)だった。

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 その後も散発的なアタリはこの川でよく外道で釣れるハヤだった。アマーノ氏もあちらの方でハヤを釣って喜んでいる。俺はほっとけ釣法を続けていたが、エサを替えようと、竿を上げようとすると、なんだか思い。ゴミを引っ掛けたかと思い、竿を傷めないようにゆっくり上げてくると、水の中からカニが浮かんできた。あれはモクズガ二だ。ヤツはどう見てもモクズガ二なのだが、俺は
「蒸し蟹だ!」
と声を発していた。ゆっくり慎重に護岸の上まで大きなモクズガ二を引き上げたが、俺がどうやって持ち帰ろうかとすけべ心丸出しで思いをめぐらした一瞬の隙をカニは見逃さなかった。自分で鈎を外し、サササっと護岸を走り、川に飛び込んだ。ハゼ以上の獲物を取り逃がした俺のテンションはだだ下がりとなった。

「お昼にしましょう。」
釣る気の失せた俺は二人に声を掛けた。ここ海老取川の近くには美味しい天ぷら屋さんやラーメン屋さんがあるのだ。三人で何を食べようかと相談していると、不破氏が
「祝日で店はやってるんですかね?」
と疑問を投げかけてきた。俺もむむっと不安になり、スマホで確認することにした。不破氏の指摘は当たっていた。天ぷら屋さんもラーメン屋さんもやっていない。しかし、俺たちは竿もたたみ、お昼食べたいモード全開なのだ。結局俺たちはこれで海老取川を後にし、不破氏の車でラーメン屋さんをさがすことにしたのだった。

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釣り本収集の一日

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 弟と釣りに行く約束をしたが、当日は雨だった。俺は天候に関係なく、釣りに出かけるが、弟は行かない。かと言って、俺も一人で行く気にもなれなかったので、この日は釣具屋さんと本屋さんを廻ってみることにした。

 まずは土曜日しかやっていない自称”日本一休みの多い釣道具屋”『関釣具店』さんに向かった。しかし、お店に向かう途中で一抹の不安を覚えた俺は関さんにTELを入れてみた。不安は的中し、留守電だ。
「お電話ありがとうございます、関釣具店です。14日土曜日の営業はハゼ釣行のため、雨天なら、通常営業、雨天でない場合は14時30分からの変則営業となります。なお、21日は仙台ハゼ釣行のため臨時休業となります。」
おいおい!?(笑)やっぱり。今は小雨が降ったり、止んだりだが、あの大将のことだ。今日は14時30分からだな。

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 俺はまず神保町に向かった。神保町にある『鳥海書房』さんは釣り関係、魚関係などの自然科学的な古書の専門店だ。(古書センターとさくら通りの二店舗)俺はここの本屋さんにおもしろい本はないかとたまに行ってみる。

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 いい本はたくさんあるのだが、さすがに万単位の値段が付くものはなかなか買えないので、お小遣いで買える範囲でタナゴ釣りの資料になりそうな本を二冊買った。本をさらにぶらぶら見ているとお昼近くになったので、この近くでランチを食べることにした。神保町といえば、カレーだ俺はとあるカレー屋さんに向かい歩き出した。

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 俺は神保町の路地裏にあるライスカレー「まんてん」さんに行ってみた。そう、カレーライスではなく、ライスカレーなのがミソだ。今となったは全くレトロになってしまったお店の外観もいい味出している。ここは僕の子供の頃からある老舗だ。相変わらずの人気で、お店の前には列が出来ている。

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 しばらく並んで、カウンターに通された俺は『カツカレー』をオーダーした。目の前でカツを揚げてくれる。俺の前に熱々のカツカレーが出された。ちゃんとカツの上にもカレーを掛けてくれるのがうれしい。値段が高くて、すごく美味しいものを出すお店は当たり前だ。ここのカレーは普通に美味しい。『まんてん』さんではカツカレーは¥650。安く普通に美味しいお店の方が偉いのだ。

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 カツカレーを食べた後はまた、しばらくは本を物色していたが、14時を過ぎたので、『関釣具店』さんに向かうことにした。丸の内線、茗荷谷駅を降り、湯立坂を下りて、関釣具店さんに着いた。ウィンドーはハロウィンでディスプレーされている。

 ハゼ釣り帰りの大将とハゼ釣りの話やら、タナゴの仕掛けの話をしていると
、釣り本の話にもなった。今日、鳥海さんで見た釣りの本のことを話していると、大将が
「ちょっと前に、福岡市博物館で『釣道楽の世界』という展示があったのを知っていますか?」
と聞いてきた。
「あぁ、あれ、おもしろかったらしいですね。」
「あの展覧会図録を取り寄せてあるんですよ。」

