タナゴ竿切り組みセット(その三)
『たけ蔵』さんで手に入れたタナゴ竿の切り組みセットに「筋巻き」(四本の巻き)と「元巻き」(竿尻の巻き)を施し、次に胴漆を始めようと思っていた。 ところが、竿を継いでいじくっているうちに、穂持ち(穂先のいっこ下のとこね。)を折っちまった!(笑)これはかなり面倒なことになった。当然のことながら、俺の和竿作りはここでしばらく足踏み状態になった。...
View Article第59回 東京都伝統工芸品展
1月16日(土)、新宿高島屋さんで催されていた「第59回 東京都伝統工芸品展」に釣り友達3人と行ってきた。この伝統工芸品展では江戸時代より脈々と現東京に受け継がれる匠の技から作られる様々な工芸品を展示・即売するという東京都主催の催しである。今回は43もの工芸品が出品され、その各々のブースで職人さんによる実演も行われている。...
View Article申年浮子(星のおじ様 なべさんの作品)
「いがぐりくん、これ、お年賀。」「えっ、いいんすか!?」「星のおじさま」ことなべさんがいきなり仕掛けをくれた。「これ、なにか分かる?」「なにかのキャラクターでしたっけ?」俺はこれがまたもや子供を釣るための仕掛けで、ポケモンかなにかだと思ったが、「ちがうよ、サルだよ。申年浮子だよ。一発で分かってくれる人いないんだ。」なるほど。(笑)...
View Article雪だるま浮子(星のおじ様 なべさんの作品)
先日、東京でもちょっとした雪が降った。雪の日から何日かして、公園の池に行ってみると、星のおじ様ことなべさんが「気もちです」と書いてある袋を手渡してきた。「えっ?いいんすか!?」ここんとこ「いいんすか!?」の調子はうなぎ登りだ。(笑)「今度のは分かりやすいよ。」という言葉を聞いて、すぐに袋の中から仕掛けを出してみた。...
View Articleタナゴ竿切り組みセット(その四)
「たけ蔵」さんで作成中のタナゴ竿切り組みセットは折ってしまった穂持ちも出来上がったので、次の工程である「胴うるし」(塗り)に入ることにした。...
View Article千成瓢箪浮子(星のおじ様 なべさんの作品)
ご好評につき、浮子ネタをもう一度。これは一年前くらいになるが、俺が構想し、星のおじ様ことなべさんに作ってもらった仕掛けだ。 「いがぐりくんは鮒釣りをやらねぇから、モグリだな。」といつもOBJ90に言われている。釣りの基本はマブナ釣りとハゼ釣りなんだそうだ。 たしかにそういう感じも分からんではないので、マブナ釣りをやってみようかと思ったが、素直にOBJ90に教えを乞うのも癪だ。...
View Articleタナゴ竿切り組みセット(その五)
釣りにも行けないため、めずらしくタナゴ竿作りの工程をコツコツと進めていた。胴うるしを何回か掛けた後、竿を継いでみると、なんだかいつの間にやら、微妙に竿が曲がってきている。 そこで、その作りかけの竿を持って、和竿教室「たけ蔵」さんに伺うことにした。たけ蔵さんは土日しかやっていない。なんだかタナゴ関係はそういう店が多いような気がする。(?:笑)...
View Article雪見タナゴ釣り
しばらくタナゴ釣りがお休みになっていたので、やっぱりタナゴが釣りたくなってきた。そこで、アマーノ氏とKTF氏を誘って、久しぶりにタナゴ釣りに出かけることにした。...
View ArticleWAZA2016 (お知らせ)
2月18日(木)~2月23日(火)開催時間:午前10時~午後8時 *最終日は午後5時閉場東武百貨店 池袋店 8F催事場主催:一般財団法人...
View Articleタナゴ竿切り組みセット(その六)
週末はぽかぽかの陽気だったが、とにかく風が強かった。気温だけ見れば、釣りに行きたいもんだが、さすがにこの強風じゃ釣りにならないと思い、この日も「たけ蔵」さんで和竿作りすることにした。ここんとこ天気が悪いやら、寒いやらで、そもそも根気なしの俺の和竿作りはなかなかの進展を見せている。...
View Article『枯尾花』 矢口高雄
漫画家矢口高雄先生の作品は『釣りキチ三平』が最も有名だが、釣りをテーマにした短編漫画も数多く発表している。矢口先生の短編釣り漫画は時にご自身が登場したり、『釣りキチ三平』よりより真実に近い内容の漫画が多い。この短編を編集した『釣りバカたち』という短編集が出版されている。...
View ArticleWAZA2016(行ってきました。)
平日の会社帰りに東京池袋の東武百貨店で開催された「WAZA2016」に行ってきた。もちろん、主な目的は名和竿師たちが出品している神々しい和竿を拝みに行くことだ。(←簡単には買えません:笑)...
View Articleタナゴ竿切り組みセット(その七)
竿作りもそろそろ佳境に入り、糸巻き部分に紅溜めの漆を塗っては耐水ペーパーで研ぐ作業を繰り返してきた。この後、研ぎを続け、あとは納得いくまで胴漆を掛ければ、竿も完成ということになる。 しかし、この作業、単純な上に時間が掛るときている。そう、俺は元来、飽きっぽい性格をしているのだ。(笑)...
View Article竹ください!
なかなか一日休みが取れないので、釣りに行けない。そこでこの半日の休みも和竿教室『たけ蔵』さんに行ってみることにした。 『たけ蔵』さんでは海釣りの和竿を作る人が多いのだが、この日はタナゴ竿を作る人と一緒になった。彼は神奈川県からわざわざこの板橋区まで和竿作りを習いに来ているという熱心な人だった。同じタナゴ釣りをする者同士で楽しく会話しながらの作業となった。...
View Article春のタナゴ釣り開幕
3月に入り、徐々に春らしくなってきた。そろそろタナゴ釣りに行きたいと思っていると、タナゴストロングマシン1号、2号が声を掛けてくれた。俺たちは春タナゴを探索に出かけることにした。...
View Article極小タナゴ浮子仕掛け(アマーノ氏の作品)
先日のヤリタナゴ釣りに行った時のことだ。寒い中、俺はヤリタナゴ釣りを頑張っていたが、タナゴストロングマシン1号ととしぼーさん、そして、アマーノ氏は早々に釣りを切り上げ、車のところで集まって何か話していた。俺が三人のところに戻ると、マシン1号さんととしぼーさんがアマーノ氏に仕掛けを『いいんすか!?』しているところだった。もちろん、俺も「俺にもいいすか!?」と『便乗いいんすか!?』を決めてみた。(笑)...
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