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 この図録(本)の内容が素晴らしかった。釣り方や釣り道具の紹介をしている書籍はすでにたくさんある。しかし、この本の趣旨は釣りを文化とした視点で捉え、歴史、道具、絵、写真、文学、はては漫画(釣りキチ三平)までを総合的に紹介している。

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「これはすばらしい内容ですね。僕も取り寄せようかな?」
と言うと、
「あっ、数部は販売用に取り寄せてありますよ。」
と大将が即座に答えた。俺はもちろん、この本を購入した。取り寄せてこれを売ったところでなにも儲からないのに、いいと思うものを紹介し、しかも販売してくる『関釣具店』さんは素晴らしい釣道具屋さんなのだ。

 この日は結局、関釣具店さんでも本を購入してしまい、釣り本収集の日となった。俺は帰り道、とある居酒屋のカウンターに座り、さっそく『釣道楽の世界』をめくりながら、酒を飲んだ。釣りは釣りに行けない日でも十分に楽しめるのだ。

大塚 関釣具店
 
〒122-0011 東京都文京区千石2-1-2

℡ 03-3941-9622
 
営業日/土曜日のみ
営業時間/ AM10:00~PM6:00
*最寄駅/東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅 
徒歩10分くらい?


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霞ヶ浦でヤリタナゴ脈釣り

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 俺はここのところ、出張が多く、移動中に本を読むことが多かった。そして、前に話題となっていた『永遠の0』を今更ながら、読んでみた。『永遠の0』は人を愛することとは、最後の最後まで生き抜くとはどういうことなのかを描いた素晴らしい小説であった。そして、『永遠の0』は俺に『レイテ沖』を思い出させた。『レイテ沖』とは俺が勝手に名付け、春によく行った霞ヶ浦近くのヤリタナゴ釣場だ。『永遠の0』は俺を再び『レイテ沖』へと誘うこととなった。

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 俺はレイテ沖の戦友である不破の竿造氏に声を掛けた。不破氏の車で霞ヶ浦へ向かう。この日は台風が関東地方に迫っていた。午後は雨と風が出始める予報となっていた。勝負できる時間は短い。俺たちはレイテ沖に直行することにした。

 到着したレイテ沖はボサに覆われていた。不破氏は竿が出せるところを探し、少し離れたところで釣り始めていたが、俺はこの小川の深みがある場所を知っていた。深み周辺のボサをどけ、竿が出せるように聖地することから始めた。

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 ボサを開いた場所に脈釣りの仕掛けを入れてみた。俺が覚えていたポイントはやはり今も周りよりも深くなっていた。鈎にエサをつけ、再び、ポイントに投入した。


 目印はすぐに横に動きを見せた。竿を立てる手に魚信が伝わる。水面を割り、タナゴが現れた。少しヒレに赤みが残るヤリタナゴの♂だった。

 ここレイテ沖は小川がボサの中を緩やかに流れている。脈釣りにはこれ以上ない釣場といえる。ヤリタナゴは次々と釣れてくる。

 開始早々から次々にヤリタナゴを釣り上げる俺に不破氏も気が付いたようだ。不破氏がこちらにきた。
「ずいぶん釣ってますね。」
「そうですよ、まずは釣りよりもポイント開拓の方が重要なんですよね。」
俺が開拓したポイントを不破氏に譲った。不破氏も脈釣りをはじめ、次々にヤリタナゴを釣り上げている。レイテ沖は、これぞタナゴ釣りという風景の中でのんびりとタナゴ釣りを楽しめ、しかも釣れる!という最高の釣場なのだ。

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 しかし、俺も不破氏もわりと飽きっぽい性格なのだ。しばらくヤリタナゴを釣っていたが、そろそろ満腹になってきた。しかし、まだ、雨は降り出していない。そこで、レイテ沖を離れ、霞ヶ浦のドックの様子見に行くことにした。

 霞ヶ浦ではここのところの雨で増水したらしく、護岸の上まで水が来ていた。冬になると釣りにくるお気に入りのドックは水が上がり、釣ることが出来なかった。そこで、大き目のドックに行ってみると、そこでは何とか釣りが出来そうだった。ドックの端に座り、釣り糸と垂れてみた。アタリは少ないが、バラタナゴとヤリタナゴが釣れた。天候が安定すれば、ドックでの釣りもこれから良さそうだ。

 雨が降ってきた。台風が来る。今日の釣りはこれでおしまいだ。今日は偵察だけで終わったが、これからの時期はタナゴ釣りの王道、ドックの釣りを楽しみたい。

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夏のタナゴ釣り カネヒラ探索(その五:またもや霞ヶ浦編)

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 俺のカネヒラ探索は俺の仲間内のカネヒラハートに火をつけてしまった。そして、CAROキチくん、不破氏とカネヒラ探索に出かけたが、さらに探索希望者が俺にLINEを入れてきた。釣りバカJr.西田浩行だ。西田はかつて、神奈川に住みながらも、週末は岡山にタナゴ釣りで通うようなディープなジャンキーであったが、昨年、結婚し、ずいぶんと更生してきたはずであった。しかし、俺のカネヒラ探索記を見て、先日もちょっと一緒に釣りをしたとこら、彼のカネヒラハートは再び燃え上がってしまったらしい。俺は彼の車で霞ヶ浦へ向かうことにした。

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 俺は迷わず、先週、CAROキチくんと来たポイントに西田を案内した。先週、ここでいい思いをしたからではない。忘れ物をしたからだ。(笑)俺の仕掛けケースは8個の仕掛け巻きを仕舞えるが、うち一つを仕掛けごと、このポイントに忘れてきた疑惑が濃厚であった。西田がポイント近くに車を停めると、俺は飛び出すように車を降り、先週、釣っていたあたりに走っていった。あったよ!俺はすぐに仕掛け巻きを発見した。今日、なぜ、俺が素直に西田の釣行欲に付き合ったかと言えば、実はこの仕掛けを回収することが目的だったのだ。釣場に着くなり、目的を達成した俺は、はっきり言って、あとはどうでもよくなった。(笑)

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 それでも、ここまで連れてきてもらったこともあるし、一番いいポイントに西田を入れ、俺たちは少し離れて釣り始めた。

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 俺の極小脈釣り仕掛けは小さなヤリタナゴの魚信を確実に伝えてくる、俺はいい調子で小さなヤリタナゴを釣り続けていた。しばらく釣り続けていると、人の気配を感じた。西田が俺の後ろに立っていた。
「ヤリしか釣れないんで、つまんないですね。」
と言い出した。俺は人の上下関係が嫌いなタイプだ。よって、弟子を取ることはない。しかし、西田は俺のことを勝手に「師匠」と呼んでいる。俺は自分では認めてはいないが、師匠らしいことをひとつ教えてやろうと思った。

 「天はタナゴの上にタナゴを造らず、タナゴの下にタナゴを造らず。一匹のヤリタナゴを笑う者は、一匹のヤリタナゴに泣くのだ。毎週、岡山まで行って、ぼーずを食らっていた、あの頃のお前を思い出すのだ。」
俺はタナゴ釣師であると同時にタナゴ思想家でもあるのだ。格言めいたことを言って、西田の慢心を諭した。西田は涙を目に浮かべ、無言で頷いていた。

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 そうは言っても、西田の言うことにも一理あると思った俺は(実は俺も飽きていたのだ:笑)お昼を食べてから、当初の目的であったはずのカネヒラ探索を始めることにした。先週、CAROちゃんと廻ったカネヒラポイントにまずは行ってみることにした。しかし、カネヒラ探索は甘くないのだ。やはり、どこへ行ってもカネヒラはお留守のようだった。

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 そこで、新規でこころあたりのポイントへ行ってみることにした。到着した小川をのぞくと底の方でタナゴのような魚のヒラ打ちが見える。ここで釣れると確信した俺は流れの中のヒラ打ちが見えたあたりに、脈釣り仕掛けにミミズを通し刺しし、静かに振り込んでみた。一発でアタリが出た。釣れたのはまたもやヤリタナゴだった。しかし、幸先は決して悪くはない。俺たちはこのポイントで少しねばってみることにした。

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 小川の上に草がかぶさっているところがあった。その草の隙間から下を見ると、こちらでも底の方にヒラ打ちが見える。しかもデカい!俺は脈釣りの仕掛けを草の隙間に振り込んだ。仕掛けを一か所に止めていると、目印が横に動いた。アタリだ。合わせを入れると、草の間からカネヒラが飛び出してきた。あまり色が出ていないが、♂だ。しかし、さらにヒラ打ちは続いている。俺は同じように仕掛けを送り込み、また一匹、また一匹とカネヒラを釣り上げた。

 何匹かカネヒラを釣ったところで、西田を見に行った。西田はタモロコのみで、カネヒラは釣れていないとのことだった。西田が黄身練りを使っているようだったので、
「カネヒラ狙いだったら、ミミズを使うほうがいいぜ。」
と声を掛けた。
「実はミミズが触れないんです。」
西田はとんでもないことを言いだした。俺はタナゴ釣師であると同時にタナゴ思想家でもあるのだ。格言めいたことを言って、西田を再び諭した。
「エビでタイを釣る。カネヒラはミミズで釣る。カネヒラの釣りエサとは99%のミミズと1%の黄身練りである。」
西田がカネヒラを釣るにはまずミミズ特訓から始めなければならないことが判明したのであった。

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霞ヶ浦 ドックでヤリ、小川でヤリ、本湖でもヤリ。(前編)

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 なんと、先週のブログの記事を自分の不注意で削除してしまった!(特にコメントを頂いていた方々、申し訳ありません。)そこで、同じようなネタをアップするために、この祝日に、俺は再びレイテ沖(⇐俺が勝手にそう呼んでいるタナゴポイント)へ出撃を決めた。

 不破の竿造氏にも声を掛けてみると、すぐに「行く!」との答え。レイテ沖があれば、ボウズの危険性は低いのだ。俺たちはフワフワカーに乗り、一路、霞ヶ浦へと向かった。

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 先週は台風の影響で水位が上がり、ドック(舟溜)の中に入れなかった。レイテ沖に向かう前にドックをのぞいてみると、水位が下がり、釣りになりそうだ。先客も数人いる。ドックのタナゴ釣りは晩秋~冬に掛けての歳時記と云える。俺たちはまずここで釣りをしてみることにした。

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 俺は昔からドックで釣りをする時、スロープとその横につないである船の間を釣ることが多い。ここで合切箱を下ろし、八尺の竿を出した。浮子下を1.5mほど取り、底を狙ってみる。アタリはすぐに出た。クチボソだ。クチボソがこの深さで釣れるということは魚は深場に集まっていると考えていいだろう。

 アタリはどんどん出る。俺はクチボソとブルーギルを釣り続けた。浮子を持っていくようなアタリに合わせると、オオタナゴが釣れた。それから、クチボソに混じり、オオタナゴが釣れ始めた。このドックでオオタナゴをこれほど釣ったのは初めてだ。オオタナゴも霞ヶ浦の北部まで生息域を拡げてきたようだ。

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 そして、狙いのヤリタナゴも釣れた。♂だ。しかし、尾ひれが欠けている。ケースに入れて撮るにはちょっとカメラ映えが悪い。まあ、これくらい簡単に釣れるのだから、この後釣れるだろうと、このヤリタナゴはすぐにリリースした。しかし、俺の見通しは甘かった。この後はクチボソとオオタナゴのオンパレードだった。

「ぜんぜん、釣れません!」
不破氏が不満げな顔でこちらに来た。ここで「すぐに帰りたい!」と駄々っ子のように騒ぎ出されても困るので、このオオタナゴポイントは不破氏に譲ることにした。まあ、オオタナゴでも釣れれば、喜んでくれるだろう。(笑)

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 ドックの中を少し歩き廻ってみた。船をつなぐ支柱にヒラ打ちが見えたので、そこで釣り糸を垂らしてみると、バラタナゴが釣れた。ひさしぶりにバラタナゴを釣るのも楽しそうだと思い、今度はここに合切箱を下ろした。

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 四尺の竿にシモリ浮子仕掛けで1m弱の深さを狙った。クチボソ交じりだが、次々にバラタナゴが釣れてくる。晩秋のドックでこういう釣りもまたスタンダードだ。自分のペースでタナゴをのんびりと釣るのも楽しい。

 しばらくバラタナゴを釣っていると、細長いタナゴが釣れた。ヤリタナゴの幼魚だ。ドックでは深いところを狙うことが多いので、今まであまりこの大きさを釣ったことはなかったが、やっぱりいるんだなぁ。バラタナゴ10匹にヤリタナゴ1匹くらいのペースで一緒に釣れてくる。

 不破氏がこちらに歩いてくる。なにごとかと思っていると、俺の後ろに立ち、
「飽きた。」
と一言つぶやいた。これで「腹へった!」とか「帰りたい!」とか駄々っ子が始まるのと面倒なので、
「そろそろ、ラーメンでも行きますか?」
と尋ねた。特に答えはなかったが、不破氏はにんまりしている。俺たちはドックの釣りを切り上げ、ラーメン屋さんで少し早い昼食を取ることにした。

(長くなりそうになってきたので、後編に続く。)

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霞ヶ浦 ドックでヤリ、小川でヤリ、本湖でもヤリ。(後編)

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 とりあえず、冬の風物詩であるドックのタナゴ釣りを楽しんだ俺たちは¥380ラーメン屋で¥680のラーメンを食べた後、先週も釣りを楽しんだレイテ沖に向かった。

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 レイテ沖は先週よりも水量が多く、流れが強くなっていたが、先週切り開いたポイントは健在であったので、まずはそのポイントには不破氏に入ってもらった。間違えだらけのポイント選びで、「釣れない。釣れない。」と駄々っ子が始まり、レイテ沖を目の前にまたもや『謎の反転』をされても困るからだ。(笑)

動画は先々週のやつね。(消しちゃったから:笑)

 レイテ沖は俺たちを裏切らなかった。脈釣りを仕掛けを流れの中に入れると、次々にヤリタナゴが釣れてくる。もちろん、不破氏も満足げにタナゴ釣りを楽しんでいる。(⇐一番いいポイントに入れているんだから、当たり前なのだ。:笑)

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 俺はしばらく一か所で釣っていたが、ヤリタナゴもいいペースで釣れてくるので、やっぱり飽きがきた。小川に沿って歩き回り、新しいポイントをガサガサやっていた。しかし、めぼしいポイントが見つからなかったので、不破氏のところへ戻ろうと、来た道を引き返し始めた。そして、ここで驚愕の事実に俺は気が付いた。胸ポケットに入れておいたはずのスマホがない。

 しかし、このブログを長く読んでくれている方は俺が『ものをなくす天才』であると同時に、『ものさがしの天才』であることもご存じだと思う。砂浜で落とした家の鍵を見つけ出したり、海の中で落とした車のキーを探し出したり、スマホを落としたことは数知れないが、すべて、再び俺の自力で探し当てた。俺はパニック状態になりそうな気持を抑え、『俺はさがしものの天才だ!』だと自分に言い聞かせながら、俺が歩いた道を再び引き返し、スマホを探し始めた。

 しかし、ボサが深く、この中にスマホが落ちたら、お手上げだと、またもや弱気になり始めた。これじゃ、今夜、MY LOVERと会話が楽しめないかも知れない。(⇐?:笑)

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 俺は今一度、冷静になった。そして、不破氏のところに戻り、電話を掛けてもらい、スマホを鳴らしてもらうことにした。不破氏がTELを鳴らしながら、二人で歩き回る。しばらく歩くと、どこかでブーン・ブーンと振動音が聞こえてきた。俺のスマホは近くにある。音の方向をたどり、さらに場所を絞る。音はなんと川の中から聞こえてくる。(笑)俺は川の中に手を入れ、振動音の元を探した。そして、川底の泥の中から俺のスマホを探し当てた。ギャラクシー5Sアクティブ、こいつは何度、水に落としても全く平気なタフな奴だった。

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 俺はさがしもので神経をすり減らし、疲れてしまったのし、もう十分にタナゴも釣ったので、もう帰ろうということになった。不破氏の車で湖岸を走っていると、とある流入河川の河口を通り掛かった。流入河川の河口では秋に大釣りすることもある。なんだかこの場所が気になった俺は不破氏にちょっと竿を出してみようと提案し、車を止めてもらった。

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  俺が思った通り、入れ食いだった。ただし、すべてはオオタナゴだった。オオタナゴは好きなタナゴではないが、たまにはこういう大味のタナゴ釣りも面白い。かなりの数のオオタナゴを釣り続けた。同じ動作で釣り続けていると、やはり、それまでと同じように合わせたアタリで水中に見えた魚のひれは少し赤み掛かって見えた。ヤリタナゴの♂だった。やはり、まだドックに入らないタナゴもいるようだった。

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 ヤリタナゴ♂がまた釣れないかと、その後もしばらくオオタナゴを釣り続けていた。すると、いつの間にか、あたりは薄暗くなった。夕日がきれいだった。
「今日は充実した一日になりましたね。」
不破氏が言った。こんな時間まで一日タナゴ釣りをしていたのはひさしぶりだった。晩秋から初冬にかけてもタナゴ釣りには楽しい季節だ。近々、霞ケ浦にまた来ることになりそうだ。

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霞ヶ浦で冬のタナゴ釣り探索

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 目が覚めた。5時38分だった。俺は目覚めはいい方だ。そして、起きた途端、なんだか違和感を感じ、そして、次の瞬間には事態を把握した。
『すみません、ねぼうしました。すぐ出ます。』
俺は不破の竿造氏にすぐにラインした。不破氏と釣りの約束をし、5時30分には不破氏は家の前まで迎えに来てくれているはずだった。前夜、幸いにも釣りの準備をしてあったので、5時50分には家を出れた。不破氏にはもちろん、平謝りした。今までこんなことはほとんどなかったのに、不破氏には寝坊を数回食らわせてしまっている。


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 この日はレイテ沖ポイントもさすがに飽きてきたので、まずは毎年、冬に行く釣場でバラタナゴの数釣りを楽しむことにした。

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 毎年来るこの釣場も俺たちを裏切らなかった。はじめこそ、アタリも散発的であったが、タナゴが集まり始め、いいペースで釣れてくる。ひさしぶりのバラタナゴ釣りを楽しんだ。

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 タナの上の方ではチビ、下の方では5~6センチのバラタナゴが釣れる。俺たちが狙うのはもちろん大バラだ。しかし、いくら釣っても6センチがいいところで、それ以上のサイズアップができない。

 そして、俺たち6月5日生まれの性分が顔を出す時がきた。
「飽きた!」
「味噌ラーメン食べたい。」
俺たちは味噌ラー・・・、いや、新たなタナゴを釣るために場所を移動することにした。

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 空腹時にタナゴと味噌ラーメンの重みを比べれば、俺たちにとってはもちろん、味噌ラーメンの方が数倍重かった。俺たちは味噌ラーメン屋さんに向かい、食べた後、その方面の釣場で釣ることにした。とにかくまずは味噌ラーメンなのだ。(⇐釣り人の間では有名店)

 ひさしぶりの味噌ラーメンの後、俺たちはこれも久しぶりのポイントに行ってみた。水が澄んでいるが、タナゴは見えない。なんだか釣れる気はしない。それはここに来た理由が味噌ラーメンなのだから、しょうがないことであろう。

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 そうとは言え、俺は持っている(?)というか、知っている男なのだ。脈釣り仕掛けでヤリタナゴの居場所を直撃し、数匹のヤリタナゴを釣り上げた。その後は思った通り、アタリはなくなった。俺たちは早々に移動することにした。

 フワフワカーで湖岸を走る。俺は次にどこの釣場で釣ろうかと思いを巡らせていた。俺たちは水門の前にいた。水門の前は深みになっている。そこに仕掛けを下すとすぐアタリが出た。バラタナゴだ。さらに仕掛けをおろせば、ヤリタナゴが釣れた。ここは!?

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「どこで曲がるんですか!?」
不破氏の声で俺は我に帰った!というか、起きた。(笑) 俺はこの日、寝坊どころか、車の中では居眠りまでしていた。う~む、不破氏にあまりに申し訳ない。しかし、俺はただでは転ばない男なのだ。さっきの転寝の夢はタナゴ神のお告げだとばかりに、ある水門へと向かったのであった。

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 しばらくぶりに来た水門だ。そして、やはり誰もここには入っていないのか、水門までのコンクリートの階段は草に埋もれていた。俺たちは草をかき分け、水門にたどり着いた。

 俺は水門の深みに仕掛けを送りこんだ。アタリはすぐに出た。正夢だ。(笑)一発目は夢とは違い、ヤリタナゴだった。その後はクチボソが釣れ続いた。クチボソの合間にヤリタナゴとバラタナゴが釣れてくる。たしかにクチボソは多いようだが、タナゴのストック量もピカ一のポイントと思われた。

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 夢中でクチボソを釣るうちに(笑)、あたりはオレンジ色になってきた。このところ、霞ヶ浦周辺では充実したタナゴ釣りの一日を送ることができている。これからの時期、ドック、水門、ホソで冬のタナゴ釣りが本格的に楽しめるだろう。

 俺たちは不破氏の車に乗り込み、帰路についた。そして、俺はいつの間にやら意識不明に陥り、再び、つかの間の安眠を貪っていたのだった。(笑)


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霞ケ浦のドックでのんびりタナゴ釣り

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 俺は無呼吸症候群で一週間の入院を余儀なくされた。どうやら、最近の俺の寝坊グセはこの無呼吸症候群が原因だったらしい。しかし、病院でも不破の竿造氏とやり取りし、週末の釣りを約束した。

 スマホが鳴った。
「おきてくださ~い!!」
不破氏からのTELだった。今回、俺はすぐに事態が飲み込めた。時間は5時50分。不破氏との待ち合わせは5時30分。俺の寝坊グセの原因はどうやら、無呼吸症候群ではなかったらしい。俺は今までほとんど寝坊などしなかった男だ。自分のこの寝坊グセがかなり深刻なものだということを理解した。なにか病気か?それとも前夜の酒のせいなのか?(笑)不破氏も怒りを通りこし、どちらかというと、心配そうに俺の謝罪を受け入れていた。ともかく、俺たちは霞ケ浦へと急ぐことにした。そして、とあるドックでタナゴ釣りを始めた。

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 俺はこのブログを2010年から始めた。このブログを中心にいろいろな方とコメントを通じて、お付き合いして頂いているが、機会があれば、是非、一緒にタナゴ釣りをしましょうとお話ししていた方もいる。この日は中でも付き合いの長いなべざるくんとトラ吉さんとご一緒するお約束をした。

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 俺たちは底を探ってみることにした。
「あっ、ヤリですね。」
赤虫で釣っていた不破氏がいきなりヤリタナゴを釣り上げた。
「あれ?またヤリだ。」
不破氏が好調にヤリタナゴを釣り上げている。同じように底を探ってみるが、俺に釣れるのはなぜかクチボソだ。しかし、俺はいつものように黄身練りで底を探り続けた。すると、明確なアタリがあり、合わせると明確な魚信が深いところから伝わってきた。しかもヒレが赤く見える。ヤリタナゴ♂だ。

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 俺たちが仲良くヤリタナゴを釣っていると、メガネをかけたジェントルマンが近づいてきた。
「こんにちは。トラ吉です。」
長くブログでやり取りをしていたトラ吉さんだった。俺たちは挨拶をし、また仲良く三人で釣り始めた。
「冬のドックの釣りはあんまりやったことないんですよ。この近くはよくくるんですけどね。」
なるほど、ドックの釣りはタナゴ釣りの王道で、釣り歳時記でも冬の釣りとされるが、タナゴが少なくなった今、なかなか難しい釣りになった。しかしながら、やはり冬になると、その風情を楽しみたくなる。また、このドックでは上のタナを釣れば、バラタナゴ、底を釣れば、ヤリタナゴが楽しめる。まだまだ冬のタナゴ釣りも釣場を選べば楽しめる。

 ドックの上の道にまたもや車が止まった。降りてきた人を見た途端、俺は言った。
「あれ、なべざるくんじゃない?」
なべざるくんはあきらかに『なべざる』という顔をしていた。(笑)

 四人で並んで、いろいろと話しながら、タナゴ釣りを楽しむ。タナゴは釣れ過ぎず、釣れなさ過ぎず、ちょうどいいペースで釣れてくる。会話は完全になべざるくんのペースだった。つくばのキャバクラの話、ダイビングの話、
「なべざるくんって、ダイビングスクールのパーティーで、女の子とうまくいきそうになったんじゃなかったっけ?」
俺はなべざるくんに聞いてみた。しかし、あれ?なんでそんなこと知ってんだ?と自分で不思議に思ったが、そういえば、ブログのコメントでやり取りした内容だった。とても初対面とは思えない四人だった。

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 俺たち四人はほとんどなべざるくんのペースではあったが、タナゴ釣りと会話を十分に楽しんだ。これが冬のドックのタナゴ釣りの醍醐味といえるだろう。
「今、何時だと思います?」
とふいに不破氏が聞いてきた。
「14時くらいですか?」
「いえ、15時過ぎですよ。」
10時に四人が集合してから、5時間が経っていた。6月5日生まれの俺と不破氏は飽きっぽい性格をしているため、今までひとところで5時間も釣ったことはなかった。それくらい釣りと会話が楽しかった。それでもまだ話し足りない俺は三人に遅い昼食を提案した。
「ばんどう太郎なら、食事もお茶もできるでしょう?」
俺の提案でそれぞれの車に乗り込み、和風レストラン(?)『ばんどう太郎』で再び落ち合うことにした。

 不破氏、トラ吉さん、俺はばんどう太郎の入り口でなべざるくんを待った。しかし、地元民のなべざるくんは現れない。おかしいと思い出した俺たちはなべざるくんに連絡してみた。
「まちがえて、『虎徹』に来てしまいました。」
俺があれほど『ばんどう太郎』といったはずなのに、さすがはなべざるくんだった。そして、やっと集合できた俺たちはなべざるくんが茨城県民のソウルフードだというばんどう太郎の味噌煮込みうどんを食べることにした。しかし、なべざるくん本人は違うものを頼んでいるのも、やはりさすがなのだ。(笑)そして、再びなべざるトークが始まり、パチスロ、フィギュアの話をコーヒーを飲みながら、聞き入る俺たち三人なのであった。

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赤招き猫万歳ウキ

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 いつもの公園の池に行ってみた。やはり、いつもの面々もご健在だった。浮子の鬼才なべさんが話かけてきた。
「無呼吸症候群で入院してたんだって?」
「えぇ、寝坊がひどくなって・・・。」(笑)
「それじゃ、これ。」
「えっ、いいんすか!?」
なべさんは小さなびんに赤い招き猫が入ったストラップをくれた。
「赤い招き猫を持っていると、無病息災にいいらしいんだよ。」
これで俺もへんについてしまった寝坊ぐせが治ることだろう。(?・笑)


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高滝湖でワカサギ釣り

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 霞ケ浦でタナゴ釣りをしていると、湖岸ではワカサギ釣りをしている人が多い。俺もそういう風景を見ていたら、ワカサギ釣りがしたくなってきた。しかし、俺の場合は霞ケ浦のワカサギ釣りであまりいい思いをしたことがないので、高滝湖にいくことにした。

 いつものように不破氏を誘ってみた。
「行くのはいいけど、起きられるのか?」
こういう言われるのは当たり前だ。俺はここ最近、すっかり腑抜けとなり、寝坊で不破氏に迷惑を掛け続けている。とりあえずは一緒に行ってくれることになったので、とにかく品行方正にその週を過ごすことにした。金曜日になると、不破氏から
「酒は飲むな。」「早く寝ろ。」「もう寝たか。」と矢継ぎ早にLINEが入ってきた。(笑)そのおかげもあり、その日は3時に出発することができた。

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 高滝湖には5時ちょっと過ぎに到着した。高滝湖のワカサギ釣りの人気は相変わらずで、まだ真っ暗な管理事務所の前には20個ほどのクーラーがすでに並んでいた。俺たちもクーラーを置き、一度車に戻った。

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 あたりが明るくなり、6時過ぎに車を出た。本来は6時半からだが、受付は少し早く始まった。多くの人はボートを選ぶが俺たちは釣りドームを選んだ。理由はおなかが弱いからだ。(笑)俺たちはさっそく、ドームになだれ込み、我先にドームの先っちょに陣取った。

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 ワカサギは朝イチに釣れることが多い。俺たちは先を争うように仕掛けを投入したが、争うほどもなく、ワカサギは釣れ始めた。俺たちが適当なペースでワカサギを釣っていると、ドームの中にも人が次々に入ってきた。8時頃にはドームの中も人でいっぱいになった。

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 ドームがいっぱいになり、日が高く上ると、ワカサギのあたりは散発的になった。俺はそれでも一生懸命に竿を上下させて、ワカサギに誘いを入れていたが、なかなか竿先を揺らすアタリはない。そして、いつものように、この状態に俺はあきてしまった。

 しかし、ここが釣りドームのいいところだ。飽きたら、ドームの外を散歩したり、コーヒーを飲みに行ったり、ぷらぷらできる。俺は外でちょっと遊んでから、お昼にカップラーメンを食べ、ドームに戻った。そして、釣り座を少し違う場所に移した。

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 少し離れた釣り座ではアタリが連発した。しかし、釣れてくるのはワカサギ以外の魚だった。クチボソ(モツゴ)、コウライモロコ(?)、ヤマベ(オイカワ)、そして、ブルーギルだ。アタリがないより面白いと思い、俺は外道を釣り続けた。小さなコウライモロコやヤマベは見ようによってはワカサギと似ている。ワカサギと間違えて持って帰り、食べている人もいるんだろうなぁ。(多分、クチボソも:笑)

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 「どこ行ってたの?ワカサギ釣れ続いてますよ。」
不破氏のとなりに戻ると、もとの場所ではワカサギが釣れ続いていたらしい。日も傾き始め、ワカサギの群れが回り始めたのか。なんたる不覚。俺もワカサギをまじめに釣り始めた。

 高滝湖のワカサギ釣りは16時をもって終了となる。俺は釣れたワカサギをジップロックに移し始めた。
「食べるんなら、これも持って帰る?」
不破氏が自分の釣ったワカサギをくれた。ありがたく頂戴することにした。しかし、俺は不破氏が意図的に混入したのであろう、小さなヤマベは見逃さず、ちゃんとリリースした。(笑)

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 TKK(高滝湖観光協同組合)では釣り上げたブルーギルを一匹10円で買い上げてくれるというおもしろいシステムがある。俺が途中で外道釣りに勤しんでいた理由はこれなのである。この日は6匹で60円。次のワカサギ釣りではコーヒー一本分くらいは稼ぎ出したいもんだ。(笑)


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